2016年12月30日金曜日

ありがとうございました、2016年でした~


青春きっぷで大阪に向かっています。
節約の意味だけでなく、新幹線でぶっ飛ばしてよりはガタンゴトンと帰りたい気分だったので。
年末だからか、いつも空いている印象の強い静岡県も乗客が多いです(明らかに大荷物を持って移動中の人たち)。

一年は早いな~と一般的には言われるものですが
僕の2016年は2.5年分はあったように感じました。

年始のシャイニーズワンマン(エレキでサポート)、
春は東西で自主企画、
初夏のワンマン、
夏に転職ついでに札幌一人旅、
秋はピアノを弾きすぎて腱鞘炎のようになり、
冬はまた有意義なライブが続々。

今年はなんと言っても1月に出させてもらった高円寺リーフでの大所帯企画ライブがマイルストーン(日本語で何)となりました。

そのときの繋がりであとあとになってお誘いを頂くことが多かったし、
それまでのコミュニティとは少し違う世界の人たちとも繋がることができました。
「少し」が重要で、違いすぎると相乗効果が生まれないもんだと思います。

もちろんそれ以外にも
自分が動くというよりは人のつてで音楽活動が拡大し、
まさに連鎖反応だったと言って差し支えない。
むしろ意識してセーブしないといけないほどであり、
みなさんのおかげです。

2016年のライブを見返すとブッキング出演は前年に比してめっきり減って、
ほとんどが誰かのイベントでしかもいろんなハコでやってますね 。
僕としては理想的です。
これからもみなさんの期待を裏切らないように、
ゆるいながからもがんばっていきます。

自分がライブをやる機会も多くなりましたが、
もちろん見る機会も多かったです。
今年特に感じたのは、
「求められたいなら与えすぎないこと」です。

いくら美味しいものでも満腹以上に食わされると、
二度と食べたいと思わなくなることもある。

あ~また食べたいのにぁ~…でお預けするほうがいいんですよね。
これはお笑い的な考え方かもしれません。

そういうのもあり、自分のステージでは曲を詰め込まないようになってきました。
MCもセカセカしないし、そのほうが良さそう。

となるとしかしながら曲数が減りますね、これじゃ楽しみにしてくれている方に申し訳ない。

というわけで冗長な作曲はやめようと以前にもまして意識しています。
コンパクトで満足感を与える作曲はなかなか骨の折れるものではありますが。
ただ短けりゃいいとは思ってませんよ。

あとはオバタケン以外の活動として、
初夏ころから電気茶道部というユニットでマスコットキャラの手人形と声をやってます。
1~2ヶ月に一回。
あとは秋から山川タカシさん率いる火の玉ボーイというバンドでスタジオに入ったりしてます。こちらはドラムです。
年明けは山口土下座とバズーカフライデーズでエレキギターを弾きます。

こういうのをさせてもらうとやはり自分は裏方の方が好きだなぁと感じますね…
どれも、ソロの活動や仕事に支障がないようにやらせてもやってます。


2016年が2.5年分もあったもうひとつの要因は転職です。
まったくの同業他社なので、やることは9割同じで、ただ勝手が違うだけ。
これが逆にやっかいで、「やって当然」「やらなくて当然」の見当がつかないんですね。

仕事としては環境・待遇の両面で劇的に改善しました。
それでも転職したら3ヶ月は新人でありマイルドな生き地獄です、どこでも。
もう慣れてきましたのでいい感じですよ。

翻訳者でフリーになることも考えてましたが、
この種類の翻訳なら雇われているほうが遥かにメリットが多いように思います。

平日のライブは入れにくくなり、
ブッキングにはほとんど出なくなり、
まぁそれでいいのでしょう。

来年は本年にも増して、意味のあるライブをやっていきたいです。
僕はもともと、歌が好き!歌いたい!見られたい!てのがなく、
有名になりたくもないので
ライブの本数を増やす理由がありません。

でもオーディエンスに何かを与えられるようなライブならばしっかりやっていきたいのです。
肩揉みに匹敵する程度の何か。

伝えたいメッセージなどはありませんが、
自分の存在が音楽ファンの娯楽となればいいなと思ってます。

自然とそう思えたのはたぶん今年から。

関わってくださるみなさん全員と握手がしたいですが無理です、サンキュー!

それではまた来年。
よいお年を。

ドラムを鳴らす


チラッとどこかで言いました通り、
12月初旬に高円寺リーフで山川タカシバンド(火の玉ボーイ)でドラムをやりました。

ドラマーさんがいるらしいのですが欠席で代打として参加してます。
3人で出演予定でしたがなんとベーシストさんがギックリ腰となり、
ホワイトストライプス形式での出演となりました。
(ギターボーカルとドラム)

そのうえ、エレキギターが何故だか鳴らずに
アコギを借りるというドタバタ劇でした。

とはいっても曲はちゃんとできたと思いますよ~。

そもそも僕がドラムを叩くのか疑問な方が多いでしょう。
ドラマーの人から見ると全っ然叩けません、
非ドラマーの人から見るとちょっと叩けます。

なぜドラムなのか、簡単に説明しますと、
中学の頃にバンドスコアを「音楽ツクール」というスーファミのソフトに全て打ち込んで遊んでたら
ドラム譜が読めるようになり、
高校、大学のドラマー不足に役立てられることとなりました。
知識のほとんどは教則本の立ち読みです。

大学以来はほとんど叩いてませんでした。

不思議なことに、この録音を聴くと昔よりうまいです。
アコギを弾き始めたからか年を取ったからか、
昔よりは雰囲気で叩けるようになってるし変なハシり方もしていない。昔よりはね。
ミスもいっぱいありますよ~。

フィルは決めてないのと練習不足でちょっとアレなんですが…

ドラムは叩けば音は出るが、ちゃんと鳴らすにはそれなりの叩き方をしないと。
と、あるライブハウスの人が大学時代のバンドのドラマーに教えてたのがずっと残っている。
ほかの一部の楽器もそうだろうな。

ほとんどドラムの話しかしませんでしたが、
この音源を聴くと、やはり山川さんの声はバンド向きやな~と思います。
フルバンドでリベンジしたいです。
あまり頻繁にはできないんですけどね…
ドラマーさんが来られるときは僕はエレキギターを弾きます。

シャンプー 20161212高円寺Reef by 山川タカシ(火の玉ボーイ
https://soundcloud.com/abura/20161212reef

フラフラの恋人 20161212 高円寺Reef by 山川タカシ(火の玉ボーイ)
https://soundcloud.com/abura/20161212-reef

2016年12月25日日曜日

ひよりでライブ!


みゅーおおやまの小料理屋「ひより」でちょこっと昭和カバーナイトでした。

いや~自分がどれだけ音楽を聴いてこなかったか
よくわかりました。
昭和の名曲が何なのか確信が持てず、
選曲したものの、これはほんまに有名なのか?
という気持ちでした。

がしかし!ちゃんと有名だったらしく
お客さん達には楽しんでいただけたようでした。

ナガシみたいにライブするのって楽しいんですねぇ。
お客さんも口々に「あの頃はなぁ~」と
語っていて嬉しかった。

・幸せなクリスマス(戦争は終わった)/王様のカバー
(Happy Xmas (War Is Over) /John Lennon(1972、昭47))
・A Hard Day's Night/The Beatles(1964、昭39)
・夢の中へ/井上陽水(1973、昭48)
・Blowin' In The Wind/Bob Dylan(1963、昭38)
・やさしさに包まれたなら/荒井由実(1974、昭49)

みゅーさんも山口土下座さんもおもしろかった。
やる曲も環境もライブハウスとは全く違う中で、
やはりみなさん芸達者でございます。

そして最後は3人でこの3曲を。

・心の旅/チューリップ(1973、昭48)
・あの素晴しい愛をもう一度/加藤和彦と北山修(1971、昭46)
・上を向いて歩こう/坂本九(1962、昭37)

アレンジや決め事が非常にすんなりと決まる3人で、演奏も相性がよかったみたい。
楽しい生うたライブをお届けできたと思います。

僕は音楽を聴き漁らないタイプですが古い音楽は好きなので
また機会を頂けたらこんなんやりたいです。

なによりも、あ~って言ってくれるお客さんがいて、
音楽やっててよかったなと思いました。
少しでも胸キュンしてもらえたなら幸いです。
ありがとうございました。

センキューひより。

少年よ、とりあえず落ち着け


世間がクリスマスで浮かれモードになるのは喜ばしいことですが、
逆に孤独な人はそれが増強されて辛い思いをしてるのではないですかね。

そもそも日本人にはほとんどの場合かかわりがないはずなのに、
もはやクリスマスは日本の年末には欠かせないものとなった。

オーストラリアでは真面目に祝っている人が日本よりも多かったし、
英語圏なのでなんとなく意味があるような気がした。
ヨーロッパ言語を深く学ぶときはキリスト教は切っても切り離せない。
*知らんけど

あと僕は大学がめっちゃゆるいクリスチャンだった。
めっちゃゆるいので、チャペルにはついぞ足を踏み入れることはなかった。

というわけでなんとなく僕は標準的な日本人より
「クリスマスは儀式」だと思ってしまう。
読んで字のごとく、Christ(キリスト)mas(礼拝)やし。
見たわかるやん。

でもみんな楽しそうやし、街も賑やかになるし、
プレゼントとか嬉しいし、ジャパニーズクリスマスはこれでいっか~と思うようにしてます。

問題になるのは独り身の人が「ひとりや~」と嘆く現象。
クリスマスは恋人とでなく家族と過ごすはずのイベントやし、
当人はイエス生誕を祝ってもないでしょう。

関係ないぜと言ってあげたい。

(日本人としては正月こそ大事な人と過ごした方がいいと思いますが…)

今やクリスマスは世界中に広がっていて、
昔よりは無宗教層が増えている(ような気がする。豪州ではそうだった)ので、
これは日本だけに当てはまることではないはず。
どっちでもいいと思うわ。

都合よく考えることができたらいいんやけどなぁ。

クリスマス? 詳しくは知らんけど楽しいからいいやん。
クリスマス? 俺には関係ないし、いつもの土日やろ。

少年よ、どっちもOKや。

2016年12月24日土曜日

七面鳥オープンマイク


先日は七面鳥のオープンマイクに行った。

改装されたと噂に聞いていたが、
もはやまったく別の場所と言っても過言ではなかった。
天井が明らかに高くなっていた。
実際に天井を取り払ったらしく、梁が見えていた。

前回いつ来たのかとブログを遡ってみると、
2015年の2月なのでほぼ1年10ヶ月前。
ひえ~。

完全に個人的な好みの問題ですが、
内装が白いところはソワソワするので、
それで行かなくなったような気がします。

ライブハウスの気だるい感じが好きなので、
木目か黒が安心します。
闇に紛れたい。

でも白が好きな人もいますからね。

形、広さ、音響などがよかったです。
一緒にオープンマイク行こうぜと誘ってくれたスミッチ君が
何かを企んでいるようです。

他の演者さんもよくて、とても楽しかったです。
また会いたいな~と思える方々でした。

そしてセッションタイムではカントリーロードを演奏。
店にあったフルアコらしきギターをお借りした。
フルアコの渋みを少し理解できる年齢になってきたと思う。
気持ちよかったですよ。

やった曲
1. あれもこれも
2. モジャカレー

3. メルボルン

知り合いのいないオープンマイクに行くのは久しぶりだった。
丁寧に演奏したぞ。
いつも丁寧に演奏せえよ、と思ったぞ。

2016年12月18日日曜日

ギタリストが釣具屋に行く理由


12月は予定がありすぎて生きてる心地がしないです。
会いたい仲間が多いのは幸せなことですねぇ。

今月はライブも多くて、必然的に練習も増えるんですが、
あまりピックを使わないので爪が減るんですね。

そして今回、運悪く人差し指と中指の爪、両方に軽くヒビが入ってしまいました。
ピンチ!

何でもグーグル(先生ではなく、あくまで生意気な後輩)に聞く。

アロンアルファで細工すればいいらしい。聞いたことあるぞ。

ギタリストに人気の「釣り名人」というアロンアルファを近所の釣具屋に買いに行って(ルアーの調子がさ、みたいな顔で)、
ティッシュを爪に貼り付けてみた。

アラフシギ!
本来の爪より丈夫になり、ひび割れもすっかり隠れました。

未経験者が想像するほど怖いことじゃないです。
健康被害もなさそうです。

親知らずの治療後状態もどうなることかと思いましたが、
痛みが引いてきてちょうどライブに間に合いましたぞ。

議事録⬇
1. 風邪ですか
2. イングランドの女
3. 大横川親水公園の猫
4. 虎ノ門のトラネコ
5. マフィンはどこへ消えた?
6. ビッラルさんのモジャカレー(遅め裏打ち)
7. メルボルンCity Loopの歌
8. あれもこれも

虎ノ門のトラネコてやつは今日はじめての曲。
その猫、昼寝してるだけで、わずかではあっても人々の心を平和にできるって偉大だなと思ってできたやつです。
僕も、自分の楽曲でリスナーの気持ちが少しでも楽になったり楽しくなったりすればいいなと思ってライブしてます。
とくに今年は、誘われることが多くなったのでよけいにそうでした。

好き嫌いはあるものなので、僕の芸が好き人だけでいいんです。
それは猫も同じでしょう。

ルート14さんは今年もお世話になりました。
いつも友達んちみたいな気持ちになります。

今年のライブは12/23のひよりライブのみです。
引き続きよい2016年を。


2016年12月11日日曜日

スローなライフにしてくれ


眠いけど今日書かかな!

土曜、蔵前スローライフでギグでございました。

1. イングランドの女
2. 誰も知らないサンドイッチ
3. 竹居薬局の犬
4. 大横川親水公園の猫
5. グッドモーニングセレナーデ
6. ビッラルさんのモジャカレー
7. あれもこれも

出番が遅かったので、アルコールを我慢してみたら
試しに出番もシラフでやってみようとなりました。
いつもだいたい1杯飲んでからやるんですけど。

結果、かなり冷静に演奏できました。
もしかしたらこれからはノンアルでいいのかも。
タイトなプレイとルースなアトモスフィアを大切にしていきたい。

個人的で恐縮だが
音楽仲間が集まってワイワイなって楽しかった~。

なにより、聴いてくれる人がいるというのは非常にありがたいことですね。
お客さんもお店さんもありがとございます。

まだまだ今年は12/18ルート14と12/23ひよりがあります。

明後日、親知らずをアレするんですがきっと無事に戻りますので。

2016年12月10日土曜日

モバイルルーターを紛失して戻って来た感想。


職場のビルには施設内に庭みたいなのがあって、
僕はよくそこらへんのベンチで昼飯を食う。

春から秋までは良いのだが、
最近は寒さが厳しくなってきた。

それでも、日が差していて風のない日は外で食べる。
インドア派だがあくまで外が好きなのだ。

空気が止まってるのが苦手なのかな。



その日は15時くらいに昼休憩を取った。

太陽は早くもビル群に顔を半分隠していた。

お日さんは残業なくてええっすね、などと思ったが、
朝は僕より早く起きているはずだ。

サンドイッチを食べたあと、
本を読んだりスマホをいじくったりした。
その時にモバイルルーター(ポケットWi-Fi、以下ワイファイ)
をベンチに置いたらしい。

なんで置くねん。

そのまま仕事に戻った。

僕は忘れものが多いので去る時は振り返るようにしてるのに、
その時は前述のような雰囲気から楽しくなってしまって
振り返らなかった。

夜、仕事が遅くなったのでうどん屋に寄ってから帰った。

帰ってから、ワイファイがないような気がした。
ん、まぁ明日くらいに出てくるよ。

出てこなかった。
部屋を片付けてみたが部屋がきれいになっただけだった。

ワイファイがなくてもスマホは使えるが、
スマホでも大量にデータを使いそうなときや、
パソコンを使うときはワイファイが必要だ。

ホムペを更新したいが、パソコンが使えない。
そういえばテザリングできるんちゃん、と気付いて、
テザリングでパソコン使ったら普通にいけた。
(スマホのネットを使ってパソコンでネット見れるやつ)

実はワイファイいらんくない?

でもスマホのデータプランはしょぼいから動画とか見たら終わりやしな。
そんな豪華なホームページ作るなよ、
人のデータ事情考えろよ、とか思った。

別の日、うどん屋に行ってみた。
愛想良くなさそうなおっちゃんがめっちゃ愛想よく探してくれた。
モバイルルーターなんじゃそらみたいな感じだったが、
スマホのようなもんですと説明したら、
店の裏をガサガサやってくれた。

もしあったら連絡するから名前と電話番号を教えて
と言ってくれた。
おっちゃん本気出してくれた。
ありがとう。
またあのうどん屋は行くわ。

会社のビルの落とし物センターにも問い合わせたが、届いていなかった。
うどん屋にない時点でビルの施設内で落としたのが確実だったから、
落とし物センターになかったら終わりだなと思った。

ちなみに僕のワイファイは無限定額プランなので、
誰かに使いまくられて高額請求となる恐れはなかった。

でも何に悪用されるかわからないのでとりあえずウェブ上で
データ通信を止める手続きをしておいた。

というかなんであんまり焦っていないかというと、
どっちにしろ来年の2月くらいで契約が終わるからである。

契約終了の時期になるとワイモバイルからやたらと電話がかかってくる。
電話を取る気分になることなど滅多にないので
(しかも僕もあちらも仕事の時間帯なので、タイミングが合うはずがない)
この機会にとワイモバイルショップに行った。
機種変更の話もできるだろうと。

職場の近くのワイモバイルショップには窓口が2つしかなかった。
喋りまくるおばちゃんが質問しまくってて終わる気配がなかった。
そばを食ってからもう一回行った。
おばちゃんはまだいた。
順番が回ってきそうにない。

まぁ急ぐもんでもないし今日じゃなくてもええか~。

家に帰ったら青い封筒が届いていた。
ワイモバイルからだったので僕はぎょっとした。
もしやデータカードを悪用されてますよとかそういうお知らせ?

すぐさま中を確認すると、
ワイファイを拾ったと警察から連絡がありました
とのことだった。

おーまじかよかった!

警察から通信会社に連絡してSIMカードの番号で契約者を特定したんや。
さすが警察。
落とし物センターではそこまでできひんし。

翌日の昼に警察に行き、
ワイファイは無事戻って来た。
やはり職場の施設内で拾われたらしいが、
もしかすると時間が遅かったため、忘れものセンターでなく
警察に持って行かれたのかもしれない。

拾ってくれた人が常識のあるお方でよかった。
直接お礼を言うことができないのが残念だけど、
ありがとうございました。

警察にはなりたくないけど、
落とし物係での引き渡しは楽しいだろうなと思った。
来る人がみんな笑顔で帰って行くのだからね。



ワイファイが戻って来て心底嬉しかった。
が、これはワイファイの必要性と不必要性を考える機会だった。

人はこんなにもインターネット通信を使わないと生きていけないのだろうか。
データ消費量が環境に与える影響は今のところは議論されていないが、
実際はどうなんだろうが。

みんなYouTubeとかえっちな動画を見まくっているが、
もし節度を守ったとすればそれが節電、CO2削減、産業廃棄物削減、
つまりは環境破壊の少ない持続可能な社会の形成に繋がっていくのではなかろうかと著者は考える。

電気もそうやけど、
あるから無限に使っていいんじゃなくて、必要な分だけ作ろうよ。
僕らは与えられ過ぎていて、その弊害にまで普段は考えが及ばない。

寄って来たスズメにサンドイッチのかけらをあげて、
暮れ始める西日で読書でもして、
日が暮れたら電気消してすぐ寝ようぜ。

ぶ、ブログくらいは書かせてよ。

2016年12月8日木曜日

びー玉ナイト!


