2020年3月26日木曜日

こういうのは春じゃない


まったく春が待ち遠しくてしかたなかったのに、春になったらこれですか。
やっぱ季節だけが春になっても意味ないよな。みんなが活動的になり始めて、集まることも増えてライブも増えるってのも含めて春やわな。

4月くらいになったらちょっとはマシになってるんじゃないかと思ってたんですが、全然ひどくなってるじゃないですか。テレワークも1ヶ月くらいでおしまいかな~(悲)と思ってたけど、終わる気配なし。これはもう1年くらい続くと考えといて結局急に終わる方が心に余裕が生まれるね。

今のうちに、このライフスタイルでしかできないことを全力でやろう。レコーディングは出来るだけ進める。花粉が終わるまで歌は録られへんけど、今のうちにトラックは完成かってくらいにしとく。あとはスキマ産業のうたぼんを進める。

部屋の整理については不可逆的な変化をもたらすべく、収納グッズを買い集めてます。主に箱類ですね。散らかっている原因は、よーく見てると、圧倒的に箱が少ないからなのだった。細かい物が分類されてないし、立体的なスペースを持て余してる。どこに何があるかわかってると思っててもやっぱり、探すことに時間がかかってる。ないと思って買うしな。爪切りなんかいっぱい出てきたわ。

クラスターとかロックダウンとか意味不明の言葉を使うのは、それぞれ集団感染と都市封鎖とは定義が違うからなんだと思う(知らん)。専門的な場面では、この違いがトラブルになるから妥協してはいけない。でも一般向けには定義から外れたとしても一目でわかる言葉を使った方がいいんやろな。専門の人からはヤイヤイ言われるでしょうけど。

例えばベースを背負ってて、おばあちゃんに「そのギター重そうやね」と言われても、「うっさいベースじゃ見たわかるやろ」とは言えないですよね。ベースって何それって感じですから。もう全部ギターで良いわけです。気持ち悪いですけど。ケースからベースを出して弾いて見せてもギターって言われるでしょうから。

昼休みにワイドショー見てたらカタカナやめろやめろうるさいのですが、僕は英語で言われてもピンと来るので、いちいち日本語にされてもうーんてなります。でも、そりゃわかりやすい日本語にしたほうがいいと思いますよ。このさいコンピューターも電脳に、ソフトウェアも軟件に。中国語やがな。

世間が不穏な感じですが、決まってるライブの仕込みはライブがあるテイでするよりほかありません。その時どうなるかわからないが、僕の場合は今頑張って仕込んでまるまる無駄になるってことはない。延期とか別の機会とか何でもあるからな。でもまぁこの時期やからノリでスタジオリハ配信とかやってみたりしている。これはこれなりの経験や実験になるし楽しいですね。

仕事は無事にできているので経済的に困っていないのが救いではあるが、早く収納グッズ以外のために金を使いたいぞー。

2020年3月16日月曜日

(わくわく!}てれわーく


大きな声では言えないが僕は今在宅勤務になってます。
仕事の内容とかネット世界に書けないのですが、在宅勤務一般について、僕がやってみた感想を書きましょう。

●時間はここにあったのか
急いで朝食を摂らなくていい。これは心身にいいに決まっている。それに加え、仕事が終わっても帰らなくていい。仕事が終わる前からすでに家に居るからである。じゃあ本当に時間があるのかと聞かれたらそうでもない。普段やらない家事や片付けなど、いろいろ気になってやってしまうから、肝心なことをやっていない。

●通勤は本当に無駄なのか
無駄ではなかった。僕の通勤時間帯と経路は満員でもないので、やろうと思えば作業ができる。電車という、逆らえない時間と空間が好きだ。
通勤がなくなって僕は音楽もラジオも聴かなくなったし、漫画も小説も読まなくなった。アレンジのための楽譜も書かなくなったし、セットリストやライブのアイデアを考えることもなくなった。SNSの投稿も減る。在宅ワークだと、これらの作業を全部、家にいるのにわざわざ時間を取ってやらなければならない。それがばかばかしい。

●一日中家に居ると損した気分になる性分
僕は昔から、風邪で寝込んでも、やることが全くなくても雨でも一日に一度は外に出たいタイプである。通勤をしていると嫌でも歩くし太陽を浴びるので、それで気分転換と適度な運動になっていたのだと改めて気付かされた。今など昼休みに急いでスーパーに行くとか、仕事が終わってからスーパーに行くとか、用もないのにわざわざ出かけないといけない。

