2020年7月18日土曜日

書く時間があるなら読みたいけどやはり書く


●いやーライブできませんね

どっちかっていうと「絶対にかかりたくない!怖い!」ではなく、「万が一かかってしまったときに妥当な弁解が可能かどうか」という思考で行動している。
万が一かかった時期にライブをやっていたとする。ライブでかかったかどうかが問題なのではない。今の情勢で「ライブ」+「感染」(因果関係の有無など問題ではない)によって誰かを死なせてしまったとして、関係者に対して納得する説明ができるだろうか。逆に言うと、「まぁ最近じゃライブやっててもしょうがないよね」と納得してもらえる情勢になってきたらライブができると思う。つまり「絶対にかかりたくない!怖い!」というわけでもないのだ。ただ、HIVみたいなウイルスだとしたら怖いなーとは思う。あとは治療法が不明か。それはイヤか。知らんけど…


●煩雑の極み

最近翻訳の他にものすごく煩雑な仕事をやっている。これ、誰でもできひんで!!と思う。

人工知能が発達したおかげで誰でもできるような仕事は人工知能が片付けてくださり、頭をかかえながらやるような仕事だけが残ってゆく。こんなはずじゃなかったのでは? 
僕は「仕事ができない人」がいて当然だと思うし守られて欲しい。【仕事ができない人=生きる価値なし】みたいな時代が深まっていかないことを願っているだけで特に何もしていない僕。「仕事ができない人」がおることくらい知っとこうぜ。排除してどうすんねん。


●電子書籍について僕も考えた(変遷)

フェーズI:電子書籍?! 絶対に紙の方がええやん。貸したりもできひんのかよ~。
フェーズII:なんやこれ意外と便利やん! 家で買ってすぐ読めるし場所も取れへん。でもこれ消えたらパーか。紙と同じ金払ってるのになぁ。まぁ紙も燃えたら終わりか。
フェーズIII:本当に好きな本は紙で買って持っておくがいい。もし電子版で買った本がサービス終了などで消えたとしても、読みたいならばまた買えばいい。そんなにその作品が好きならばもう一度金を払えばいいじゃないか。日銭を稼いで食っている作家もいるのだから。

振り返ってみると、紙の本を買って貸し借りや売買をしていたら、制作側に入る利益って最初だけですもんね。恐ろしいな。音楽家だとCDを出してからライブで儲けるというのもあるが作家だとどうなるのだろう。音楽もサブスクで金回りが変わったんだろうな。ひたすら金がなかった学生時代は作家の生活の心配なんか微塵もしてなかった。


●キンドルアンリミテッド

8月下旬までお試し価格で読み放題です。こういうの、僕は追われて焦るのでもう8月で一旦抜けます。正規なら月額980円。うーむ常に読みたい本がある人なら得でしょうけど。【絶対読むからアンリミテッドに入る】はOKだが、【アンリミテッドに入ってるから読まなあかん】は違うな。でもアマゾンの思惑通り「アンリミテッドで出会って、リミテッドになっても有料で追いたいかも」っていう作品というのが出てくるもんですね。

30冊(ほとんど漫画)くらい読んだけど場所取らないとは本当に奇跡だ。ありがとう。

・精神科の本を何冊か
前々から一理あると思っているトンデモ医師の著作。それにちなんでまともそうなのを何冊か。精神疾患が増えている原因は多岐にわたるが、社会がやさしくなればちょっと減るのでは。「これができないとダメ」が多すぎなのでは。

・製薬業界の本を数冊
なんか電子書籍の世界ってアマチュア作家みたいな人がいるんですね。他人の目を通してないからこそ面白かったり面白くなかったり誤字脱字があったり。

・インディーズ漫画を適当に
漫画もアマチュアみたいなのがいっぱいありますね。そして気になった作家さんをツイッターで検索すると普通にいるので面白い。

・アニウッド大通り
なんかこの漫画は電子版で個人で出してたら人気が出てきたというパターンみたい。バンドみたいやん。物書きでもこのパターンができるならいいと思いませんか。もちろん一生アマチュアで終わるのも含めて、よいのではないか。
よく見ると腕や足が細いので僕の得意な絵ではないが、話が面白かった。記憶せずに読んでも話が進む。ただし映画ネタが多いので映画好きの人ならもっと楽しめるはず。場面の切り替えが映画的でちょっとついていけないとは思った。1-11巻まで。これは続きが気になる。

同作家の別の作品を読んでみたら、面白そうなんだが設定が多すぎてついていけなかった。いやむしろこんなに設定を考えられるのはすごい。羨ましい。

・ブラックジャックによろしく
まだ3巻やけど13巻まで全部読むど。医療系漫画は初めて読んだが、こんなに書いていいのかよってくらいのことが書かれている。ドラマにもなってるしな。やはり患者も無知ではいかんな。こちらも僕の得意な絵ではないが、この人は顔の筋肉を書くのがうまい。一人一人顔が違うし表情も生々しい。得意な絵ではないのに読んでみて話が面白いっていう経験は読み放題だからこそできたことである!