こないだ12/4は八王子びー玉でした。

午前中から出かけていたのでこの日は2日分くらいに感じました。

八王子では交通量調査をやっていました。
自分が何にカウントされているのか聞きたくなりますね。

さて、何のライブだったかというと、
青春時代からの友人「なおきち」が企画に呼んでくれました。

びー玉も小さくてオシャレでよかった。
大阪のテハンノとか思い出した。
もっと木っぽい感じやったけどな、
木は好き。

友達の企画というのは演者さんたちも楽しみでいいね。
仲良くなれました。

1. 誰も知らないサンドイッチ
2. 君に借りたCD
3. 大横川親水公園の猫
4. メルボルンCity Loopの歌
5. あれもこれも
6. マフィンはどこへ消えた?
7. ビッラルさんのモジャカレー
8. イングランドの女

いちばん最近作った「マフィンはどこへ消えた?」をやってしまいました。
ほかにもまだやってない新曲あるのに!
育つスピードというものはわからないもんです。

全体としてすごく素朴な楽しい夜でした。
なおきちのキャラの賜物でしょう。
みなさん~ありがとうございましたよ。

実は1/27もなおきち企画で八王子です。
楽しみにしておりますよ。

2日後の秋田犬のオープンマイクでもやりました。
しばらく新曲を小出しにしていこうと思います。


2016年11月28日月曜日

水道橋ボンボヤージ(ュ)


長沼ハピネスさん企画のオープンマイク的イベントがあったので行ってきました。
フライヤーを見てもあまりシステムが分からなかったのと、
長沼さんの企画は珍しいのでこれはと思っておじゃましました。

つまり、長沼さんと、サツキというバンドで一緒に企画をやるところを、
オープンマイクにしてお客さんも歌えるようにしようというものでした。

一番フィーチャーされるのがホストの彼らで、あとはいつものオープンマイク
という感じ。

僕は好き嫌いが超激しいので「ボスがいる」定期オープンマイクは苦手なのですが、
こんな風にたまにやるイベントならそんなタイプの人からも需要があるんじゃないかなぁと思いました。

ホストを慕っている人が来る、それを見るというのがいいですよね。

レアやからガラガラなオープンマイクにならない(願望)と思うし。
面白かったしまたあるなら行きたいです。

1. メルボルン
2. イングランド


ところで、
今細かい新曲を何曲か作ってます。
短くてもええやんって開き直れば
出来かけの曲も立派に成長するんですね。

もうすぐライブラッシュです~。

12/4(日)八王子びー玉
12/10(土)蔵前Slow Life
12/17(土)本八幡ルート14
12/23(金・祝)小竹向原 小料理屋ひより
1/27(金)八王子papabeat
1/30(月)幡ヶ谷36°5

ライブ予定を書いて、ライブめっちゃやってる人ごっこ。
ライブめっちゃやりたいわけではないです。

ライブめっちゃやりたいわけではない、
でもこんなに決まってる。
えっ出たいです!っていうのばっかりだったので…
要するに全部大事なライブですよ!
まじまじ。

2016年11月19日土曜日

ジャでなくジァです。

音楽をやっているとよく、
何好きですか?
○○好きですよね(好きですか)?
と聞かれるのですが、
僕は量としては音楽を全然聴いていないので答えられませんの。


好きなのをその時期にとことん聴く。
しかも売れてない人たちが多い。
なのでたまにブログに書いてみようと思う。


これは確か中3くらのときに、
滅多に聴かないはずのラジオで流れてて知ったバンド。

決して歌は上手くないし、歌詞は意味不明。
単純にシンプルポップをやりたいだけな音楽が当時の僕に合ってた。
(ご本人の意図は知りません、すみません)

あと、歌詞とタイトルがだいたい一致しないので、
あの曲~と思ったときに探すのが大変。

フルーツガムカンパニー / ジァイアントステップ

ちなみにラジオで流れてたんはこれです。
STAR RIDE / ジァイアントステップ
https://www.youtube.com/watch?v=d57vyJeW5BE

ジャでなくジァです。

2人しかいないジァイアントステップファン友達の1人に、
歌声が似てると言われたことがあるので、
歌い方は影響を受けたんじゃないかなと思います。


このベースボーカルの野田氏がベース参加したバンド「ジェット機」がコチラ。
この曲は野田くん作です。

Jet Train / ジェット機 

あいにく好きな曲がYouTubeにないですが、デビュー作のこれを。
ジェット機はボーカルがジュンスカの人、
ドラムがユニコーンの人、
ギターは何の人か知らんけどいろいろやってる人でした。

ジェット機はよくライブを見に行った。
よくって、10回も行ってないけどさ。
ギターのakkinは、影響を受けたエレキギタリストとしては3本の指に入ります。
難しいこと(できるくせに)せんけど確実に上手い。あとオチャメ。
ボーカル宮田さんの声は独特やけどなんか慣れた。

https://www.youtube.com/watch?v=TNRE7tKYGBg
これはライブです。
ライブ動画は音ぐちゃぐちゃやから原曲知らんかったらきつい。


メディアが発達して誤解が生じやすくなりましたよね。
動画などは8割引きくらいの気持ちで見てもらえたらありがたいです。


2016年11月16日水曜日

進化キャンセル

ピアニストを夢見てたんですがね、
10日ちょっと真面目に練習してたら左腕が痺れてきて、
左足も痺れてきたのでやめました。

腱鞘炎風の痛みもあり。

2週間くらい完全にピアノやめたら治りました。

なっかなか治らんかったのは、仕事でパソコンのキーボードを打っているからだと思いましたね。
使っている腱が似ている。

毎日痛かったのでサロンパスのようなやつを買ってみた。
仕事のとき気になるから、痛みだけでも軽減しようと。

風邪薬といっしょで、根本的に治すための薬ではないとかなんかなぁ、せやろなぁ…と思ってた。

そう、ただし、サロンパスのようなやつの箱の裏の説明にはきっちり書いてあった。
「症状を和らげるものであり、根本的な疾患を治すやつではありません。なので症状がないときは使わないでください」という趣旨のことが。

風邪薬にも書いたらどうや、と思った。

たしかに痛みを和らげる意味では効いたからよかったけど、
一回しか使わなかった。
職場で両手の甲に湿布貼ってたら心配されるからな、いやや。

いやあ治ってよかったです。

ポップスやボサノバをやってたからあかんかったのかも。
バラードとかやったら痺れへんかったかもしれんで。

幸いギターに関しては平気です。
一気に練習したあきまへんな。

それだけ。
ブログは一方的でいいですね。

2016年11月15日火曜日

カールモールへいざなわれ


我ながらブルース氏に誘(いざな)われて、
カールモールのオープンマイクへ!

前回あの辺に行ったときに発見した、
パッとしないラーメン屋にまた行った。

東京で同じラーメン屋に二度以上行くということは
すごいのだぞ、喜んでほしいものである。

掛け替えならいくらでもあるのだが、
ここのラーメン屋は悪くなかった。
人気(にんき、ひとけ)がないのになかなかうまいってのがよい。

オープンマイクは7人くらいいたが、ほとんど知ってる人だった。
カールモールだからではなく、我ながらさんが誘ったようだった。

ホストのレンリさん(主宰者(主催者?)が女性やからってホステスとは言わんよな)は
別のオープンマイクでお会いしていた。
その後、僕が別件で参加している電気茶道部で何回か目撃してくれたらしい。
ちなみに電気茶道部では僕は手人形と声なので、
人間では姿を現さない。


久しぶりに
1. 竹居薬局の犬
リクエストにお応えして、
2. ビニール傘がほしいの
3. あれもこれも


そろそろライブなので、稽古なみに練習しようと思います。
やる気も出てきましたよぉー!

12/4(日)八王子びー玉
12/10(土)蔵前スローライフ

その他続々!まだ告知できないがその後もライブがあります。

楽しみにしててほしいなー。

2016年11月6日日曜日

ニューイングランドの女

さて、時はかなり過ぎてしまいましたが
最近作った新しい音源についての解説です。
大喜びで読んでくれる人が3人以上いるでしょうから
それなら書く価値があるなと思えるのです。

問題の音源がコチラ

『イングランドとメルボルン』
1. イングランドの女(2016)
2. メルボルンCity Loopの歌(2016)
3. 鳴尾浜臨海公園の猫(at 下北沢WAVER on 04 May 2016)
4. 君に借りたCD(at 秋葉原Live garage秋田犬 on 19 Apr 2016)
5. Brandnew Spring(ライブ風)

300円
クワシクワ→http://kenobata.blogspot.jp/p/discography.html

8/27のライブから売り始めました。
1と2に関しては、実は2016年のはじめごろにはすでにオケができていて、歌を録ったりしていました。
しかしまぁ冬はもっぱら鼻づまりでして、春は花粉で鼻づまりでして、
2回録音してもまったくダメでした。

で、8月にやっとやる気が出て録音してみたらええ感じに録れました。

5曲とも3年前に作った『オーストラリアとその前後』に入っている曲です。
なぜそのリメイク版を作ったのか。

それは、
最近聴かなくなっていた『オーストラリアとその前後』をふと聴いてみて、
今とは声も歌い方も違う上に、へったくそやなぁと思ったからです。
これは今の気持ちじゃとても売られへんということでその音源は引退しました。
(頼まれたら引っ張り出してきます)

さすがに全曲再録する意味はないであろうから、
ライブでよくやる、かつ人気が高いらしいイングランドの女とメルボルンなんとかをリメイクすることにしました。

わしゃあイングランドの女より●●が好きだな。と言ってくださる方がたまにいはりますが、
僕が毎回イングランドの女をライブでやる理由は、僕がこの曲が好きだからではなく、
初めての方の心に残りやすいからとか、好きと言ってくれる人が多いからです。

歌詞とかグルーブとかそういうのを抜きにして音楽的に見ると、
ずっと同じコードなのでめっちゃつまらんやつです。
ライブでは楽しいけど練習はくそつまらん。
「ア~ジアが~」の転調を心待ちにして練習してます。

でもスピッツがいつまでも『空も飛べるはず』を演奏するような意味で、
ライブではよほどのことがない限り入れるようにしてます。

メルボルンに関しては、楽器の編成を変えてみたいな~と思うことがよくあったので、
今回違うアレンジでレコーディングしました。
ピアノが入って、リードギターだった裏メロは鍵盤ハーモニカになっています。
ドラムのフィルも結構変わってます。
(何も考えずに打ち込んだら2013年バージョンと全然違った。
脳内でアレンジが独り歩きしていた)

歌い方は、昔の録音と比べると新しいやつの方が笑顔で歌ってるように聞こえますね。
ライブでも笑顔な声で歌うことが増えたんかもしれませんね。

で、その2曲だけやとシングル化しても面白くないかもという、
アーティスト側の不安から、ライブ録音を入れることにしました。
毎回もらっても結局聴いていなかったライブ録音を掘り返して聴いてみると、
へったくそなテイクばかりで、申し訳なくなりましたよ。
かろうじて使える2曲(3と4)、それとあったらいいなという1曲(5)を入れました。

ジャケットは、これホムペの壁紙とまったく一緒です。
手抜きしたんかって思われそうですが、実はこれはジャケット用に作った柄だったのです。
CD作ろうと思ってジャケットを作ったがCD作りを中断して、
ホムペ作ってみたら壁紙がなかったのでこれを使ったのでした。

作ってからライブがほとんどなかったので、
4枚くらいしか売れてませんが、
興味ある方はお願いします~。

イングランドの女とメルボルンの歌は
サウンドクラウドには類似品がアップされていますが、
テイク違いとか最終調整してないとかの音源です。
試聴したいという方はそちらを。

新曲も録音したいけど気分が乗ってからですね…
ちなみにニューイングランドはアメリカです。


阿佐ヶ谷からの葉原

阿佐ヶ谷ネクストサンデーのオープンマイクは、2回くらい行ったことがあった。
そしてその後はちょっと時間が遅くなるともう満員ということがあり、
初めから諦めるようになったしかし!
今回は祝日だから行けたのであーる。

1. ヤマザキ 踊るパン祭り
2 大横川親水公園の猫

一人でいいやという気持ちで行ったが仲間がぞろぞろと現れて楽しかったので最後まで居てしまった。
歌うの楽しいかも!と、やる気がよみがえって来た。

翌日、秋田犬のオープンマイク。

1. メルボルンCity Loopの歌(フリンダースから動かないバージョン)
2. ビッラルさんのモジャカレー

秋田犬らしいメンバーがそろっていて充実した日だった。
後半は時間がなくなってみんな焦っていたので、
メルボルンの歌をスーパーショートバージョンでお送りした(初)。
我ながらブルースがビッラルさんを突然カバーしてくれたので、
私も本物をやらせていただき、
しかもぱらぱらさんもいたので、コーラスもご本人登場でお送りした。
カバーは嬉しいですね。
カバーのやりあいみたいなんになればいいなぁ。

今回はワンマンの告知をする人が4人くらいいた。
帰ってから、あれっ?と思ったことがある。
ワンマンやるのに集客に困るっておかしいですよね。

ワンマンなんてのは本当は、見たい人が多いからこそやるものやのに。
自分がやりたいからっていう動機でワンマンやるのはアマチュアでは一般的なんやろうけど。

僕もワンマンやるときは、それもあったけど、
ワンマンあったら行きたい~っていう人がある程度居てくれたから踏み切ったというのがある。
ひとりでにお客さんが集まるミュージシャンになりたいものだ。

でもみんなワンマンやるんやったら俺もやりたいわ~とちょっと思った。
来年の上半期にはやらないでしょう。
署名が20人集まったらやるとか、そういうのにしたいですね。

2016年11月1日火曜日

不思議の国のアリス・イン・ワンダーランド


不思議の国のアリスの英語のんを持ってるのを思い出して、
もう一度読んでみた。


何年か前、英語で仕事してぇ~と思っていたときに、
古い英語の作品がネットで無料公開されていると知って印刷したものだ。
(ページ数を考えれば、古本で買っても値段が変わらんのちゃうか疑惑もある)
そのころ頑張って読んで良い気になっていた。

が、どんな終わり方か覚えていなかったので読んでみることに。(夢オチだった)

僕はアリスを日本で読んだことも見たこともない。
だから、英語でしかわからんような駄洒落がちりばめられているこの物語を、
日本語でやって果たして面白いのか? と疑問を抱いた。

駄洒落を抜きにしても面白いから世界的に人気がある。
知ってる。


というわけで、大きなお世話だがここで駄洒落を紹介。


     ***


 ネズミさん「長くて悲しいお話(テイル)なんだよ」
 アリス「確かに長いシッポ(テイル)ね…」

このあと、
アリス「えっ、シッポのクネクネ5回目やん?」
ネズミ「ちゃうわ!(I had not!)」 
アリス「結び目やて?!(A knot!) ほどいたろか?」
ネズミ「わけわからん! やめさしてもらうわ!」

となる。(ノットnotとノットknot)
ということだと思った。ちゃうかったりして。


     ***


 にせ亀(モックタートル)「学校の先生をトータスと呼んでたんだ」
 アリス「なんでトータスなの?」
 にせ亀「だって教えてくれたからじゃん!(because he taught us!)」
 グリフォン「アリス、アホな質問をすな」

タートルもトータスもカメだが、
タートルはウミガメ、トータスはリクガメのことらしい。
ここでは、学校の先生はタートルなのに、トータスと呼ばれていた。
taught us(トータス、われわれに教えました)だからである。
teachの過去形。
グリフォンにディスられて可哀想なアリス。
アリスは地中に沈み込んでしまいそうな気分になりましたとある。


     ***


 アリス「1日にどのくらい授業(レッスン)があるの?」
 にせ亀「1日目は10時間、2日目は9時間…という具合さ」
 アリス「めっちゃおもろいやん!」
 グリフォン「日ごとに少なくなる(レッスン)だろ、だから授業なんだ」

授業はlesson、減じるはlessenで発音が同じレッスンなので成り立つ駄洒落。
ここではグリフォンのおとがめなしだったので僕もホッとしました。


     ***


 王様「帽子を脱ぎなさい(take off your hat)」
 帽子野郎「私のではありません。(it isn't mine)」
 王様「泥棒だ!」
 帽子野郎「いえ、売り物なんです。自分の帽子はひとつも持っていません」

日本語ではyourを「あなたの」といちいち言わないが、
英語ではこの揚げ足取りができてしまう。
日本語版ではうまいこと訳してるんかな。


     ***


 王様「何のキラキラ(twinkling)だって?」
 帽子野郎「お茶(tea)で始まりました」
 王様「当然だ!キラキラはティーから始まるに決まっておる!」

これはスペリングの話。
twinkle(トゥインクル)の頭文字はT。
teaもTも発音はティーなので成り立つ。
日本語どうやってんねやろう。
ここの帽子野郎の発現は、意味がよくわからなかった。
よってここでの試訳も意味不明。


     ***


他にもあるし、僕が気付いてない駄洒落もあるかもしれない。
上のも間違ってるかもしれないので安易に信じないように。

あと、一般的なアリスの日本語版では
Mock turtleは「にせ亀」じゃないし、Hatterは「帽子野郎」じゃない、と思う。



アリスってたぶん、原作には挿絵が付いているんですよね。
ネットから取ったやつに挿絵がなくて、
キャラクターの外見についての描写少ないな~と思いながら読んでしまった。
半分くらい読んでから「グリフォンがわからなければ挿絵を見ろ」とかいう文があって、
あ~ってなった。


読むのがしんどかった原因。
・1865年に出版された英語
・もともと支離滅裂な会話・展開が多い
・おれの読解力が足りない


結語

良い子の現代人は黙ってディズニー版を見ようね。
苦しみながら読む話じゃない。

でも英語で言葉遊びがどうなってるか、日本人にも意識してほしいなぁ。



2016年10月19日水曜日

今年のジジアナベル


ブレイブバーにライブを見に行くつもりが、
ライブ自体が中止になった。

中止の理由が理由なだけに、僕は一人で居たくなくなった。
ので久しぶりに西荻窪のジジアナベルへ。

行く前にぼんやりと鯛ラーメンを食べた。

ジジアナベルはもう1年ぶりくらいやったかも。
いい意味で変人が集まるところだということは変わっていなかった。

1. 風邪ですか
2. メルボルンCity Loopの歌

ライブがまる2ヶ月ないので気が楽だったが、
だんだんライブがしたくなってきた。

まだ1ヶ月半もある。

のでオープンマイクにまた行こうかと思ってる。
と言いつつどれだけ行けるだろうかね。

男の原点


早く仕事が終わったら友達のライブを見に行こうと思ってたら、
行けるギリギリの時間に仕事が終わった。
出番を再確認しようと友達に連絡をすると、
今日のライブは無しになったと知らされた。

そのハコのオーナーは独特なので、
ははぁケンカでもしたのかと思った。

そうではなかった。
ついこないだ9月に出演させてもらったブレイブバー横浜。
オーナーの上垣さんが急逝したとのことだった。

まだ2回しか会ったことがなく、そんなに知らなかったが、
ぶっきらぼうなりに面白そうな人だったので、
ゆっくり仲良くなっていこうと思っていた。

本当に残念だが、情報によれば
好きなことを全力でやって死んでしまったようなので、
やりきれないようなこともないかな。

後悔はないけど、もう会えないということだけがすごく悔しい。

ブレイブバーは今、スタッフさんたち?でなんとか営業を再開しているらしくて、
たとえ雰囲気が変わってしまっても続いていってくれることを願っている。
とりあえずもう一度行きたい。
こんな僕でもかっこいいと褒めてくれたし、
それも適当ではなく、ステージから離れたバーカウンターでちゃんと聴いてくれていたのだとわかった。
また来年出させてもらおうと思ってたのにな~。
ありがとう上垣さん。


   ***


その9月のライブに出演していた山川さんとオーナー上垣さんが、
同じ日に出演していたみゅーおおやまがやっている小料理屋「ひより」を
10月某日に訪れる予定だった。
上垣さんは来られないことになってしまった。

僕は1ヶ月遅く勘違いしていたがたまたま予定が空いていたので、
山川さんと「ひより」へ行った。
二人で上垣を偲んで【男の原点】という酒を飲み、
山川さんはひどい酔い方をしていたが、
これ以上ない挨拶となった。

またみんなで会えてよかった。
生きている人は、死んでしまった人のために死ぬのではなく、
生きている人のために生きなければいけない。

あと、死んでしまった人は心の中で生き続けるというが、
あちらから連絡が来たり会いに来たりすることがなくなるので、ちゃんと思い出さないと。
というか、2回しか会っていないがとても忘れられるような人ではないから大丈夫である。

まだまだ、彼がうなるような音楽を鳴らしていきたい。


2016年10月13日木曜日

ピアノのありがたみ。


私はいま、第23次くらいのピアノブームです。

何しろ12月までライブがないからもうギターを触らなくたって誰にも怒られません。

以下脳内旅行です。

ふと、来年のライブをすべてピアノでやれば、かなり上達するのではないかと思った。
「人前で弾かないから上達しない」というのはもう数えきれないくらい経験した。

2017年ピアノ留学。
語学留学になぞらえて考えるならば、
言うまでもなく1年で完成するわけはなかろう。

しかしまる1年、違った環境に身を置くということには大きな意味がある。
今から見る1年はとてつもなく長いが、
過ぎてから見る1年はとてつもなく短い。

しかし本当にオバタケンをピアノ化するといきなりクオリティが下がるので、
企画しよ~と作戦を立てている仲間をはじめ多くの人に迷惑をかけることになる。
たぶんオバタケンは2017年末まで使い物にならない。

でもな~ピアノのかっこよさはギターでは再現できないものがある。
男でピアノでおちゃらけるってめっちゃかっこいいと思うわ。

以上脳内旅行でした。
とりあえず2017年ピアノ留学は、ないです。
駅前留学くらいの気分で、自分の曲のピアノ化をコツコツとするかもしれませんが。

ピアノ始めていつの間にかやめて、でなっかなか上達しないのですが、
ヘタにはなってません。

そうそう、
ピアノ弾きにとって生ピアノというのはそりゃもう全然違うんやなって、
最近振り返った。

高校の時、保育所からの幼馴染女が
朝早めに登校して音楽室のピアノを弾いていた。

幼馴染女はガクトのバラードとかを弾いていた。
僕もなんとなく2回くらいついて行った。
わざわざ早起きして行くようなもんかいなぁと思ってた。

僕の家にはカシオのオモチャキーボードがあったので、
ガクトをコピーしてもらったのを持って帰って弾いてみた。
ペダルがないのは致命的だった。
いつの間にか弾かなくなった。

大学に入り、仲良かった軽音女が、
鍵さえ借りれば学内のホールにあるグランドピアノが弾けるとはしゃいだ。

グランドピアノ。
僕にとってはなんだか触ってはいけないものだという印象だった。
黒塗りの高級車にベタベタ指紋をつける強者はなかなかいないだろう。
まぁ、ピアノはそうじゃないのだが、エレキギタリストからすればそんなもんであるから。

GLAYのHappinessをちょっと弾いてみた(独学でたまに弾いてたし)。
でも続かないのでやっぱ楽しいとは思えないのだなこれが。

連弾したいな~とか言ってたが、たぶん連弾は話が飛躍しすぎていたのか、
僕がピアノを弾くきっかけにはならなかった。

軽音女は、ある日グランドピアノを弾きに行ったとき、
素敵なピアノ男子がいて、恋をしているような気分になったと教えてくれた。
ふうん…
バンドが普通に忙しかったので自動的にピアノから離れる。

卒業してから徐々にライブハウス人間からライブバー人間になったが、
生ピアノがある店とはあまり縁がなかった。

が、一人暮らしを始めて何を思ったか僕は6万円くらいするカシオの電子ピアノを買った。
ローランドは「どや」的な音がしたのでカシオにした。

どうしてもその日に持って帰りたくて、
ヨドバシから路線バスでピアノ本体とスタンドを持ち帰った。
それから1週間、僕は腰痛に悩まされた。
もうあんなことは二度としない。
宅配無料なのだから。

そこから本格的に、ピアノ弾いたり弾かなかったり時代が幕を開ける。
先にも述べたが、ライブがないからうまくならないのだと思う。

僕は自分がアコギを持ったとき、
エレキの人には一生理解できない楽器だと思ったが、
毎月数回のライブをしていたらすっかりアコギ弾きになってしまった。

東京に来て、秋田犬によく出ることになったのもあってか、
ピアノ弾きと多く友達になった。
すると、あそこのピアノは、とか、あそこはピアノがないから、
という話がよく聞こえてくる。
アコギ弾きにはない悩みであり楽しみのようだ。

そんな人たちを見ていると自分も弾きたいとか思ってたまに弾いてみる。
昔よりは弾けるようになっている。

で、たまにスタジオでアップライトピアノを弾いてみると、
おお~、こ、これがピアノか!と思えた(やっと)。

ピアノが面白い理由の一つはそれが打楽器だからなのだ。
それを今まで理解していなかった。
アコギも打楽器だが、全体がパーカッションだ。
対するピアノはそれぞれの指が意思を持つと言える。

と、気付いてから、電子ピアノは電子ドラムみたいなもんだなと思った。
打っても響いてないもんな。音は鳴るけど。
しかし逆に電子オルガンやキーボードくらい割り切ったらまた面白そう。

できたらいいなを探っただけの話でして急に終わります。
できたらいいですねピアノね。

2016年10月12日水曜日

メガネ・インテリム・レポート


度数弱いメガネ買うねん~の話から約1か月。
0.6くらいしか見えないメガネで仕事をしています。
簡単に表現するとかなり楽です。

そらそうですよね、たぶん。
文字にピントがあう限界地点らへんにパソコンの画面があるんですから、
目にとっては近くを見るときの筋肉は使っていないはずです。
度の弱いメガネに慣れてから通常のメガネに掛け替えて画面を見ると、
近っ!ってなる。
これだと目としては近くにピントを合わせるように頑張らないといけないですね。

このメガネで視力がどうなるとかはわかりませんが、
目疲れた~って日がほとんどなくなりました。

困ったことは、隣の人の画面の文字が見えないことです。
ちょろっと説明してもらうとき(いつも細いけど)めっちゃ目細くなる。

早く作ればよかったぜ。

早く作ればよかったとは言いましたが、注文した時は
納期はゆっくりでええよって思いました。

「そうですね、急ぎで作って来週の土曜の夕方16時までにはできますね」
いえいえ、まぁ連休ですから月曜(祝日)までにできればいいんですけどね…

「急ぎ」が標準らしかった。
ゆっくりでいいと言ってみたが本当に土曜日が納期になった。
ありがとう。でも僕、急いでないしさ。

工場で「尾畑様(お手すき時)」とかの看板貼っててもらってええから、
急ぎのやつだけ急いで、俺のは後回しにして帰ってくれ。
べつに安くしてよとは言わんし。

そういう風潮になればいいんですけどねぇ。

ではまた続報で!

スローライフ

さあて、我ながらブルースさんから噂を聞きつけ、
蔵前のスローライフというところのオープンマイクに行ってみました。
12月にブッキングに出演させてもらうし、予習や!

あれもこれも
大横川親水公園の猫

苺セプテンバー(フーバーオーバー)
五番街(フーバーオーバー)

晴れた日に(魔女の宅急便)
イングランドの女(オバタケン)

アイスクリームとチョコレート(ぱらぱら散歩道)
ラブリー(小沢健二)

一人で行こうと思ってたが、思い付きでぱらぱら氏と行きました。
最初の2曲はオバタソロ、残り6曲は隠れユニットです。

予想していたよりも演者は多かったけど、
それでも驚異の回転率だった。(僕は4周)

そんなことよりも、歌が上手な人が多かった。
お客の目を見て歌ってるわけでもないのに、
心に直接話し掛けられているような感じがした。

僕なんてポンコツです。
ポンコツはそのまま行きますけど、
あ~そこ大事ですねっていっぱい思いました。

我ながら氏も空気を気にせずに?やっていて素晴らしかった。
その場でマネじゃなくて、
自分のいつもできることをちゃんとやるべきやな~と思いました。

フォーク酒場のようなところでオリジナルをやると、
ルーツを聞かれたり、ルーツと思われるものをやってくれたりする。
嬉しいけど俺音楽知らんのやー。

でもイーグルスが聴けたのはよかったなぁ。
イーグルス、ツェッペリン、ディープパープルはまあまあわかる。
家にCDがあった、バンドでやることになったなどで体にしみついている類だ。

音楽の知識がない僕でもまた行くぞ!と思えたらまた行きたい。
家が近い。

蔵前は浅草に近いです。
近くに警察署みたいなのがあって、棒を持った警官みたいなんがいつも見張りをしています。
どつかれないようにしてくださいね。

2016年10月6日木曜日

いちゃりばそして


自分の歌を歌うことには乗り気じゃないが
10月も秋田犬のオープンマイクにGo!

1. 素浪人ファーストアウト(ユニコーン)
2. 雪が降る町(ユニコーン)
3. エスカレーター・ラブ

いつか歌ってみたかったユニコーンの2曲をやりました。
練習してなくてほとんどイメトレだけやったけど
まぁまぁできた気がする。
両方とも長いので適当に端折った。
原作者に合わす顔がないが、会う予定もない。

組数が少なかったので2周目!はエスカレーター・ラブ。
なんかコード進行大会みたいになってきたので(たぶん3人くらいの心の中で)
この曲にした。

あと住山くんの秋葉原プソディーをアコギサポート。
この曲はほぼバレーコードしかない。
ユアサさんのマーチンを貸してもらったら
ネックが太いせいで腕がつりそうになった。
こんなに腕がつりそうになることは日常的にはまず有り得ない。

今日の昼から左腕が痛みだしたのはなぜかずっと考えていたが、
これは遅れてきた筋肉痛だと夜になってわかった。

この日一番の笑いを取っていた我ながらブルースさんが、
翌日新宿のRUTOで遅い時間にライブだというので、
行けたら行こう~と思ってたら本当に行けた。

RUTOは初めてだったが、
大好きだった大阪のテハンノというライブバーに内装が似ていて、
だからかどうか知らないが音がめっちゃ似てた。

そしてそこに出てそうな3組を見れた。
すごく意味のある3組だった。
うっわ~って見れるライブ。

やっぱり僕は笑いのあるライブがいいですね。
関東は「曲だけよければいい」という土壌で育ってきた人が多すぎではないかな。

我ながらブルースさんを見て、ピアノいいなーと思った。
しばらくライブないし、ピアノを弾く時期にしようかな。

次のライブは12/10(土)蔵前スローライフです。
蔵前はまぁ、東日本です。

Sこれ


秋田犬で住山くんの企画に出演!
出演者が住山くんの楽曲をカバーする(選べない)という企画!
さらに僕は住山くんターンで、
ベースサポートで3曲演奏しました。



僕に託されたのは「朝焼けを見に行こう」という歌だった。
選べないとは言ったがちゃんと選曲はされている。
たぶん一番ポップな歌だった。

そして僕は思いついた。
カシオペアのAsayakeのリフを使ってカバーしよう。
これはKey of Life(詳細不明)というユニットがやっていたやつのマネである。
彼らはAsayakeのリフを使って「Asayakeの中で」という歌を歌っていた。
大学のときにカシオペアにハマってそのカバー曲の存在を知り、
ツタヤでたまたま中古のを見つけて買った。

今や激レアCDなのではないか?
と思ったらアマゾンで1円だったりするので不思議である。

おう、今見たらそこそこ高値で取引されていることがわかった。
あと、たぶん彼らは有名人。
僕は有名人を知らないから有名人という肩書きだけでは一瞬で意味を失う。

まぁほんでAsayakeのリフとズンズン電子バストラとチキチキトライアングルなどでオケを作り、
オシャレにAsayakeを見に行こうを披露しました。
もうやることはないかもしれませんね。
トリビュートCDを作るとか言われたらやりましょうかね。

1. メルボルンCity Loopの歌
2. あれもこれも
3. イングランドの女
4. 大横川親水公園の猫
5. ビッラルさんのモジャカレー
6. 朝焼けを見に行こう(カバー)

持ち時間が短めだったので、意地になってたくさんやろうと思ったが、
頑張って減らした。
ゆっくり喋れるっていい。

その後、住山くんの出番でベースを…
I sing for you
Answer
秋葉原プソディー
でした。
大人になるとベーシストのやり甲斐を昔と違う風に感じれるもんだなと思った。
下で支えるということにこんなに意味を感じるようになるなんてな。

ゲームコーナーは秩序が崩壊していたので野次がすごかった。
お客さんで成り立ったような夜だった。

住山くんはSmitchという名で活動しています。
曲提供とかもする、オケメーカーでもあります。
もろもろ楽しかったです。
ありがとう!


2016年9月26日月曜日

ぶれいぶばあさん

むかしむかし、あるところに
とてもゆうかんなおばあさんがすんでいました。
  つづく


横浜駅から関内駅までJRで移動していると、
海とは反対側に、廃線跡らしきものが本線の横を付いてきているのに気づいた。
廃線跡、つまりもう線路は撤去されているが、
明らかに線路の幅のスペースが一駅分にわたってずーっと存在する。

こういうのを見るとすぐに調べたくなる。
ちょっとした廃線ファンなのだ。

どうやら、みなとみらい線が開通したことで不要になった某鉄道会社の線らしい。
取り壊すのも金がかかるのだろうが、
この敷地を置いておいてどうするのだろうか。
何か目論見があるのだろうかね。

廃墟には特に興味がないが、
きっと働く心理的回路は似ている。
でも何がどうなってロマンを感じるのか、
整理したことがないから説明できない。
説明はあるはずなのだが、僕は知らない。

世の中なんでもかんでも説明されてしまう。
それが科学だ。
でもその説明は真実でなく、意見である。

「これは意見じゃない、事実だ!」
『というのがあなたの意見ね』
アメリカンコメディーの忘れられないワンシーン。



関内駅近くのモスバーガーで、
なんでこんなにもマクドと味が違うのだろうかと考えながら、
MCの内容とか選んでました。

1. カレーパン
2. 誰も知らないサンドイッチ
3. 大横川親水公園の猫
4. メルボルンCity Loopの歌
5. エスカレーターラブ
6. あれもこれも
7. ビッラルさんのモジャカレー
8. イングランドの女

途中で「かさじぞう」の話をしました。


(あらすじ)
貧しいじいさんばあさんは大晦日にかさを作り、
じいさんが町へ売りに行こうとするも、
雪をかぶってかわいそうに見えた地蔵に、
すべてのかさをかぶせて、じいさんは手ぶらで帰宅。
本当ならかさの売り上げでもちを作ることになっていたのだ。
この後、とんでもない修羅場が…と誰もが最悪の局面を予測したが、
事態は急展開を見せる。
じいさんの話を聞いたばあさんは
「それはいいことをしましたね。おもちは無くてもいいですよ」
と、迎え入れたのだった。

仏のようなばあさんだった。
二人はこれからも末永く幸せに暮らすに違いない。



雨が続いていたのでコインランドリーに行くことが最近多くて、
そこにあった「かさじぞう」を読んでびっくりしたので、話してみようかと思って。
子供のころはこのばあさんのやさしさには全く気付けなかった。

ブレイブバーは選別のコバケン企画がきっかけでまた出させてもらいました。
偶然やと思いますが地味におもろい人ばかりで
終始楽しかったです。
おとなしくて社交的な人が多かったな。

世の中こんなブッキングばかりではないからなぁ。
ありがとうございました。
またお邪魔します!