この作品にたどり着く前に同作家の「特攻の島」(戦争漫画)を途中まで読んで暗い気持ちになったので断念。話の進め方が面白いが、主人公が生還するパターンでないことに気付き始めて悲しくなってきたので、真ん中くらいで今はやめといた。の!つもりがやっぱり最後が気になって最終巻の最終ページからパラパラ見てほどんど真ん中でつながってしまった(ふつうに読めよ)。主人公が死なないと話にならんので仕方がないが、生きていてほしかったな。これが戦争だ。

・ファミ通
欠かさず毎週買ってた中学時代があった。今も変わらず投稿コーナーのギャグはぶっ飛んでいた。なんであれが世間に理解されないんだろうと考えてしまう僕はきっとこれからも世間に理解されないのだろう。まともな人間のふりをするのに慣れているが、それはサイコパスではなくて生活必需能力だ。

雑誌な~。すんごいいっぱい雑誌読めるみたいやけど、読み放題であったらパラッとみるけどなーくらいかな。たまに紙で買うから楽しいってのはある。または大好きな雑誌を決めて毎号買うか。


他にもちょこちょこチラ見中。
期間限定読み放題に追われるのはよくない! ずっとアンリミテッドにするかやめるかにしろ!というのが今の答えやわ!終わってほしいけど終わってほしくない。


2020年7月9日木曜日

しばらく諦めるのは肝心、しばらく諦めないのも肝心


またLikebookという電子書籍リーダーの話です。

なんかスペックのわりに画質がよくないなぁと思った。活字だと気にならないが漫画のページをKindle Paperwhiteと比べると歴然(わざわざ比較してしまうくらい気になる)。なんとなくぼんやりしている。Kindle端末の方がきめが細かく表現豊かに見える。まぁしょうがないか。KindleはKindle本に特化した端末である一方、Likebookはアンドロイド端末でアプリを通じてKindle本を表示させているにすぎないのだから。
アプリやOSのアップデートを待ってみよう。
と諦めかけたその時!

ふと、このざらざらした画面保護フィルムが画質を悪く見せているのでは?とひらめいたのだ。Likebookを買ったとき、親切にも保護フィルムが付属してきたのだが、それがアンチグレア(マット)仕様だった。光の跳ね返りを気にする人ならいいけど僕は気にしない。そういえばスマホの保護フィルムに関しても、アンチグレアのやつを買って「何この画面うざっ!」と思ったことがあったのに、自分の好みが光沢の方だとは認識していなかった。マット仕上げは指紋が目立たないこともあって上品に見えるから、雰囲気に騙されてしまっていたのかも。

そういったいきさつで光沢の保護フィルムを探してみると、1000円くらいでよさそうなのが見つかった。しかしながら、うーんほんまにフィルムのせいなのか?と、今貼ってあるマットフィルムをペラペラはがしたり戻したりして画面を見てみる。1000円なら試す価値ありと購入した。わけのわからんメーカーの保護フィルムだったがめちゃくちゃ綺麗に貼ることができた。うわー画面綺麗~。何なんあの付属品。たぶんアンチグレフィルムでもちゃんとしたやつなら画質を落とさないと思う。

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もう一つの仮説。「アプリを通してKindle本を見てるから画質がおかしい」
これもちょっといじくってみる価値がありそうだったので、アプリをよーく見てみた。

・アプリのバージョン情報が表示できない
・このKindleアプリはLikebookを買ったときからすでに入っていた

と?いうことは? 最新のアプリではない可能性がある。アプリの設定項目に「バージョンアップ」とか「更新」がない。「更新があるならお知らせが来るはず」という甘い考えは捨てて、面倒だが一度アンインストールしてからインストールしてみた。

すると、いや別人やんてくらい画面のレイアウトが変わった。機能も増えたし画面も心なしか綺麗になった。漫画の描出も、心なしかっていうかこれは綺麗になってるやろ。まじか。気付かん人多いやろ。

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よそ様のレビューでも拝読していたが、Likebookはクセがあるので「うまくカスタマイズしてやろう」と思えるオタク向けであると再認識した。

今読んでる本のこと書けんかったけどまぁええか!