ぶれいぶばあさんのおはなしはつづきませんので
どうか、おたのしみになさらず。

2016年9月24日土曜日

予防接種おじさん

高校生の頃だったか、
実家の前を初老の男性が通りかかろうとした。
僕は昼を過ぎたくらいにコンビニに行った帰りか何かそんなところだった。

彼はニコニコしてとても感じがよく、人並みに髪が白く薄い。
服装もこざっぱりした、ごく普通のおじさんとおじいさんの中間の人だった。

「今ちょっと2000円ほど貸してくれませんか。あとで4時ごろですか…ここでケーキでも持って待ってますから」
彼は、お金を持たずに買い物に出かけてしまって困っているようだった。
あとでお礼をしに来る、という内容だった。

それは大変、と2000円を渡した。
もちろん彼は戻って来なかった。

しかも僕は、
それを母に話して「そんなん嘘やん」と言われるまで
だまされたことに気付かなかった。

こういうのは獲得免疫のようなものだ。
若いころに自分で体験しておかないと、
大人になってからだまされると金額が大きくなるだけでなく
頑固に信じてしまってこじらせる。

だまされ体験談などいくらでもあるが、自分だけは大丈夫と高をくくる。

生まれながらにして胡散臭さを見抜ける人は少ないように思う。

*

知り合いがアメリカで金をだまし取られたというのをFacebookで見て、
このおじさんのことを思い出した。
海外でだまし取られたとは言っても、このおじさんのやり口とほとんど変わらない。
クレジットカードがなくなって~という言い分だったそうだ。
しばらく「良いことをしたなぁ」と思ってしまうやつである。

その知り合いは海外生活が長かったので、まさかと思った。
今までいい人に恵まれていたのだろう。

*

僕もオーストラリアにいる時にそういうのは何回かあった。


その一。

夜8時くらいかな。
シドニーの、アーケードじゃない商店街のような、
店がいっぱいあってその間にベンチが設置してあるところ。

浮浪者かどうか見分けがつかない程度の小汚いおじさんが話し掛けてきた。

「金を貸してくれないか。クレジットカードの番号を教えてくれればあとで返しておくから」

まずクレジットカードの番号を教えれば返せるのかどうかが最大の疑問だった。
もちろん断った。


その二。

雨の日。
夜11時ごろ、これもシドニー。
飲みに行って家に帰ろうとしていた。
困っているっぽい30歳手前くらいの男とすれ違う。
傘を持たず、ぐっしょり濡れている。

「財布も携帯もなくして家に帰れない。6ドルほど恵んでくれないか」

僕はお金に余裕がなかったし、僕のことを【こいつなら金をだまし取れるだろう】と見積もる人々に腹が立っていたので断った。

ただ、これはもしかしたら本当だったのかもしれないなと今でも思う。
若者が一日帰れなくて死ぬ時代じゃないし許してほしい。


あとは取るに足りないようなのがもう一つあった気がするが、
詳細を語るほどの内容はない。

オーストラリアの生活ではむしろ、
ストレートにお金を乞う人の方がはるかに多かった。
信号待ちをしていたら貧しそうな人が片手をお椀にしてやってくる。
フードコートでも。
最初のほうは、こんなもんなのかなと小銭をあげたような気もするが、
それから避けるようになって、覚えていない。

僕だって、バイトのまかないと食パンが主食のような生活だったのだ。

*

こういう体験は、僕だけじゃない、
みなさんもおありなのではないでしょうか。

貸すときはあげるときだと思え、ですね。

お金には自分の名前を書くことなどできないですから、
返してもらおうなんて、川に落ちた雫を取り戻すようなものです。

とか考えて生きていると、
お金に限らず、何においても若いころほど見返りを求めなくなりました。
そして、信頼している人たちにしか尽力しなくなりました。
それでいいと思います。

授業料2000円とは安いものです。

と、そのおじさんは、おじいさんになった今も
見知らぬ町の高校生から金を巻き上げるのでした。

2016年9月13日火曜日

トンデモ本といっしょ!のコーナー


よくありますよね。
視力は必ず回復する!系の本。
ほんまに回復したらメガネもコンタクトもいらんわい。と思うのですけど。

*

僕はドキンガンで、それを気にする時期と開き直る時期があります。
強度近視は眼病のリスクが高いと言われますし。
で1年くらい前ですか、気にしてる時期に
ある視力回復法の本が100円だったので騙されたと思って買いました。

一通り(本読んでたら目悪なるやんとか突っ込みながら)読んで思ったことは、
ほんまにこのトレーニング全部やってたら、トレーニングだけで余裕で日が暮れる。
上下20秒ずつ、これを朝晩10セットずつやってください、というのがほんの一例。
できるかっちゅーねん!
でもほんまに全部をやれば視力は回復するでしょう。

ダイエット本と全く一緒ですね。
世の中にこれだけダイエット法があるのですから、
本当に続ける意思があれば世界中ガリガリのはずです。

目のライザップなどあればどうでしょう。
徹底した矯正トレーニングと食事管理で、
半年くらいでだいぶ良くなるのではないでしょうか。
英語のライザップが登場したのですから、目もありじゃないですか。

*

視力回復法がもし仮に効果があったとして(まだ信じてない)、
コンタクトが使えない僕などはメガネを段階的に買い換えないといけないのでしょうか。

コンタクトが使えないと言いましたが、病気とかではなく
親がソフトはダメだと言うのでハードを使っていて目の渇きがひどいのでメガネにしているのです。
メガネ似合いますし。

ソフトがダメなのは、目に酸素が行きにくくなるからだそうです。
(そういえば自分なりに調べたことがない)

*

最近になって、考えてみた。
視力1.0くらいに合わせてるメガネかけて
せいぜい60センチほどしか距離がないパソコンの画面を見続ける仕事をしてたらそりゃしんどいよな。
翻訳という仕事で、しかも新しい職場になってからはペーパーレスなので、
書類と見比べるということが皆無やし(環境にやさしい僕には嬉しい)。
これはもう仕事の画面に合わせてメガネ作ろう。
ということで0.6くらいしか見えないメガネを今日作ってきた。
乞うご期待。

で、もし視力が回復したらこの0.6メガネをメインにすれば良いという話。
ま、回復せんけど。
不言実行「あ、できた」を目指します。

*

メガネのことを考えてたら例の本のことを思い出したので再読してみた。
面白いことがいろいろ書いてあった。
やっぱり読むときの気持ちによって全然違うなぁ。
ひとつ、やるやんと思ったのは
「目の病気には、一度なると元に戻らないという説明がされるものがありますが、そんなことはありません」という節。

まぁたしかに戻らんと思ってるより、戻るんちゃうんかって思った方がええやろし。
目の運動をして血行が良くなれば、徐々に回復するものもある、ということらしい。
否定できない。

あとは、昔の人は目が悪くなる前に死んでいたという話。
今の寿命に合わせて目を使うとしたらかなり頑張らないといけないということですわ。

この著者はアメリカで視力回復法を開発して、
効果が認められているらしい。
まぁトンデモ本だし許してやってよ。

でもだいだいのトレーニングは医学的に理に適っている気がする。

*

というわけで、ぶっとんだトンデモ本だとも言えずすみませんね。

ダイエットと同じで、全部をやろうとするからダメになるんです。
少しでいいから目に良いことを続けようと思います。
まずは適度に寝てあげましょう。

2016年9月4日日曜日

9月のいちゃりば

次のライブは9/25(日)横浜です。

1ヶ月くらい空くのが久しぶりなので嬉しいー。
ライブがないと嬉しいのは、ライブが嫌いやからではありません。

みなさん走り幅跳びをご存知ですね。
あれはただ走って跳ぶだけではなく、
スタート地点から踏み切り線までの歩数を自分で決めて調節して、
できるだけ踏み切り線ジャストで跳躍するという技術が必要なのです。

もちろん踏み切り線を超えてジャンプすると記録なしです。

8月は310メートルのトラックに4か所、跳ぶところがありました。
もうほとんど助走しっぱなしです。
ペースが一定なのでそれはそれで楽ですけど。

9月は300メートルのトラックの250メートル地点でのみ跳べばいいのです。
だいぶのんびりできますね。

中学校の時走り幅跳びをやっていたのでこんなたとえをしていましたが、
これ以上進めるとボロが出るのは目に見えています。

30日を300メートル(1日=10メートル)に設定していますよね。
ライブ一週間前から調整を始めるとしたら70メートルも助走することになり、
そんなに助走したら踏み切り線まで来たときヘトヘトで3メートルくらいしか跳べませんよね。
実際の幅跳びでは20~30メートルに合わせるんだったと思います。


*


ところで、
レオナルドダビンチの言葉で
Simplicity is the ultimate sophistication(シンプルこそが究極の洗練やぞ)
というのがある。

「Simple is (the) best」が和製英語である疑いが強まってまいりました。
たしかにググっても他のことわざ・慣用句ほどヒットしない。

とはいえSimple is bestは使われてるっちゃ使われてた。(theありはあまりなかった)
口語ではSimple is bestもあり得ると思う。ブログとか記事のタイトルとか。

さあ…どうなんでしょうか。

竜頭蛇尾ンチ。


*以下、本体


9月も秋葉原秋田犬のオープンマイクに行ってきました。
1. 夏の終わりの始まり(キイチエモンズ)
2. ビッラルさんのモジャカレー(ベース弾き語り)

歌いたいわけでもなかったので申し訳程度にやりました。
ステージにベースが置いてあって、あっベースでやろうって思ってそうしました。
遊びに行っただけです。楽しかったです。 

2016年8月30日火曜日

つかずはなれず

僕個人の感想ですので、参考にはしないでくださいね。

今で2年ほど薬剤関係の翻訳をやってきて、
薬の在り方に対しての理解が深まったつもり。
最近思ってることをまとめ書き。

薬はめっちゃ大雑把に言って、2つに分けられる。
1. 出てる症状だけをごまかすやつ
2. 症状が出ている原因の解消を目指すやつ

風邪薬なんか飲むな論争があるのは、
風邪薬が1だからである。

風邪は菌やウイルスによって起こる。
でも風邪薬に入っている成分は、基本的には、
熱を下げる・痛みを取る
くしゃみ、鼻水を止める
咳、痰をやわらげる
という効果のあるものだ。
つまり、
菌やウイルスを殺してはくれない。
*39度や40度とかになるとさすがに薬で解熱したほうがいいっていう話あり。

菌やウイルスを殺す薬はないのか?と聞かれるかもしれん。

どんな菌にも効くという殺菌剤はないし、間違った使い方をすると薬に慣れてパワーアップした菌が生まれてしまうから、あまりむやみに使えない。
(現にそれで世界的に使いものにならなくなった抗生物質もある)
あと、基本的にはウイルスを殺す薬はないらしい。抗ウイルス薬というのは、増えるのを抑えるのが仕事だ。
(菌とウイルスはけっこう違う)

最近咳が長引いていて嫌だったのでさすがに咳止めの薬を買った。
成分を見てみると、痰を取る、咳を止める、呼吸がしやすくなる成分が入っていた。
ええっ飲んでる間咳止まるだけで風邪治らんやん!って思えた自分に関心した。
風邪を治す要素ないやん。
なんでこんなことに今まで気付かんかったんやろう。

結局、風邪菌を退治するのは自分の中にある細胞たちであるから、
栄養のあるものをしっかり食べて寝るのがいちばんの近道なのだ。
それを知りながらも薬を飲むのは、他にやりたいことがあるからである。
家で寝てるんじゃなくて出かけたいし仕事をしたいからである。

咳が止まったら、鼻水が止まったら風邪が治ったと思ってしまいがちやけど、
それはカツラかぶったらあらまぁハゲが治りましたって言ってるようなもんである。

自分の毛が生えなけりゃハゲが治りましたとは言えないだろう。
あるいは植毛でも構わない。

カツラはいずれ使いものにならなくなるし、ムレやズレ、バレなどの副作用もある。

仕事である種類の糖尿病治療薬について知った時に、
これ治療ってうか、薬飲んでる間症状なくなるだけやん。と思った。
つまり、「治療」にも実は2種類あって、それはまるっきり最初に書いた1と2やねんな。
根本的に直す治療としては運動療法や食事療法が行われてた。

アレルギー性鼻炎や喘息などに使う薬はちょっと違う。
あれは根源治療が簡単ではないから、ひどくなったときに薬を飲んでごまかすのは大事だろう。
症状をやわらげないと他の病気になってしまったりもするしな。
そういう意味で風邪薬みたいなのを常備してるのはいいと思う。
ていうか人生は意外と長いから、面倒な治療であっても治るアレルギーは治した方がいい。
治ってから、今までなんてことをしていたんだ、と思うはずだ。

ネットや本屋では、抗がん剤は実は効かないなんて話もたまに見るが、
まぁなんとも言えない。
抗がん剤は必ずしもがん細胞を死滅させないからだ。
アプローチとしては、だいたいが、がん細胞の増殖を抑えるというものが多い。
つまりあとは自分の生命力やんか、と思った。たぶんな。
すべての人に効く薬なんてないし。
がん細胞はコピーミスみたいなもので、健康な人でも作られてるけど普段はちゃんと丸めてポイされているらしい。
よく言うけど、落ち込まずに元気に生きてる方がいいのはほんまみたい。


あとみなさん、(まだ読んでる方がいたら)
薬は意外と「なんか知らんけど効く」とか、
「これがあれして、こうやって効く、と、考えられている」というのが正式な説明になっているものが多いです。
結局は自分の責任で使うもんやと思います。
昔の人は薬がなけりゃすぐ亡くなっていたはずですから、それと比べてどちらがいいか。

薬の開発については、動物実験が欠かせない。
そりゃ、良いことだとは思えない。
動物実験絶対反対!という意見もあるが、
じゃあ薬の開発はストップなんです。
僕はむしろそれでもいいと思いますけど。(仕事なくなるけどね)
動物を使わなくても作れるだろ、と主張する人もいる。
その場合は臨床試験は投与される人の人権を無視したイチかバチかのものになる。

だから薬を使うときは心して使わないといけない。
動物に関して言えば、薬に限らない色んな製品の開発段階でいろいろ実験台に使われてるんじゃないだろうか。

また、治る病気が増えてくると、その分みんな長生きするので、新しい病気が増えてくる。
それに対してまた新薬のニーズもできるから、ビジネスやなぁ。

なんかそういうビジネス感は全然ショウに合ってないねんけど、
薬の種類と患者さんの若さとかによっては翻訳しながら、
あ、治ったんや~よかったよかった。って思えたりするから、そういうのは嬉しい。

寿命は延びなくていいから、苦しみが減ればいいなって思う。

薬学検定に毛が生えた程度の知識で書きました。
正解も間違いもたくさんあると思います。
知識にカツラはありません。

おやすみなさい。


2016年8月28日日曜日

あんどん集会


土曜日、下北沢ラグーナでライブでござった。
1月の高円寺リーフで共演したつながりで【大元さむ】さんが初企画に呼んでくださった。
(1月リーフからの派生が非常に多い。ありがたいなぁ)

実はこれを機にさむさんの音源を聞きなおしたんやけど、
彼女のやっていることを今さら理解した。
面白いフフッてなる言葉選びをして、
それらによって作られる中心点を描いてるんやなぁ。
リスナーのレンズによって初めて投影される。

その感覚は僕も意識しているので、ああ、すごいなってなった。
そこまで読み込まれないまま、面白いね、で終わってしまうこともあるんやろうね。(僕はよくあります) 

という説。

あと、ピアノに関しては絶妙なアウト音を入れ込んで来ます。
なかなか外れた音を選ぶのも難しい中、見事です。

という説。



下北沢には<コーヒー通が行かない系カフェ>が極端に少ない。
ドトールとか、そういうのんのことである。

今日、リハ終わりに散歩してみると、
かなり小さめの、7席ほどしかないカフェを見つけた。
個人店が苦手という人には何となく入りにくいだろうけど、
中はちょっとごちゃっとしてていい感じ。

テイクアウトも出来るということだが、
あえてtake awayという言葉を使っている。
イギリスかオーストラリアにゆかりがあるらしい。(確認してないけど)

ブレンドコーヒーは180円から、
ハンドドリップも350円からで、全然バカ高くなかった。
僕はコーヒーをよく飲みますが、違いがわかりません。
楽しいひとときだったので、ぜひまた行きたい。
つぶれてほしくないけど混まないでほしい。


実はライブの2日前から喉が痛くなってた。
なんかようわからんけど、残業時間に突入して空調がストップしてから喉がおかしくなったような気がしてる。
できる限りの対策をやったらライブでは普通に歌えた。
びびったー!

1. ヤマザキ 踊るパン祭り
2. 誰も知らないサンドイッチ
3. あれもこれも
4. うたたねのうた
5. ビッラルさんのモジャカレー
6. 大横川親水公園の猫
7. イングランドの女

今日は何となくみなさん無口なんじゃないかと思ってMCを多めにした。



ギターインストの方の曲を聴いて、ある曲でむっむっこれは安藤まさひろリスペクトやん!と思って
あとで話し掛けたらほんまに安藤まさひろ好きな人やった。

あとは前職で実は同じフロアに居た人がいたり、
つながりのつながりになっていたりという、噛んて美味しい出演者がそろっていたぞ。

さむさんは今年アルバムを作るとかなので、いやぁ楽しみです!

意義のある集まりに呼んでいただいて嬉しかったですわ!
みなさんありがとう。


僕はというと新しいCDをこっそり売り始めました。
また別に書こうと思います、気が向いたら。


2016年8月21日日曜日

8/19 ルート14

8/19は本八幡ルート14!
仕事帰りでのライブだったので着いたらスタート、出番は2番目!
だった。
その中でたくましくできたと思う。
つべこべ言わずたくましくやるしかない。
なぜなら今日出演の3組はみんな仕事帰りであり、ハンデなどないからだ。

今日の対バンは、ぱらぱら散歩道さんと流転の竪琴弾きさん。
なんやかんやで僕もそちらの輪のつながりが増えてきたので、
今日は共通のお客さんも多くてみんな互いに有意義な夜になったと思いますよ!

1. 誰も知らないサンドイッチ
2. イングランドの女
3. Brandnew Spring
4. メルボルンCity Loopの歌
5. グッドモーニングセレナーデ
6. 夜空を見上げて
7. 鳴尾浜臨海公園の猫
8. 大横川親水公園の猫
9. あれもこれも

ひと様の企画に出演するときは「30分でわかるオバタケン」みたいなセットにしてしまうんですよね。
でも今日みたいにブッキングやと同じ場所で同じことやるのもあれやし、何かやろうってなってきた。
こないだの池袋ではオケでやってみた。
今回はやる頻度が低くなってしまう曲を多めに織り込んだ。
3、5、6、7らへんですね。
6は豪州以前に作ったやつなので歌詞に納得がいっていなくて封印気味。
ロマンチックまがいなクリスマスソングです。

フレッシュさが欲しいばかりに、あまりやらない曲をやったけど結局、
「知り合いやけどライブを見てくれるのが初めて」という方々が客席にいた。
なにはともあれ私は私だ。

終わってからの歓談も愉快だった。

家が近いのもあって来てくださった方、
場所が見つけられなくて間に合わなかった方、
体調が思わしくなく来れなかった方、
みんなありがとう。

帰りに徳島ラーメンを食べた。
記憶には残りにくいけど嫌な気はしない味。
前回もそう思ったのだろう。ただ、記憶には残っていない。

徳島ラーメンってのは他では見ないので名前を忘れることはない。

ライブハウスと駅の間にあるのでまた立ち寄るだろう。
何度でも初めましてを味わおう。


2016年8月17日水曜日

とえっく2016

お疲れ様です。
今年のTOEIC(トーイック)の結果について綴ります。

TOEICブログきもい~という方はご遠慮ください。
途中で気分が悪くなったお客様は静かにご退席ください。

・TOEICって?
日本や韓国で多くの企業が雇い入れ時の基準にしている英語の試験。
リスニング495点、読解495点で、合計の満点が990点。
合格、不合格などはなく、点数がバッと出るのが良いところ。
2時間ほどのテストだが、相当急いでやらないと読解は最後まで終わらない。

☆スコアごとの僕なりの偏見(バイリンガルなどの場合を除く)
 600~ 自分で一定期間勉強した人
 700~ 大学でそこそこ真面目に勉強した人
 800~ 学校で課される以上に勉強した人
 900~ 何かの目的があってみっちり勉強した人
 950~ もともと素質がある人、ゲー吐くくらい勉強した人、検定マニア





7月に受けてきましてその結果が出ましたらば、
リスニング495、リーディング465で960点でした。
まさかのリスニング満点です(1、2問間違っても満点になります)。
時計を持って行き忘れてマイペースにやってたらリーディングが時間切れだったので、
465は上等です。今度はちゃんとやってみます。

リスニングに関しては、考え方を変えてみた。
よく教本には、スピーカーから流れる会話を聴きながら質問を読むとか書いてあるけど、
いや、実はちゃうんちゃうんと思った。
質問見てたら話聞かれへんし。
会話を全部、感情移入しながら聴き終わってから質問を読むと、なんやねん、解けるやん。
英文を聴くんじゃなくて、自分が現場にいる気持ちで状況を把握するという手法です。
質問先読みはどちらの場合もザッとします。

リーディングはぼちぼちでした。
英検と違ってTOEICはスピード命なんですけど、もうちょいでしたねぇ。

2016年5月からTOEICの出題形式がかわって、
リスニングもリーディングも、ゲゲッという問題が何問もあってびっくりした。

リスニングでは、2人でなく3人の会話の問題、
あと、グラフや表を見ながら会話を聴く問題が各数問。
リーディングでは、2つでなく3つの文章を読んで解く問題が数問あった。

たぶん平均点が上がってきてしまったから、ちょっと難しくしたんじゃないでしょうか。

今回はナントカBEYOND990ナントカという教本を買って一通りだけやりました。
簡単な問題がない、イジワル問題集みたいなやつなので、
900点から伸び悩んでいる人にオススメです。

900点台を連続で取れる人は「いつか990点取れる」と思ってしまうが、
そうではなく、何らかの決定的な弱みが原因だからいつになっても取れない。
990点を取れる人は1200点(そんなんないけど)を取れ実力のある人なのだ。
というのには共感したなぁ。

イジワルの方向性にイライラしたので、もう一度やることはないでしょうということで、
すぐに売りました。

今回の結果から見れば、リーディングを真面目にもっと勉強すれば、990点も夢じゃないですね。

ちなみにリスニングが満点と言っても僕は映画を字幕なしで見れません。全然。
TOEICはあくまで初歩的なビジネス英語能力と処理の速さを測るものです。
あと、翻訳者にとってはあんまり必要ありません。

(前回も思ったんかもしれんけど)受験票にあるアンケートで、職業を訊かれるのだが、
「通訳・翻訳」がない。んなあほな。
見落としかな? めっちゃ見たけど。見落としやったらすみません。



僕は英語が仕事なので、960点すごいやろ~とは思えませんのよ。
960点取っても、わからん&できひんことがめちゃくちゃ多い。
できることが増えると、わからん&できひんことがその2乗ぶんの量で明らかになってくる。
がんばろ!

また来年!

2016年8月14日日曜日

8/13 朱夏の夜


土曜日やのに仕事でした。
嫌なら出んかったらいいんやけど。
翻訳の仕事は楽しいので大して嫌じゃありません。

祝日が増えるのは一見嬉しいことやけど、弊害も多い。
まず、こんな風に、祝日分のしわ寄せが来るので休日出勤が増える。
または祝日前後の仕事が異常に忙しくなる。

接客業界に関しては掻き入れ時ともなるが、
従業員にとっては祝日であっても休日ではなくなる。

あと時給で働いてる事務系の派遣/契約社員やと、目に見えて給料が減る。

でもやっぱり休みが増えると僕は嬉しいです。

天皇誕生日はどうなるんでしょうねぇ。


***

今日は初めて横浜でライブでした。

ええ電車が通っているので、東京の中心から横浜までは1時間もかからない。
でも実際にあの電車のぶっ飛ばし方を体感すると、遠いな~と感じる。
東京駅から家まで歩いても1時間やけど、それとはぜんぜん違う。

ゆっくり歩いている映像を1時間見ている間に横浜に着けば、
近いな~と感じられるのかもしれんな。



今日の企画についてはちと説明せねばなるまい。

高校の時、大阪は堺市のライブハウスclub massive(マッシブ)ほかで、
高校生バンドが非常に多く活動していた。
そのころの人らを横浜に集めて企画をやろうとしたのが今回の主催者、小林健人。
(説明するのが面倒になった)
それぞれ別のバンドでボーカルやらギターやらベースをやっていたわけです。

で、小林くんが、企画やるんやけど他にええ人おらんかねと言って僕が誘ったのが
みゅーおおやまというわけさ。
年齢、ジャンル、人格からしてピッタリじゃないかと思ってさ。
結果みんなええ感じで混ざりました。
来月またここで小林くんとかと共演することになりそうです。

セリス↓
1. カレーパン
2. ヤマザキ 踊るパン祭り
3. 誰も知らないサンドイッチ
4. イングランドの女
5. 大横川親水公園の猫
6. うたたねのうた
7. あれもこれも

旧友たち、みんなやっぱうまくなってた。
気持ちが音楽に乗るようになっていた。
あるいは僕がそれを感じられるようになっていた。
演奏がうまいのに気持ちが音楽に乗ってこないのって、
ごめんやけど0点やと思う。
100×0=0。
(個人の感想です)
(感情を乗せないという手法もあります)
(注釈が増えてしゃあない)


「朱夏」ってのは青春のあとにくる季節のことなんですってよ。
30代という意味合いもあるそうな。
まあもう青春は確かに必要ない気もする。

初めての横浜でしたが、知ってる方々も駆けつけてくださったのでした。
ありがとうございました!

2016年の夏もまだまだ続きますね。
次は8/19(金)本八幡ルート14
そして8/27(土)下北沢Laguna

よろしくな!

8/11 浴衣祭り


まずは、久々の平日の休日でございました。

午前中テレビのチャンネルをパチパチするとほとんどがオリンピック。
僕はテレビが思う「世間」よりもオリンピックに興味がありませんので、
オリンピック意外のものを見たかったのですがね。

かといって嫌いでもありません。
ソチ五輪のときに実家で真剣に競技を見てみたら、
あ~そんなとこが評価になるんやーとか、
出場までにそんなイキサツがあったんやーとかわかって、
見るのが面白くなった。

そういう、自分の価値観で見るのが好きなのであって、
テレビや周りの人に五輪観戦を押し付けられたくないんです。

ということで放送大学のチャンネルをしばらく見た。
英語で三味線を教える授業があって、これはすごく面白かった。

楽器を教えるときの英語ってのはなかなか触れる機会がない。
ある時、ドラムの叩き方のコツを英語で説明するときにすんごく難しかった経験がある。

和洋の音楽での間(マ)の取り方の違いについても語られていた。
ココは休符じゃなくて「イヨォッ」って心の中で言うんですよ。

あと、放送大学の授業はスマホやタブレットでも受けられるので、
自分のライフスタイルに合わせて学習を進めることができます。
そういう大学やったんや。
大阪では放送大学のチャンネルなかった(?)から、驚きやった。

今年も浴衣祭りに呼ばれさせていただいて参りました。
アロハでやりましたけど。

1. Please don't kill me yet
2. 誰も知らないサンドイッチ
3. イングランドの女
4. 大横川親水公園の猫
5. ビッラルさんのモジャカレー
6. メルボルンCity Loopの歌
7. あれもこれも

サンドイッチの曲を初めてやりました。
コンパクトながらトリッキーなのでこれからまだまだがんばります。
物販に置いた北海道土産のじゃがポックルは、
すごい勢いでなくなりました。

最後のコラボでは、企画のさちゃんと。
イエモンのLove Love Showをやりました。
いい意味で無難にできました。

みんなとたくさん喋れてよかった~。
夏はこれからですな。
ありがとうございました!

2016年8月1日月曜日

日常会話(コレクション)


転職を機に2週間くらい休暇を取ったら、
お金を使いすぎました(そんなことは承知での旅行)。

お金なくなる~と言って諦めて、
あとあと考えたら、そのくらいのお金なら働けるうちはすぐに何とでもなるやん
てことが今までにあったから、実行して全然よかった。
まとまった時間はなかなか作られへんよなー。

最近世の中ポケモンGOですし、
ライブのMCでもポケモンGOの話をする人が多いし、
僕もしてしまいます。

僕はポケモンのいわゆる「ワン」、つまり赤・緑らへんをやりまくってたので、
もしポケモンGOをやったら面白いでしょう。
たぶんハマるし、思考も時間がものすごく取られるから手を出さないことにしてます。

コレクター心をくすぐるものですしね。
僕はだいぶ前にコレクションから手を引きました。

昔はものすごく収集癖があった。
ビックリマンのシール、ポケモングッズ、ミニ四駆など、
ひとつのくくりがあればそれを全部集めたかった。

でもおばあちゃんちを引き払ったり、旧実家を引き払ったりするときに、
コレクションの無意味さを感じて虚しくなった。
モノを集めるのはヤメにした。
まあ、いくらでもスペースがある人はいいよな。

いつまでもスペースがあるとは限らない。
『あんたが死んだら全部ゴミよ』っていうやつや。

幼いころは物質で心を満たしてたけど今は違うな。
かといってパソコンとかアイポッドとか持ってる。
でも例えばSNSが急に全部廃止になったらそれはそれやし、
パソコンやアイポッドが急になくっても、それはそれで有意義な暮らしが始まるんじゃないかと思う。

田舎でパン屋やって昼の2時半に売りれてあとは翻訳するっていう生活がいいな。
でも虫がな。

それではここで一曲。

『コレクション』フーバーオーバー(なんでBBCに?)



2016年7月30日土曜日

ブレストファイブ

昨日か一昨日か、梅雨が明けてすっかり夏になってしまいましたね。
夏ってこんなに暑かったんやー!

では、梅雨明け前のライブについての備忘録を。


***


7/24@下北沢BREATH

シャイニーズの企画でした!
歌だけでなく、プレゼンや踊りの出演者がいらしたんやけど、
どれも見ごたえバッチリでした。
楽器や歌じゃない人と対バンするとちょっと緊張するよな。
シャイニーズはまたもや、企画やのに新曲を初披露しててすごいなぁと思った。
自分ならよそで試してからやるとこやけど。
シャイニーズ節が効いてた。
「節」がなければ個人アートをしてる意味があんまりないと思う。

1. メルボルンCity Loopの歌
2. あれもこれも
3. ヤマザキ 踊るパン祭り
4. 大横川親水公園の猫
5. うたたねのうた
6. ビッラルさんのモジャカレー
7. イングランドの女

ライブが1か月以上空いてたり、その間無職で遊びほうけてたりしたので、
ある種の復活ライブだった。
わけわからんミスはあったけど、僕も「節」を醸し出せたのではないかと思います。


***


7/25@池袋FI5VE

オバタ史上初、バンドオケを流しながら弾き語りをしました。
ボーカルの場のノリをくみ取ってくれへんバンドやから難しかった~。

i)音源の世界とライブは違う風にやってるけど、どっちも僕のやりたいことだと知ってほしい。
ii)誰かのライブを見て、オケでもやりたいなーって思った。
iii)FI5VEの共演者はオケの人が多い。
という理由でやってみました。
なんていうか、いつもオケ語スタイル人と思われては本意ではないので、
今後も滅多にやらないでしょう。
バンドに埋もれるアコギが好きなので楽しかったけど、
アコギのグルーブが出されへんのは寂しかったな。

1. ヤマザキ 踊るパン祭り
2. 大横川親水公園の猫
3. ビッラルさんのモジャカレー
4. メルボルンCity Loopの歌
5. 言い訳コーヒー
6. 竹居薬局の犬
7. イングランドの女



アロハ!

2016年7月16日土曜日

北海道へ行くの巻 (下)



宿の朝。



翌朝、出発のときに玄関に猫がいた。
一緒に写真を撮らせてくれるなんて珍しいですよ~。とオーナーは笑った。



一息つくために、常連のたまり場みたいな喫茶店に入った。
店はやたらと広くて、長椅子対面の6人席に一人で座った。

モーニングセットのゆで卵には賞味期限が印刷されてあった。
僕にとっては珍しいことだ。


その喫茶店には朝から色んな人が訪れた。
色んな人と言っても、一般的なご近所さんたちだけれど。

喫茶店で時間をつぶしたのは、
「キッチンぐるぐる」が午前11時オープンだからだった。

ぐるぐるは、大介君から聞いた、レストラン・ライブバーのようなところ。
満月の日に合わせてオープンマイクが開催されている。

今回は満月の時期ではなかったのでせめてご飯でも食べていこうということで訪れた。
タコスとグレープフルーツジュース。
全体的に木っぽい内装でこじんまりとしていて、でも狭苦しくなく、
演奏するにもお食事をするにも気持ちのいい空間。

説明するのが面倒だったので、とくにマスターと会話をしなかったが、
今度は演奏を見たりしたりすることがあればいいな。

昼前に電車で札幌へ戻る。
ものごっつい雨が降ってきた。
晴れてさえいれば公園とかに座れるのにな。
この旅行中には、観光だけでなくて勉強もしようと思っていた。
旅は持ち物が少ない=誘惑が少ないから読書とか勉強には最適!

マルセイコーヒーというとこに入った。
今月、TOEICをまた受ける(定期的に受けてるだけで、特に意味はない)ので新しい本を買ったのだが、
あまり納得のいかない本だった。
でもやりきるしかないしなぁ。
あと、医療手技のマンガ。
この2冊が旅のお供。無職のうちに勉強しとかんと。

気が済んだくらいのところで、隣に大学生らしき男女二人組が座った。
女子が先輩のようだった。
蓋然性がナントカという難しい話をしていた。
かわいい声で喋りまくる身長が低い先輩と、
聞きながら意見も言える好青年だった。
喫茶店という場所を考えればめっちゃやかましかった。
頑張れ若いの。

駅ビルで豚丼を食べた。
ただの豚丼ではない、ただものではない豚丼だ。
800円くらいするけど後悔しない。
北海道にはそんな代物がある。

その後19時ごろに大介君と合流し、
Mellowというライブバーのオープンマイクへ。
25組くらいは居たと思う。
19時すぎに入ったが、出番は22時すぎだった。
アマチュアミュージシャンというよりは、楽しくカバーをやっている人のための場所だった。
それでも僕らのオリジナルの歌を温かく迎え入れてくれた。

1. ビッラルさんのモジャカレー
2. あれもこれも

終演後、コンビニで北海道限定の山わさびカラムーチョと酒を買って大介君の家で飲んで寝た。

気付けば遅めの朝だったので起床10分くらいで出発した。

北海道で有名らしいセイコーマートというコンビニで、自社ブランドのメロンアイスを食った。
市街地まで徒歩30分。
初日に泊まったカプセルホテルにまたチェックインして荷物を置いて、北海道大学へ。
これらは歩くのが好きな人なら歩ける距離。

北大はめちゃくちゃ豪華だった。
学舎に着くまでに芝生と森と川があった。
お昼に学食にしようと思ったが異常に安かったので、怯えてその隣のパン屋のパンにした。
でもあとで学食の定食の現物を見ると予想に反して美味そうだった。
次回は学食の飯を食うべきだ。


カプセルホテルのあたりに戻ると、大通りがホコ天になって出店が出ていた。
見物しようと思ったが、人が多すぎてやめた。
人ならいつでも見れる。
でも北海道の人は美人かもしれないと思った。
東京ではおしゃれな人が多いのに対して、
札幌では、服装は奇抜ではないが全体的に清潔感があるという女性が多かった。

昼下がり、「市電」と呼ばれる路面電車に乗ってロープウェイ乗り場へ行く。
30分ほどで着く。
ロープウェイで山に登れば札幌市を一望できるらしい。
でも今回はいいかな。
乗り場まで行って、なるほど…と歩き回って、
山のふもとの「宮越屋珈琲」という、ご当地チェーン(と思ったら東京にもあるやないか)の喫茶店に入った。

すごく高級感があった。他の店舗よりも高級感を出しているようだった。
そんな場所でTOEICの勉強をするんですが…。

夜は大介君と合流して回転寿司へ。
そらぁおいしいです。

その後居酒屋へ。
札幌でやたらと目にする「ザンギ」というものを食べた。
唐揚げと何が違うのかは聞いたけど、
味で区別しろと言われたらできない。

翌日、朝からまた大介君と合流して、スープカレー屋さんに並んだ。

平日であっても開店前から行列ができている。
僕はスープカレーを食べるのが初めてだった。
和風だしの優しい味が全体を支配していた。
具の野菜は素揚げ。素揚げは美味しくなるけど、蒸し野菜くらいでいいんちゃうかな。
いや、自分が数日間脂っこいものを食べすぎてるからかも。

その後は一人でお土産探し。
スープカレーは驚異の腹持ちだった。

ホテルで昼寝をして(贅沢な旅である)、その後DOのラーメン屋へ行った。

隣でラーメンを食っていたのは
日本人にすぐ「ロシアの方ですか?」と言われそうな、
お人形さんみたいな色白の美しい女性だった。
味噌ラーメンは美味しかったと思うけどそっちのインパクトの方が強かった。
そもそも水道水がうまいから何でもうまくなるんちゃうんかと思ってきた。

再び大介君と合流して、札幌市街地にあるOYOYO(オヨヨ)のオープンマイクへ。
こちらは一昨日のとは対照的で、
オリジナルのシンガーソングライターばかりだった。

1. ビッラルさんのモジャカレー
2. メルボルンCity Loopの歌
3. 大横川親水公園の猫
4. あれもこれも

普段からライブをやってる場所ではなく、
多目的カルチャースペースみたいなところ。
小樽の「ぐるぐる」の「満月ライブ」から派生して「新月ライブ」というオープンマイクをやっている。
マスターは渋くてナイスなオジサンだった。
演者とお客さんと楽しくつながることができた。
僕は翌日に札幌を出る予定だったので、
出会えて嬉しかったがやっぱりすぐ離れるのは残念だった。
また札幌で歌えるといい。

翌日、東京に戻る。
飛行機に乗りたくない+北海道新幹線を体験したいという理由で、
あえて時間をかけて電車で帰ることにした。

でもそれだけじゃつまらないのでついでに函館で降りる予定にした。
どのみち乗り換えなければいけないし。
札幌から函館まで特急で4時間。ほとんど窓の外を見てた。
なんにもないけど面白かった。

コンビニで、大阪や東京では見かけない「とうきびアイス」を買った。
韓国で食べたような気はする。
身近にあったら結構な頻度で食べそうなくらい好き。
見物の時間は4時間くらいしかなかったので中途半端だったが、函館に行った気分にはなった。
ここも一人で来るようなところではない。

ほんで(昼どきは過ぎたというのに)めっちゃ並んでるラーメン屋を断念して、
すいてる店の塩ラーメンを食べた。
東京はこってりラーメンが主流で、ラーメンてそんなもんやと思ってたけど、洗脳されてたわ。
全然あっさりでええわ。

DOの、ラッキーピエロという名物ハンバーガー屋さんに行くべきだった!が、
見つけて思い出した。時すでに遅し。

『函館~札幌意外と離れてる事件』に続き、
実は、函館市街地のある函館駅と新幹線の新函館北斗駅もちょっと離れてる。
電車で30分弱である。

新函館北斗駅に着けば、は~るばるきたぜだと思っているテッキリ者がほとんどではないだろうか。
僕も特急券を取るまで知らなかった。

新函館北斗駅で新幹線の出発まで時間があったので降りてみた。
なんにもなかった。

東京には何でもあるけど「なんにもない」がない。
札幌もそうだった。
札幌~函館の特急列車で「なんにもない」窓の外を見てる4時間が楽しかったのは、
何も押し付けられることがないからだったのだ。

新函館北斗駅の売店で北海道限定フレイバーの「じゃがですよ」があったのでうおーなんじゃこれって買った。
(結局、何かはある)
北海道限定と言われても僕はそもそも「じゃがですよ」がよくわからない。
じゃがですか…

東京行きの新幹線では、青函トンネルを抜けたあたりから夜になって、
真っ暗になった窓の外はそんなに楽しくなかった。
人は夜になったら寝るものなのだ。

都会に帰ってもマイペースにゆっくりしよ。

かん!

北海道へ行くの巻 (上)


できるだけコンパクトに記したかったけど無理でした。

***

北海道行ったことないコンプレックス
みたいなのがあった。


6月末で仕事を辞めて、
新しい仕事は7月下旬から。
北海道に帰ってしまったオープンマイク仲間の高橋大介君を訪ねる絶好のチャンスである。

過去にも、北海道に行く口実がある時期はあった。
大学時代のバンドメンバーのことである。
彼は過去に転勤で札幌に何年かいた。
僕はそのときに行くべきだったのだが、ぐずぐずしているうちに彼は千葉にまた転勤してしまった。

僕が札幌に出発する前夜に、そんな彼と飲みに行った。
僕はチケットも宿も取っていなかった。
北海道新幹線で余裕で行けると思っていた。

だがしかし。
彼に僕の作戦を話していると、北海道新幹線で函館まで行っても、
そこから札幌まで在来線の特急でも4時間くらいかかることが判明した。

合計8時間以上になるので、さすがにそれはなぁ。
飛行機を使うしか仕方がない。

翌日。

僕が飛行機に乗りたくない理由は2つ。
1. 飛ぶのが怖い
オーストラリアに居たとき乗りまくっていたのだが、いつしか恐怖心が芽生えてしまった。
でも車に乗って死ぬ確率の方がよほど高いとはよく聞く。
確率が高いとかじゃなくて、車の方が怖くないやんか。
それに対して、新幹線なら怖くないし、死ぬ確率も低い。

2. 耳は大丈夫か
一昨年に耳ポップ(外リンパ瘻)事件があり、スキューバダイビングなどは絶対にやるなと医師に言われていた。
飛行機は平気だという。ほんまかいな。なったことないやん。
ネットで色々見てみると、
水圧などで耳の中が破裂したりするのは、耳抜きができていないことが原因らしい。
僕は昔から耳抜きだけは何故か得意である。飛行機とか楽勝やろ。
また、航空性外リンパ瘻の文献を見つけて読んでみた。
実際に着陸する時に耳の何かが破裂した症例があったらしい。
うーんでも、これ自体かなり稀で、現代の旅客機などは客室は気圧が調整されているし、
心配ならばキャンディをなめるとか何とかで予防できるらしい。
なんしか、頻繁には起こらんし、耳抜きしときゃいけるっしょという内容だった。


よし、ジェットスターで行くか…
と、迷っているうちに値段が3000円くらい上がったので、ピーチにした。
14時台発の便、当日の10時くらいに値段を見てて、11時なったら上がってた。
そういうもんなんやー。
急いては事を仕損じるvs思い立ったが吉日。

初めての成田!ではない気がする。
電車で行くと千葉の田んぼがいっぱい見れた。
私たちの野菜はここで作られているのだ。
北海道行かんでもこんな広大な緑の風景見れるんやんか。
北海道行くけど。


前置き長いわ~たんたんと行こ!

着いた!
新千歳空港ドラえもんいっぱいおってテンション上がった。
途中から、いっぱいおりすぎてありがたみもクソもないなと思い始めた。
ドラえもんのブックカバーを買った。

この空港にはラーメン横丁みたいなものがある。
大介君お勧め(DO)の一幻のラーメンを食べた。
海老だしのラーメン。
海老は特に好きではないが、
えびせんなど海老風味のものは好きなので大変おいしかった。

お土産屋さんを見物すると、さすが!見たことない食べ物ばかりである。
花畑牧場のキャラメルポップコーンを食べた。
うまいが食べすぎ注意。胸が火事になる。

札幌市街地まで快速でおよそ30分。
英語アナウンスは関西空港へ行く快速のと同じ女性やった。
なんでこんなにクセの強い人を採用したんやろか。

DOのカプセルホテルにチェックインし、
札幌の街を歩いてみた。
東京系のチェーン店が多すぎて嫌になってきたので、さっそくだが大介君と合流することにした。

実際に地元の人と歩くと見方が変わる。
ここのラーメンはあかん、ここはうまい、北海道っぽいラーメンや。
ここの焼き鳥屋は北海道っぽいやつや。
ここのスタジオよく使う。とかそういうのを聞くと、東京ではなく札幌なのだと実感できた。

いや、確かに人の少なさと道の広さをとれば東京ではないのだが、
それ自体は新潟に行っても名古屋に行っても思うことなのである。

居酒屋に入って大介君に見どころなどを教えてもらった。

凍った刺身(ルイべというらしい)とアスパラのバター焼きを食べた。
アスパラがすごかった。
ちょっとトウモロコシみたいな味がするくらい。
アスパラはすごかった。

翌日は何もないので、小樽で1泊することにした。
北海道としては珍しい、電車で1時間もかからない隣町。

朝、南小樽駅で降りた。
少し坂を下ると、
北海道とは関係ない木のおもちゃ屋さんがあった。
儲かってほしいわーこういう店。

小樽やったらルタオやろ!
ルタオのカフェで甘いやつと一緒にコーヒーを楽しんだ。
当たり前やけどおいしかった。
でもその当たり前が、当たり前じゃないんだよな。よくやったぞ。

・海鮮丼が食べたいけど2500円もしてほしくない
・ウニとイクラがどや顔で乗ってるけど、どっちもいらへん
という厳しい条件を満たした500円のマグロサーモンづけ丼を見つけた。
店の名前は【ポセイ丼】。
これでいいのか?とは思った。
だが、会社の近くにある【丼丸】で500円の海鮮丼をたまに食べていたことを踏まえると、
東京との比較にあたっては公平と言えよう。

店員のやる気は感じられなかったけど、500円にしてはおいしかった。

小樽の「メルヘン街道」はそんなご当地の食べ物屋や、オルゴールやガラス細工の店が並んでいた。

廃線が一部歩けるようになっていて、凡庸ながらスタンドバイミーや~と思った。


アホほど歩いて疲れたので、妥協してバーガーキングでコーヒー。
おいしいよ。

その後、かま栄という老舗のカマボコ工場/直売所へ。
カマボコができるまでのビデオを見た後、ガラス張りのカマボコ工場を観察しようと思ったが、
気まずくて直視できなかった。
人が手作業でやってるからな。動物園ならじーっと見たいとこなんやけど。

パンロールという、薄い食パンでカマボコを包んで揚げたやつを食べた。
食パンと言われない限りはそう思わない。

その後、小樽ビールの工場付きパブへ行って。プチ工場見学をした。
こういうのは結局自分一人しかいなくて気まずいみたいなのになりがちだ。
しかし意外と5人もいてよかった。
ビールについてちょっと詳しくなったが、ほとんど忘れた。
夜になった。
あーあこりゃ一人じゃなかなかつまらんなーとか考えながら美味いビールを飲んだ。


その後、普通に美味い味噌ラーメンを食べて、ゲストハウスにチェックインした。
なんと猫と犬がいる宿でございまして非常に楽しかったです。

猫は触っても怖がらないが、目も合わせてくれない。
犬はカバンをガサガサやっただけで「何何?」と寄ってくる。

当然ながら同居人の生活音が気になるのでカプセルホテルほど眠れなかったですね。

つづく

2016年6月29日水曜日

間奏!


まいど!
1年9か月勤めた職場を辞めました!

まぁいろいろこのままじゃあかんなと思って。

なんでもいいから翻訳専業の仕事がやりたくて、
業界未経験で入れたのがこの会社やった。
立ち上げ直後で、付け焼き刃でやっているプロジェクトやったけど、
それだけにいろいろ勉強できた。

医学なんてとくにそこまで興味があったわけではなかったのに、
やりはじめると終わりがなくて面白くなってきたので、これからもこの分野の翻訳をやっていくつもり。
英語だけできても専門知識がないとできないのがいい。
このまま狭き門であってほしい。

一般の副作用の症例報告が主な案件で、あとは治験や文献があった。
中でも英語文献の和訳がいちばん楽しかった。
和訳やから楽しいとかではなくて、論理展開を期待して読めるのがよいところ。

なんじゃそりゃって思う論文もあるけど、
当たり前の結果しか出ませんでしたってのも立派な結果やもんね。

あと、おそらく他の分野の翻訳と違うんちゃうかという点としては、
ネイティブじゃない人が書いた英語を和訳することが多い。

どこの国で起こったことであれ、国際的に共有するために英語に訳されて、日本に入ってくる。

ひどい英語やなぁ。と思いながら訳すときもある。

人間が書く文章においては、
機械翻訳ではまだまだ限界があるよなと安心する。



という感じでス。
医薬翻訳を好きになれた仕事だったのでとても感謝しています。
派遣の営業の人もすごくいい人に当たったなと思います。
仲のいい友達になれた翻訳者メンバーもいました。
僕が辞めてかっなり迷惑がかかるやろうけど、
転職したほうが給料が上がるという、妙なことがあるからしょうがないよな。

義理がないわけではないし、お金がすべてではないけど、
経済的な面倒は誰も見てくれへんからなあ。

7月下旬から同じような仕事を始めます。

よろしく!

2016年6月14日火曜日

『猫も食わない事ばかり』


6/11ワンマンライブ@秋田犬でした。

ステージで伝えきれませんでしたが、
お越しいただいたみなさんにはほんまに感謝の気持ちでいっぱいです。
もっと言えばよかったのになーと思ってます。

ワンマンってもっと来て来て来て~と言って集めるべきものだと思うんですが、
僕はそういう不自然なことをしたくなくて、いつも通り告知してました。
にもかかわらず、予想以上に多くの人が来てくださりまして、雨アラレでございます!

オープン時間にたこ焼き機でホットケーキを焼く計画で、
オープン前に1つ作ってみたらなんとネチャネチャ!
ベーキングパウダーを入れ忘れてました。
ホットケーキミックスじゃ面白くないので、自作したというところからのミス!
まいばすけっとで買って来て入れたらOK!

作ったのを食べてみると、出来立てはおいしいけど冷めたらおいしくないような気がする。
甘さ控えめにしたのがミス!
まいばすけっとでシロップを買って来てOK!
という感じで焦りまくったオープン時間でしたが、
予想以上に売れて(無料)よかったー。

「チョコとか餡子入れたらおいしそう~」というダメ出しちゃうちゃうお客様の声を頂きましたので、
次回こんな機会があれば試してみようと思います。

そこから「オバタケン弾き語りワンマン『猫も食わない事ばかり』」というナレーションが流れて、
客席からギタレレカレーパンジャカジャカーでした。
ナレーションというかタイトルコールは会社のエエ声のお兄さんにお願いしました。
レストランで録音したのが逆に僕好みになりました。

前半うた

1. カレーパン(ギタレレ)
2. ビッラルさんのモジャカレー(遅口)
3. 君に借りたCD
4. 竹居薬局の犬
5. 風邪ですか
6. うたたねのうた
7. いとしのディレイ
8. 言い訳コーヒー
9. 鳴尾浜臨海公園の猫
10. ビニール傘がほしいの
11. ヤマザキ 踊るパン祭り

それから喋りコーナー。
みなさんに無茶振りをして、お便りを募りました。
それをラジオ風に紹介していくという。
楽しいお便ばかりでしたし、返事をするのも楽しかったです。
予定より10分くらい多く喋ってしまいましたけど、
楽しんでもらえたようでよかったです!

後半うた

12. ポイントのことなんて
13. あれもこれも
14. グッドモーニングセレナーデ
15. パースで襲われたときの歌
16. Please don't kill me yet
17. Brandnew spring
18. メルボルンCity Loopの歌
19. イングランドの女

アンコール

20. エスカレーター・ラブ
21. 大横川親水公園の猫

終始緊張せずにやっていたせいか、全体的に演奏がうまく行った気がします。
歌詞もコードも大して間違えんかったし、いい雰囲気ができてたんじゃないかなーと思います。
というのも客席の空気が暖色系でしたから、それのおかげです。
それは僕の演奏からかもしれませんが、いやそれは卵か鶏かの話であって、相乗効果ですわ!

あまりやってない曲を結構やったので、
あんな曲あったんやーとか言われましたが、
たまにはやってみるべきですね。

エスカレーターラブも意外と人気なのでたまにはやった方がいいみたいです…

全体として気張らずやったのですが、そこがよかったと言われた気がします。
自分の中の普通でやって、それでいいと思ってくれる人が聴いてくれるようになったら理想ですよね。
このままでいきますわ。

*

BGMは僕がひそかに大好きな香川のバンド【Cheap Audio】のアルバムでした!
オバタさんのルーツは何ですかと聞かれるけど、だいたいこんなところです。
学生時代にライブハウスで見たインディーズバンドがほとんどです。

あと髪は当日の朝切りました。
あるバンドのギターボ―カルの髪型ええなぁと思って。

*

とにかく予想以上に楽しい初ワンマンでした。
何回も同じこと言いますが、気にしてくれるみなさんのおかげです。
一応は外向きのコンセプトやから一人でやっててもほんまに意味ないですし、
やりまーす言うてよかったーってなるってほんまに嬉しいことですよね。

とはいえ至らない点もあったでしょうし、これからも精進していきたいと思います。
またやりたくなったらやります。
ありがとうございました!
これからもお付き合いのほどよろしうに。


ライブ風景は想像に難くないでしょうから
丸いホットケーキ屋さんの写真を。

2016年6月9日木曜日

軽快・軽妙

6/7(火)、新宿カールモールでした!
「軽快・軽妙」
w/熊谷亮
よしたかひがしわだ
生形拓人(O.A.)

1月に高円寺リーフで催された企画で出会い、
5月の及川くん企画で再会した生形(うぶかた)くんによるブッキングでした。
ぜひ一緒にやってほしい人がいるということで召喚されたメンバー!

「軽快・軽妙」という素晴らしいタイトルが付いていたのに触れ忘れていた!

本が好きという彼のセンスで今日の演者を表現したのでしょう。軽妙、実にそうですわ。

リハ前、早く着いたので近くのブックオフに行ってみた。
やっぱ現地ブックオフには用もないのに入るでしょう。

ほんで躁うつ病持ちのイラストレーターのエッセイを買った。
仕事で精神疾患の話が急に出てきて理解不能になったりするので、
まずはこういう笑える漫画エッセイで入るのがいいと思う。
良い出会いをしたわ。

やった曲
1. 竹居薬局の犬
2. 大横川親水公園の猫
3. 鳴尾浜臨海公園の猫
4. ビッラルさんのモジャカレー
5. メルボルンCity Loopの歌
6. ポイントのことなんて
7. あれもこれも
8. いとしのディレイ
9. エスカレーター・ラブ
10. イングランドの女

40分だったのでいっぱいさせてもらいました。
しかもワンマン前でベンチ組の曲も織り交ぜました。
やぁしかしまんべんなく練習するってのは難しいものですね。
ワンマンまであと数日ですけど、叩き直しやーと思いました。
でもこれを機に、「エスカレーター・ラブ」とか、自分が勝手に敬遠してたやつも
普段からできるようになったらええな。

共演の3組はもれなくポップだった。
僕はポップ枠じゃないですけどという方ももれなく。
そんな日はお客さんもマロヤカな人が多い。
僕もこんなわがままブッキングならまた誘っていただきたいしまたしたい!

カールモールの内装も、大阪の今は亡きテハンノを彷彿させるような、
元スナックのようなレトロな雰囲気で好きだった。
また出たいものです。
ありがとうございました!

次はワンマン!

■6/11(土)秋葉原Live Garage秋田犬
弾き語りワンマン
『猫も食わないことばかり』
Open 18:30/Start 19:00
1500円(+ドリンク)

おいでやす!

2016年6月6日月曜日

ポイントカードヒステリアばばあ


どこ行ってもポイントカードありますかありますかって。

そんなにあんたの店のことばっかり考えて生きてへんわ!

あんたの店やとなぁ、あんたの店のカードだけ持った客がぎょーさん来るんやろけど、
いまどき客は何十種類いう店利用するんやから、
もしやで、
あんたの店のカードを、お気に入りの店でもあらへんのに当然のように持ってたとしたらやで、
その客は何十枚ものカードを毎日持ち歩いてることになりますわな。
そんなやつおらんやろ。

あと、その分厚いプラスチックのカード、やめてんか。
うちがどんだけ分厚い財布持ってる思ってんねや。
ペラッペラのヤツにしてくれんとすぐに自宅待機なるで。

あとなぁ、毎回毎回ポイントカードありますかて聞いてくるから、
ときどきもうあんたの店行きたないわって思うんや。
【レジ袋不要です】のフダがあるんやったら、
【ポイントカード持ってませんし作る気もありません】のフダも作ってくれへんか。

だいたい、100円で1ポイントしか貯まらんのに、
500ポイントからご利用になれますて、なめとんか。
あんたみたいな店は安うしてくれんのはありがたいけどな、
50000円も買いもんする前にカードもやる気も紛失してまうわ。
カード管理せなあかんこっちの身にもなりいや。

ほうか。さてはそれであんたとこの店の通販サイトの利用客増やして、
店頭の仕事減らそうとしとんかいな。
それやとカード関係ないからな。
通販は便利やけどな、配達する兄ちゃんの大変さと、
うちの日中の在宅時間の短さ見くびんなよ。

平日夜9時までそんな頻繁におらんがな。
いつもヤマトの兄ちゃん5階まで来てピンポン鳴らして不在やて、
気の毒やろ。
昼の2時におるわけないねん。
わかってんねんあの子も。

だからお宅の店で直接買おう思てんのにやで。

カード嫌がられるからてアプリで誤魔化そうとしてる店あるけど、
あれもあかんで。
結局アプリぎょーさん入れることになるやんか。
そんなんに耐えれるほどハイテクなスマホ、
みんながみんな持ってると思いなや。

ポイントカードやなくて、全部ツケみたいにしてくれへんか。
スマホか手帳に会員カードの番号メモっとくから、それでええやん。

ていうかもうヨドバシにあるもんは全部ヨドバシで買うわ。
還元率ええし、何ポイントからでも使えるしな。

ええ?!
ヨドバシカードにクレジット機能付けますか?て、
もうええっちゅうねん!

2016年5月29日日曜日

英字新聞読んでみい


ある昼下がり、
今日夜なんもないわ~(自分のワンマンの練習しなあかんけど)と思ってツイッターを見ていたら、
カスタネッツが代々木でワンマンをやるというツイートを発見した。

高校の時、ツタヤでレンタル落ちのCDを漁っていて、
かわいい紙ジャケットにつられて知らないバンドのCDを2枚買った。
それがカスタネッツだった。

ジャケットから予想した通りのヘタウマポップというべきか、ちょいひねくれギターロックと言うべきか、そういう作風。
いつか見てみたいかもと思ってたら、やってんやん。

しかしライブ自体は昔みたいにバンバンやってないご様子。
いやーでもなーその2枚分(4曲)しか知らんといきなりワンマン行って、
「ちゃうわー」ってなったら嫌やしな。



ところで最近、久しぶりに英字新聞を買ってみることを思い付いた。
必死で英語を勉強しようと焦っていた時期はたまに買って読んでいたが、
今はペーペーなりとも医療翻訳者としてあぐらをかいてしまっている。
あぐらをかいているだけなので、うーんこの構文やとちと読みずらいけど時間をかけすぎるものでもないし…と思うことがたまにある。

こないだのブログでBBCの記事を引用したが、そのとき、やっぱ新聞の記事ってうまいこと文章を作ってるなと思ったのです。
使われる単語はメディカルとは違っても、上手な順序と接続で書かれた英文を多読すべきだなと思ったのです。

じゃあ英字新聞などどこに売っているのか。
でっかい本屋に行かないとないのだろうと、田舎もんとしては考えたのだが、
なななんとキヨスクで普通に売っとるやんけ。

錦糸町や両国でさえ売っている。

しししかも、週末バージョンは分厚いのにお値段たったの210円。
なんぼ安くてもそんなに読めるかっちゅうねん!

家だと集中できないので、それを買ってカスタネッツの待つ代々木へ向かった。
英語の新聞を電車の中で読んでいると自分が不審者のように見られているような気がする。
自慢げに英字新聞を広げるとかそういう場面が漫画とかドラマであるけど、ちゃうちゃう。

英字新聞で挫折するのは、興味や予備知識のない記事を、辞書を使って読もうとするからだ。
誰もが知っている時事ネタや、自分の興味のある音楽や日常についての記事を、
わからん単語の意味を想像して飛ばして読めばいい。

精読も大事だが、英字新聞に関しては苦手意識を助長するようなことをしなくていい。
毎日作られる文章やから、記者もそこまで練り込んでないと思う。
たぶんやけど。書籍に比べたらそうでしょう。

代々木に着いてカスタネッツの開演まで1時間くらいあったので、
消去法で仕方なくマクドに入り、まんまとチーズバーガーセットを頼んでしまう。

「エボラの再来に備える」「間違った人と結婚してしまうワケ」「音楽のジャンル分けを心理学の観点から考える」
みたいな記事を読んだ。
どれも日本の新聞には載らなそうな、大胆な内容だった。
日本の新聞ならきっと却下される。
一部の人の批判で大問題になってしまうような風潮やから。

あとはアリアナグランデの新譜での異変の話とか、あまり報道されないような国の話とか、
いきなり読んでもわからん。

そろそろ開演が近付いて来たのでライブハウスに向かう。
予約してないけど、当日券ありませんってのは多分ないやろう。

入口には20人くらいお客が並んでいた。もう開演まで10分もないですよ。
ホールを映すモニターを見ると、けっこう入ってる。
ガードレールに座って3分くらい考えた結果、
人ごみの中で知らない曲を2、3時間聴く自信がないので、
行かないことにした。

4000円+ドリンクが浮いたと思えばいいし、
ちゃんとアルバムを聴いてからまた来ればいい。
ワンマンの練習できるやんと思えばいい。
します。

5/17 ルート14とその2日後

5/17、本八幡ルート14でした!
というのを書き忘れてた! あらやだ!

1. メルボルンCity Loopの歌
2. ビッラルさんのモジャカレー
3. イングランドの女
4. あれもこれも
5. 君に借りたCD
6. 大横川親水公園の猫
7. 鳴尾浜臨海公園の猫
8. 竹居薬局の犬

対バンの【とっと。】さん、
話した感じとか曲、歌詞、ステージでの振る舞いとか、すごくよかった。
もともと知り合いやったような気がした。

自分的には、まぁまぁよかったかな。2週間もたったら忘れるわ。
どうもありがとう。

自分のライブじゃないけど、2日後にルート14にボサノバ博を見に行った。
パーカッションの方が怪我で欠場だったが、
他のピアノ、ウッドベース、ガットギター、フルートの4人でうまいことパーカッション不在感を補っていた。
ちょっと静かに聴く分にはいいなという風になってた。
でも同時に、やっぱあのパーカッションの人はすごかったんやーと感じずにはいられなかった。
ものすごく全体に馴染んでその包容力でリズムを支配してたんや。

ボサノバ博はボサノバヒロシと読みます。
4回目なのでもうみんな慣れっこでした。
プロがこれだけひとつのライブハウスに集まるのはかなり珍しいみたいです。
だいたい個々のユニットで、バーやレストランでやるから。

さて、僕は5/17にライブが終わり、久しぶりに3週間も空くのでまったくギターを練習していませんでしたが(ジャズギター以外)、
昨日ワンマンの練習を本格的にはじめました。

その前に6/7新宿カールモールでライブあり!
デヤッ!


2016年5月28日土曜日

ワンマン目前インタビュー

――こんにちは

こんにちは。

――まずは簡単に自己紹介をお願いします。

オバタケンです。

――確かに、これ以上簡単にできないですね。ワンマンライブをされるとかで。

そうですね。

――スペースの無駄なのでもう少し喋ってください。

そうですか。

――そうです。

そうです。

――ワンマンライブは初の試みですか。

はい。ソロ弾き語りでは本当に初めてですね。キイチエモンズっていう、僕がエレキを弾くユニットでは1回か2回やりましたけど。大阪で。

――なぜワンマンをやろうと思ったのですか。

大阪ではワンマンというのはそりゃもうめちゃくちゃ自信があって、ファンも結構いて、もちろん演奏も申し分ない、そういうミュージシャンがやるものでした。少なくとも僕はそう感じてました。中には「なんでお前がワンマンすんねん」ていう人もいますけど、稀ですね。
ところが東京に来て驚いた。みんな旅行に行くくらいの感じでワンマンをやるんですよね。これは本当にカルチャーショックでした。大阪と東京の違いというよりは東京とそれ以外の違いなんでしょうか。僕が無知なのかもしれませんが。知らんけど。

――で、「おれもできるんちゃん?」と。

言うてみればそういうことです。というか、今の言いかたやとディスっただけになってしまってますけど、確かに初めは驚きました。でも、そのうち、何らかの意味を持ったライブとしてワンマンをするっていいなと思うようになりました。別にファンが大しておらんくても、いや、もちろんおったほうがワンマンとして正しいんやけど、自分に対する挑戦として、みんなやってるんちゃうかなと思って。よっぽどじゃないと見に行ったりしませんけどね。すごくクオリティが高いか、すごく好きか、すごく仲のいい友達じゃないと、2、3時間もダラダラと聴けないですよ普通は。

――で、なんでワンマンやろうと思ったきっかけは「俺にもできるんちゃん」だけ?

えっと、曲もある程度の数できてきたし、ワンマンあったら見たい~って言ってくれる人が増えてきたし、20代のうちにやりたいことのひとつに滑り込みで入って来たからです。もう20代でやり残したことなんかなかったんですけどね。

――なるほど。ありがとうございました。

ありがとうございました。待て待てコラ。

――はい。

アホ。もっと何か聞きいや。インタビューなんかなかなかないんやから。

――今回の『猫も食わない事ばかり』のコンセプトとしては、どういったものでしょうか。

しっかりした質問あるやないか。何帰ろうとしとんねん。今回のワンマンは僕にとってもお客さんにとっても初めてなので、お試し的要素は強いかもしれません。それだけに、ゲストミュージシャンなどは呼ばず、完全に一人ですることにしました。誰かを入れると大きくそっちに傾いた空気になりそうやったので。なので、僕の部屋で歌を歌ってるみたいなイメージですかね。とくにキャパ以上に頑張ったりはしません。

――2、3時間ぶっ通しで歌う気ですか。

3時間もやる曲がないです。トータル2時間くらいを目標で、喋りのコーナーも挟もうと思ってます。匿名でも良いので聴衆からお便りを集めて、それに答えたりしたいです。

――後藤秀樹さんみたいにですね。

そうそう。誰がわかるんでしょうね、その芸人。

――質問したいこともなくなってきたので、今一度詳細の告知を。

はい。2016年6月11日場所は秋葉原Live Garage秋田犬、18時半オープン19時スタートで、チケットはドリンク別1500円です。

――楽しみにしております。

来てな。

2016年5月22日日曜日

ごめんねエレベーター

BBCのニュースにThe Worlds Most Polite Country?(世界一礼儀正しい国?)という記事があったので、読んでみた。

こういう記事の半分は日本の生真面目さを揶揄する内容(言いすぎか。でもそれを読むのも楽しい)だが、
今回のは、あ~そっかーと思ったので一部訳してみたよ。
あんまり推敲してないです。

使い古しの内容だとは思いますけどね。
英語圏の人用に書かれた記事です。

以下、拙訳(人名など一部割愛)
(略)

「おもてなし」は日本人の生活様式である。風邪を引いた人は他の人にうつさないようにマスクをする。工事を始める前には隣の住人に包装した洗剤を贈る――どうしても飛び散ってしまう砂埃をこれで洗ってくださいねという意味合いだ。レストランの店員はお辞儀をして、心からの「いらっしゃいませ」で迎えてくれる。 お釣りを渡すときには手を下に添えて、お金を落とさないようにしてくれる。店を出る時は、見えなくなるまで玄関でお辞儀をしていてくれるということも珍しくない。

機械にいたっても「おもてなし」をする。タクシーのドアは近付けば自動的に開き、制服に白い手袋で装った運転手はチップを求めてこない。エレベーターは待たせたことに対して詫びを言う。トイレに入ればそれに気付いた便座がひとりでに上がる。道路工事の看板にはお辞儀をする作業員が描かれている。

日本の文化では、相手が本人のグループの外にいればいるほど、その人に対して礼儀正しくなる。この理由から、外国人はこういった惜しみない厚意にいつも驚かされることになる。あるスペイン語教師は語る。「日本に9年間住んでいますが、いまだにびっくりしますね。バスの中で、人がお辞儀をしてから隣に座って、立ち上がるときにもお辞儀をするんですよ。いつも新しい発見をしてます。」

しかし、「おもてなし」は訪問者に対してだけのものにとどまらない。「おもてなし」はあらゆる生活の場面に浸透しており、子供のころから学ばれるものなのだ。 

某観光関係団体の代表はこう言う。「『誰かに良いことをされたら、他の人に良いことをしなさい。でも、誰かに嫌なことをされても、他の人に悪いことをしてはいけない』という教訓のもとに育つことが多いんです。だから親切な振る舞いをするようになるんだと思います。」

(略)

あなたも「おもてなし」をすこし持ち帰ってみてはいかがだろうか。ほんの小さなことでも、世界に広がっていくかもしれない。

以上、拙訳

原文
http://www.bbc.com/travel/story/20160415-the-worlds-most-polite-country


エレベーターが待たせてごめんって言うってのが面白かったな。
たしかに「お待たせしました」って言うやつあるけど。
それを考えると電車も謝りすぎ。2分遅れたくらいでそんなに謝らんでも…。

日本人は礼儀正しいというけど、そのせいで、
礼儀正しくない人に対してかなり敏感やでな。

僕も人のこと言われへん。でも挨拶とかお金のこととか最低限できてたらもうええと思う。

この記事中、日本の学者によれば、
日本人の礼儀正しさは、茶道、武道、武士道から来ているそうな。

日本人には、フレンドリーさが足りないというコンプレックスが見え隠れする。
英会話教室とかでかなり問題にされてると思う。

でもこうやってイギリスの新聞で奥ゆかしさが取り上げられるくらいやから、
ぜんぜんそのままでいいよ、日本人。

世界中みんな「イェーイ!」ってならんでええやろ別に。
「あ、どうも……あ……」でいいよ、日本人。

自分を恥じていると笑われるぜ!

あ、イェーイ!ってしたい人は自由にしようね。

2016年5月16日月曜日

ジャズギターブーム

ちょっと前からボサノバピアノうんちゃらで、
「イパネマの娘」かんちゃらなのであるが、
「波(Wave)」という曲のほうが実は好きである。

ピアノの本に載ってる「波」はちとむずかしく、なかなか進まなかった。

そんななか、かなり前に買った、CD付きの初級ジャズギタースタンダード曲集に「波」が入ってることを思い出した。

ジャズも知ってたらかっこいいかも~という若気の至りで買ったはいいが、イメージと違ったためにすぐにやめていた。
和音が弾きたかったのに95%単音だった。

しかしこれが、僕も年を取って音選びのエロさに対する感受性がアップしているらしく、今聴くと、うわ~弾きたい!と思えた。


アマゾンとかのレビューを見ると「はじめてのジャズギター」というタイトルに反して難しすぎるという意見が予想以上にあった。

いったい、ジャズを何だと思ってるのか。十分簡単ではないか。

私など、この程度でジャズを弾いてる気分になれて申し訳ないくらいである。

とはいえ、何かのジャンルで中級以上のギタースキルがない人でないと、この本を難しすぎると感じるだろうなというのは事実である。

ひとつに、ロック/ポップスギターのテグセとは全然違う。なんでそんなところまで音を取りに行くのか(しかもアウト音)というのが多い。

ふたつめとしては、そんなややこしい運指をしながら伴奏コードのことを考えろというがそんな余裕がない。
ほんとは、うん、♯11やからとか理解しとかなあかんのだ。

みっつあるみたいに言ったが、別にない。

もともと持っていたのが続編だったみたいで、
一発目の方を調べてみたら、ジャズスタンダード曲が溢れかえっていたので買ってみた。

というわけで、今練習してるのが、
テナーマッドネス

ジャイアントステップス
A列車で行こう
らへんです。

付いてるCDもなかなか、いい曲はいい。

こうして、ボサノバピアノブームは知らぬ間に終わっていた。
ジャズギターブームも何か他のものによって知らぬまに終わりを告げるのであろう。


2016年5月8日日曜日

大塚と秋葉

下北沢のライブが終わったところやけど、
行きたいというよりほとんど「行っとかなあかん!」という気持ちでオープンマイクに行った。

行ってよかった。
行かんかったら家であ~あ。ってなってるわ。



・大塚ウェ●カム●ック

1. あれもこれも
2. 言い訳コーヒー

最近「あれも~」が多いけど許しておくれ。慣らしたいんよ。
言い訳コーヒーは2カポでA(キーはB)にして弾く曲なんやけど、
カポなしでCでやってみた。
作った当初はCやったけど、無理かもと思ってBにしてたんです。
Cでやってみたらぜんぜんいけた。
これはたまたまじゃなくて、成長したんやと思うわ。

アニバーサリーだからか、人がいっぱいいた。
知ってる人たちにもチラリと会えてよかった。



・秋葉●秋●犬

2. あれもこれも

ゴールデンウィークやからあんまり人おらんのちゃうかなと思ってたらめちゃめちゃ人多かった。
(体調良くないからやっぱ歌わん、いや、やっぱ歌うっておっしゃっり始めた)ぱらぱら散歩道さんの曲を1曲目にやりました。
ぱらぱらさんボーカル、僕ギター
僕は例のごとくそんなに歌いたい気分でもなかったのでよかった。

1曲はピアノで「イパネマの娘」でも弾こうと思ってた。
まだまだ練習不足やけど。

ところがこの日はピアニストが非常に多かったのでもしピアノやと気まずいかな~なんて考え始めてた。
そのうちできるようになったらやりますよー。

この日の犬のオープンマイクは、同時にここにいないはずの人がたくさんいてすごかった。

極めつけは去年の春に北海道に帰ったはずの大介君だった。

お、お前…なぜここに…!

まじで自分は夢でも見てるんかと思った。

ゴールデンウィークの間東京に居たらしい。
いや~また北海道で会いたいな。
今年は行かねば、イパネマ。

こんな大人になりました

5/4は下北沢Waverで 及川くん企画でした!

及川くんとは昨年11月の鈴ん小屋のブッキングで出会いました。
彼も大阪出身なのです。


下北沢はよくライブを見に行ったりするが、
出演ははじめてだった。

何度訪れても、欲しくもないものを買わせようとしてくる街である。
正確には、考えたこともなかったけど考えてみればうわー欲しい!というものですね。

僕が知っているなかで一番大きいGraniph(Tシャツ屋)が下北沢にあって
いつも寄るので今回も寄った。
今回も買いそうになったけど、グッとこらえた。
最近お金を使いすぎてる気がするからなぁ。

そんでから、たまによく行く古本屋(おかしいけど、「たまによく」くらいの頻度)が20%OFFセールをやっていたので、本くらいいいだろうと、入ってみた。

ブックオフがGWのウルトラセールをやっているのと関係があるのかはわからないが、
僕は心がブックオフ側なので、勝手にそう思った。

なななんと星の王子さまのフランス語版があったので買った。
フランス語は読まれへんけど、300円やし許してやったらどうや。
ていうので使いすぎてるんかも。
英語版を持っているので照らしあわせてやりたい。
原語がフランス語やからね。


その古本屋のすぐ隣にWaverの入り口はあった。
今まで全く気付かなかった。


シレっと変な空気を醸すところが大阪人ぽい及川くんだが、
リハ中からそんな雰囲気だった。
いいなぁ。

他の演者さんたちも一癖効いていて見るのも楽しかったね。

1. ヤマザキ 踊るパン祭り
2. ビッラルさんのモジャカレー(遅いやつ)
3. あれもこれも
4. 鳴尾浜臨海公園の猫
5. 大横川親水公園の猫
6. メルボルンCity Loopの歌
7. イングランドの女

人様の企画で初めての場所だと、わけのかわらんミスをするようだ。
わけのわからんミスをしたけどめっちゃ楽しくできました。
知ってる人も多くいたので嬉しかった。

及川君のバンド【KUSURI】はハチャメチャ具合がかっこよかった。

打ち上げの時間があまりなくて残念やったけど、
そのくらいがちょうどいいんかな。
またあんな集まりの一部になりたいです。
みんなみんなありがとう!!



あと、Waverはフーバーオーバーにかなりゆかりのあるハコだったみたいで、
勝手にテンション上がりました。

よく、いつテンション上がるの?っていうか、上がるの?
と聞かれますが、
こういうときです。


2016年5月1日日曜日

池袋FI5VEで!

4/29、今日は池袋でライブだが!



GWのしわ寄せを受け止める類の業種柄、
世間は休日でもちょこちょこ出勤日がある。

失礼ながら早めに失礼して池袋に到着したがちと早すぎた。
何か変わった物はないかと歩いていると、
瓶のコーラが目を引いた。

昔ながらの氷屋さんの店先でコーラやソーダなどの清涼飲料水が売られていた。
ショーケース兼冷蔵庫がそこにあるだけで店の人はいなかったので、
ちょっと立ち止まって品定めをした。

コーラか。
最近の飲まなくなったが、見れば飲みたくなるというときがある。
500mlもいらない。350mlも少々多い。飽きてからが長い。

ところが瓶のコーラは200ml前後だった。
しかも瓶というのが平成時代には一周回って高級に思えるのだった。

あかん、コーラくらいどこにでも売っとるわい。
そう思って歩き出したが、
いや、瓶のコーラにはもうしばらく会えないかもしれないし、
こんなに飲みたいと思ったのは久しぶりだ。
ましてや今ここを通り過ぎたところで行く場所はない。

コーラの冷蔵庫まで引き返すと、
店の奥にいたおっちゃんが気付いたと見えて店先にやってきた。
「気になりましたか」

瓶を返却する関係か何かわからないが、
持ち帰るなら100円、その場で飲むと90円だった。
それを理解せずに90円で買って去ろうとしたら、
ちょっとちょっと…となって、留まることになった。

僕がギターを背負っているせいで、初めは、
この辺にライブバーがあるんですよ~知りませんね~という話になったが、
音楽活動に興味がない人に音楽活動の説明をすることほど面倒なことはない。

そんなことより僕は氷屋さんに興味があった。
まだこの世に町の氷屋さんなるものが存在できる理由が知りたい。
というのは失礼な表現だったけど、
僕は何も知らないなりに氷屋さんのたたずまいが好きなのだ。

既におじいちゃんとの境界域にいるそのおっちゃんは、
昔の氷屋事情から最近のこの店のことまでいろいろ話してくれた。

冷蔵庫がなかった時代は各家庭は毎日のように、
リヤカーで運ばれてくる氷を買っていた。
氷屋の息子は夏になると夏休みを返上して、
プールに行くのを泣く泣く断って手伝いをさせられた。

やがて冷蔵庫、そして製氷機が登場してからは、
高めの料理屋やスナックはさておき、
一般家庭や大衆向けの飲食店においては氷屋の必要性が薄れていった。
多くの氷屋が廃業に追い込まれた。

ところが最近になって、高級指向・健康指向が定着してきたために、
若者が持つ店も良質の氷を求めることが多くなってきた。
しかも同業者の数が減少しているので、おっちゃんの仕事は減っていないという。

こんな興味深い話を90円で聞けて良いものか。
おっちゃんありがとうございました。

自分は利用しないけどなくなってほしくない物がひとつ増えた。
氷屋さん。
ほかに町のおばあちゃんの駄菓子屋さん、路面電車などがある。

ライブです!

1. カレーパン
2. ヤマザキ 踊るパン祭り
3. イングランドの女
4. あれもこれも
5. 君に借りたCD
6. 大横川親水公園の猫
7. うたたねのうた
8. ビッラルさんのモジャカレー
9. 竹居薬局の犬

ファイブは去年の3月ぶり。
別会場のスペシャルオープンマイクイベントは年末に入ったけども。
基本的にギター弾き語りシンガーソングライターは少ない印象やけど、
僕みたい何がポッと行ってもみなさん仲良くしてくださるのがいつも嬉しいです。
演者さんもいつもしっかりしてます。

リハが終わってから、共演の金城さんと小出さんと3人でコラボやりましょか~ってなって、
木綿のハンカチーフをちょこっと練習しました。
アンコールで披露!

今日は地元自慢みたいな話が多くて、
大阪行きたいって言ってもらえたし、
埼玉や沖縄もまた行きたいなーと思いました。

演者さんもお客さんもほんとに絡み甲斐のある人ばかりで、
平和で楽しかった!
良い変人が多い。
ありがとうございます!!


***


次回、5/4@下北沢Waver
及川潤企画『こんなオトナになりました。 ~人事異動編~』
絶対に見てくれよな!


2016年4月24日日曜日

メモの切れ端

●ホムペ

ホームページをつくってブログを移転してから、
たまにアクセス数を見ると、数人いらっしゃる。
訪問の理由が何であれ嬉しいです。
ありがとう。
あと、グーグルで検索するとちゃんと出てくるようになった。
1か月ほどかかるんやね。



●500円

次に音源を作るなら500円にしようと思った。
500円?!じゃあ買うやろ!ってあるよな。
500円でもいらんわってのもあるけど。



●ABサビ

あるベリーダンスの曲について、この曲はどこがサビですか? と質問をいただいた。
いやしくも僕は音楽をやっているから、それを踏まえての問い合わせだ。
残念ながらサビなどなかった。

聴かせたいテーマみたいなのはあるけど、
A、B、行くぜ!これが俺のサビじゃっ!ってない。

ABサビの流れはJポップの文化と言っていいレベルらしい。
中学のころグリーンデイのBasket Caseを聴いて、
Bメロで終わるやんこの曲、かっこええー!
とか思ってたけど、ああいうのは歌い出しがキモで、
そのBメロみたいなんは総まとめなんでしょうね。

もちろん洋楽にもABサビ型はよくあるけど、日本の歌と捉え方がちょっと違う気がするな。

とか言って自分の曲のことを考えてみると、
ABサビ型のはほとんどない。
Aとサビ、またはサビとそれ以外という感じだね。

ABサビやと、なかなかそんな論理的な歌詞書かれへんわ。



●ピアノ

またピアノを弾く波が来た。
ちょーっとずつ上手くなってる。
やさしく弾けるボサノバ本の「イパネマの娘」が弾けるようになりそう。
あと、「波」もやってる。
やさしい言うても転調が減ってるとかテンションが大幅カットされてるとかじゃないからなお難しい。

ギターがメインである限り、なかなかうまくならんのが悔しいけどな。
人前でやらんとうまくならん。



●語学

音楽のことと語学のこと!
とかブログの説明に書いてるけど(少なくとも現時点では)、

以前みたいに多言語かじることが今はないし、
翻訳が仕事になってしまったので、翻訳のことを書くと
情報漏えいとか会社の翻訳方針の批判になりかねないので、
書けませんね。

検定を受ける予定もないし。
というか、語学なトピックを期待してる人がいるわけでもないよな。

漢検は受けたいな。
翻訳者として漢字を知らんってのは恥ずかしい。
日本語できへん人は英語もきっとほんまの意味ではできひんし、
翻訳なんてできんからな。
漢検は受けたいな。

と思って時は過ぎる。

2016年4月20日水曜日

マルチアングルVol. 13 プレゼント

4/19は秋田犬で
マルチアングルVol.13-プレゼント-
でした!

3か月に1回行われるこのイベント、
どれくらいの頻度で行ってたのかよくわかりませんが
僕はまあまあ見に行ってて、毎回いいなあ~と思ってたので
今回出さしてもらうことになっていやーほんとに非常に嬉しかったぜ。

イベントの最後に恒例のコラボがあって、今回はAKBの例のフォーチュンクッキーだった。
マルチアングルの4人と僕で演奏するやつな。
2回スタジオ入ったんやけど、マルチアングルはもう3周年ってこともあって、
4人は気だるい家族のようだった。
褒めてるんやで。
エレキ弾けて楽しかったし、シンガーソングライター5人でコラボって滅多にできひんし、
こりゃおもしろかった。

今回のテーマは「プレゼント」。
「プレゼント」をテーマに新曲を作って来いということで、
僕はたまたますぐにアイデアが浮かんだ。
浮かばんかったらどしょうかと思った。

骨組ができてから2ヶ月くらいあったから早くやりたくてしょうがなかった。
もちろん、本番までにどこかで練習がてら人前で歌うってわけにもいかんから、しんどいよな。
いつもはそうするんやけど。

新曲の1回目の演奏がみんなの前でのお披露目会。
マルチアングルの人らは毎回こんな大変なことをしとんのかいなと思った。



あとは、このイベントのときはみんな白いシャツを着てるんやけど、
僕はそれを忘れてて、
当日全然派手なシャツで行ってしまった。

いやーあかん、せっかくやから揃えたいやんと思って、
ちょっと出かけて無印でええシャツを手に入れました。
悪いからってマルチメンバーが半額くらい出してくれてしまいました。
すません!!
涼し気なシャツなので、夏にかけて着まくります!

セットリストはこちら。
1. カレーパン
2. マルチアングルメドレー
3. イングランドの女
4. あれもこれも(プレゼントの曲)
5. 君に借りたCD
6. 鳴尾浜臨海公園の猫
7. ビッラルさんのモジャカレー(遅いやつ)

マルチアングルメドレーは
工藤さん『前にならえ』
尾上さん『コロッケ』
marukoさん『おさるさん』
みゅーさん『ワンダー』
をワンコーラスずつでつないだやつでした!
これはやってる方もとても楽しい。
編曲も楽しかったし。

そしてそれぞれの出番で本物を歌ってくれた!
セットリスト変更までしていただき恐縮! でもご本人登場感がめっちゃよかったー。
って言い忘れてたし。ありがとう!

『あれもこれも』っていうのが「プレゼント」をテーマに書いた歌。
いろんな人の言葉やいろんな場所の風景が詰まってます。
これからもやるし、これからもっとうまくなっていくつもりやから、
また聴いておくれ!

メドレー、新曲、コラボ曲のことを考えなあかんかったので、
いっぱいいっぱいの最近でしたが、
やーこれで一件落着! という感じです。
素晴らしい夜になったと思います!

マルチアングル。
スタジオ入りから本番の帰りまで、始終楽しかった。
いつも遊んでくれてありがとう。みんなおもろい。
また遊んでよ!
センキューセンキュー!


*マルチアングルって何やねん?(ツイッターより)
maruko、尾上明範、工藤直也、みゅーおおやまの4人のシンガーソングライターによる音楽イベント。 一つのテーマのもとに、4人が新曲を披露。1つのワードから何を描くのか。


***


次回は4/29(金祝)池袋FI5VE
そして
5/4(水)下北沢Waver
だぜっ!
絶対に見てくれよなっ!

2016年4月17日日曜日

音の通り道 28回目

ほんで昨日は学芸大学アジアンカフェで
「音の通り道」-28回目-
でした!

あのあたりは僕としては
普通に生活しているまぁ行かない土地!

日吉と自由が丘に行ったときに感じた、
ちょっとミニチュアでオシャレっていうのは共通していた。
外国っぽくて良い。

学芸大学駅で降りて、ちょっと歩いてみた。
かなり早く到着したから時間は考えずにぶらっと。

もしかして「学芸大学」の本体はこの辺にないんじゃなかろうかと思った。
大学生向けの飲食店とかの気配を感じなかったから。
あとあと聞いてみると、やはり今はもうそこにはないらしい。
付属高校はあるみたいやけどな。

大学見物は諦めて、繁華街がちょっと静かになったあたりの
ごちゃごちゃなのに広々したカフェに入った。

窓を開放していてテラスもあって、めっちゃ好きな感じ。
今度学芸大学に行くときもぜひ来たい。

2階もあるよって言われて見てみたが、おばさま4、5人が大声で話していた。
2階もほんまはよかったよー、ほんまは。

夏もいいと思うわあそこは。

その後、
主催の一人、よろっとさんと合流してラーメンを食べた。
つけ麺を待っていたらラーメンが来た。
食券の押し間違い。
これも何かの縁。

やったやつ↓
1. イングランドの女
2. 竹居薬局の犬
3. 大横川親水公園の猫
4. メルボルンCity Loopの歌
5. ビッラルさんのモジャカレー
6. うたたねのうた
7. ヤマザキ 踊るパン祭り

今日はみーんなマロヤカな性格の人で、
終始楽しくピースフル!

マスターに言い忘れたけどBGMもすごく好きだった。
ビートルズとその周辺だと思う。

オバタケンってオバケタンかと思ったと言われた。
確かに!

イベントの感想じゃなくて恐縮やけど、
対バンの美菜海さんのお客さんで化学を勉強している大学生がいて、
僕は薬剤系の翻訳なので、薬理の話でかなり盛り上がった。

僕の職場は母体がITで、製薬会社の業務を請け負っているだけの翻訳部なので、
英語のことはわかるけど薬学のことはわからんという人が多い。

だから、彼のような人に質問したいと日々思っていたのだねきっと。
同僚たちも日々そう思っているだろうねきっと。
英語ができても論文は読めませんもの。
化学が完璧な中学生の方が論文読めるよ。

誘っていただき絡んでいただきありがとうございました!
もっと話していたいような夜でしたが、いかんせんヘンピな場所なので仕方ない。

ありがとうございます!

またすぐにライブだ!

■4/19(火)秋葉原Live Garage秋田犬
マルチアングル Vol.13 -プレゼント-
w/工藤直也
みゅーおおやま
maruko
尾上明範
Open 18:30/Start 19:00
1500円(+ドリンク)


よろしゅうに!

うおー! さおー!


あるオープンマイクに行こうと
あるところに行った。
電車が遅れてて倍くらい時間がかかった。

20時くらいに到着して、ドアの前に立った。
細長いガラス窓から中を見ると、どうやら誰もいない。
しかも明るい。
明るいところで演奏するのはとても苦手だ。
うーんこれは来たらあかんやつやったんかもしれん。

よし、やめよう。
これは僕なりの勇気である。

近くのアーケードでストリートをやっている女がいたのでその反対側に座って、
なんとなく聴きながらこれからのことを考える。

最近積極的にSNSを見ていないが、この日ライブをやっている人が結構いた。
でももう20時半くらいだ。遅い。
アホや~。

かと言ってこのまま帰っても安らかには眠れない。
誰かと話したかったけど、
目の前は弾き語り女は話かけたいと思うほどではなかった。

「私の恋は各駅停車」的な歌はもう何千年も前からあるが、
人は何千年も生きないので、その時代のミュージシャンが歌う必要があるのだろう。
でも後継者が多すぎるよ、どう考えたって。
や、需要も高いんやろうけど。
良い声やのになぁ。

僕は30分くらい目の前に居たのに何も言わずに去った。
さぞ迷惑だったろうな。



結局ライブ帰りの友人の都合がついて、
居酒屋で彼のひどい恋バナを聞いて帰った。

ひと言も歌わなかったが楽しかったー。



***



翌日。
いや、やっぱオープンマイクは行きたかったな。
と思ってたら仕事が早く終わったので、
手帳に書いていた渋谷の某オープンマイクに行くことに。

渋谷で何か面白い食べ物はないかな~と少し歩くと、
なんと大阪発の「上等カレー」が東京にも出てきているではありませんか。

店内はまぁまぁの込み具合。
カウンター席が3席空いてたのでその真ん中に座る。
これって心理的にそんなにおかしいことじゃないと思う。
なんでわざわざ知らん人の真横に座らなあかんねん。
その先客にとっても迷惑だろう。
もし2人組が来たら喜んでずれるよ。

しかしカレーが来たとき、店員が「左にずれてください」と言ってきた。
ずれた先はカウンターの角で、僕がいる横長のカウンターに対して直角に縦に2席だけならんでいる。
そこに会社帰りの男女ふたりがいる。
話の内容が聞こえるし、聞かないふりをするのも大変。
なんか3人連れみたいに見えるし。
僕の右には2席空いてる。

結局それから客は来なかった。
結果論にすぎないが、ずれ損だったのだ。

店員に配置を管理されて、おれは一体エサでも食って来たのか。
お食事がしたかっただけなのに、気が散ってしょうがなかった。

「結局それから客は来なかった」と言ったが、正確には、
3人くらい来たけど座らずに去った。
席の距離詰めすぎなんちゃうかな、この店は。
味はうまいのに味わえない。

§

と憤っているうちに問題のハコに着いた。
入る前に、ほんまにオープンマイクか?と思って確認すると、
オープンマイクではなかった。
ホームページで3回くらい確認したけど?
あれーこれ昨日のことや!

というわけで新宿の某オープンマイクに行くことに。

20時半くらいに到着すれば文句ないだろう。
もはやどんなオープンマイクでも良い。



扉を開けると、20人くらい入ると満員に近いかという広さで、青っぽく薄暗かった。
そこにはマスターしかいなかった。
「いやっしゃ~い! 今日は貸し切り営業です! ようこそいらっしゃいました~! いや~やることなくてYouTube見てましたよ!」
しかし、ちゃんとバーになっていたから、
飲めたらええかぁと思えた。

そもそもこの店は普段はジャズや“昔の”ロック系のプロしか出ていない。
月に1回や2回、アマチュアに開放したところで、
いきなりそんな違う客層が集まるわけもないのである。

しかもオープンマイクにアマチュア弾き語りの人たちが来ても、
そんな簡単にほかの日に来てくれるわけでもない。

マスターは30代に見える40代。
声が大きくよく喋るが、話は押しつけがましくなかったので面白かった。

僕がよく行くようなハコではなく、
古き良き時代というか、団塊世代が愛した時代の音楽の楽しみ方を提供しているハコだった。
生演奏を聴きながら静かに酒を飲んだり、
ロックンロールで踊ったり、スローなナンバーでは自然とチークダンスが始まったり。
でももう今の若い世代には音楽が貴重ではなくなってしまった。

ライブに似たものは動画サイトで見れるし、5回見れば飽きる。
飲むなら居酒屋に行くし、音楽が鳴っていると話せない。

こういう今の状況を時代の変化と言うならば、
「団塊世代が愛した時代」も前時代からの変化だ。
変化するたびに誰かが嘆いているんだろう。
どちらが悪いとも言えない。

ただひとつ変わらないと思ったのは、
ステージをやる人間は、ある程度の金額をとっている以上、
絶対的な違いを見せなければならんということ。

「オバタさん見てたら僕にもできるかな~と思って、ギター買っちゃいました!」
なんて言われないように。
でもそれは楽曲じゃなくても、空気でもMCでもいい。

そこは怠けてたらあかんな。

普段のコミュニティと少し違った価値観で、真面目な音楽の話ができた。
というか聞けた。
いつになるかわからんけど、そのハコにライブを見に行きたいと思う。
王様が出ているので是非!



何しろ演者がいなかったのでたくさん歌った。

1. イングランドの女
2. ヤマザキ 踊るパン祭り
3. メルボルンCity Loopの歌
そして
1. ビッラルさんのモジャカレー
2. 大横川親水公園の猫
3. 竹居薬局の犬

途中でオーナーさんと物腰の柔らかい初老の男性が来て、
マスターと一緒にベンチャーズを3曲ほど演奏していた。

思ってた風のオープンマイクではなかったが、
心に栄養価の高い夜だった。