●オフィス街という外食天国
職場は閑散とした地域なのだが、それでもランチができる場所は多い。オフィス街のランチは注文してすぐ出てくるように設計されているのだ。しかし自宅の周りはどうだろう。まず、そんなに都合のいい店が一カ所に固まっているわけではない。その上、素敵なランチプランが用意されているわけではない。都会のランチは特別だったのだ。
昼飯を家で作れば節約になると当初は思っていたが、違うね。作る時間も家に居ることになってしまうし、全部自分の作ったものになってしまう。やはりある程度、外食という精神的なインプットは必要なのだ。

●いわゆるフリーランサーとの違い
翻訳だと自営もできるじゃないですかとよく言われる。一般的に自営業ならノルマと納期をもらってあとは自分の裁量で仕事ができる。日中は出かけて夕方から仕事にかかるということもできるはずだ。しかし僕は会社員なので、家に居ながら時間に縛られる必要がある。どんなにいい天気でも軟禁状態である。セキュリティ要件の不安もあるため、カフェでできるような仕事ではない。

●見えない敵
一日中家に居るのだから心配なのは光熱費である。まだまだ3月上旬なので、日当たりが相当に良くない限りは寒くて座っていられない。寝間着だとさらに寒いのと、昼と夜にすぐ出かけたいので仕事が始まる前に身支度は済ませている。つまり外着で家にいるのでまだましではあるが寒い。毛布をかぶろうかとも思ったが、指先が冷えるとキーボードが打てないので、困ったものである。

●オフィスウェアは立派
家の机と椅子がショボすぎる。やはり会社のデスクというのは一日中座ってても疲れないように設計されているのだ。いや、疲れはするけれど、自宅の家具をかき集めてできた作業場とは大違いである。しかし在宅も一時的なものだから、できるだけ余計な設備は買わないようにしている。


このスタイルで今後も在宅勤務をしたいかどうか、ビミョーなとこである。週2くらいで出社するのがちょうどよさそうだ。そんなのは無理だけど。

2020年3月6日金曜日

ニュー新宿百人町世界


■3/5(木)大久保くじら号
『ニュー新宿百人町世界』
 w/我ながらブルース
   矢嶋文幸

こんな時期なんですけどライブでした。
「ライブハウス」の評判がどんどん悪くなっているんでしょうが、ここは世間が想像するライブハウスからは程遠いバスエの音楽コミュニティ。都心のバスエ。
と思ってたら結構たくさんの方がアポなしでお越しくださりました。ありがとうございます。

くじら号は大久保駅の南口から徒歩1分のライブバー。新宿からほんの少し離れただけでこんな隠れ家的な路地があるとは、知ってる人は知っているのだろうし、こういう場所はそもそも少なくないんだろうな。今月オープンしたお店でありまして初めて訪れました。個人的には、サイズ、形、レイアウト、音の響きかたなどすごく好みでした。あと建物自体の怪しさ。
くじら号のロゴもいいですしね。

今回はまだフードがなかったんですがいずれ食べたいですね何かを。でも空腹だったからかすごく気持ちよく歌えました。座って演奏したんもよかったんかな。椅子もええ椅子でしたし。

1. あれもこれも
2. 言い訳Coffee
3. スープも美味しい季節になりました
4. エスカレーター・ラブ
5. 君の夕方
6. グッドモーニングセレナーデ
7. ビッラルさんのモジャカレー
8. 風邪ですか

アンコールタイム
9. 虎の門のトラネコ
10. 勝手にホットケーキ

「スープも~」は初めてやった気がするけど、もしかしてオープンマイクとかでやったかな? なかなか披露できるレベルにならなくて延び延びになっていましたが、披露にふさわしいこの日。
ブルースさんも矢嶋さんもコード進行に関してこだわりが強いので、お二方のステージも、美味しいなぁーと思って聴いてました。そういう集まりなんですよね。この3人でやらせていただくのは2回目やったんですがまた同じノリで次回があってほしい。僕のセットリストは前回やってない曲をできるだけ入れてみた結果です。3、4、7曲目は押入れから引っ張り出した感じなので練習が地味に大変でした。が、やってよかった。聴いていただけてよかった。



世の中はウイルスの話が蔓延していて、生活の関係ない部分でも何となくやる気がなくなってしまいがちな日々。小規模ライブで楽しい時間を過ごすことができてよかった。行動は変えんといかんとしても、心持ちだけはいつも通りにいきたいなぁ。

感染症は自然災害とは違う難しさがありますね。うつりますからね。現在出回っている情報から「インフルエンザ前後の疾患をもたらすまぁ普通くらいのウイルス」と勝手に推測することは容易だが、断言することはできない。症例の蓄積と時間の経過がないと。今の事態に関してどちらかといえば僕は心配していない方なのだが、未知であるという部分だけはヒジョーに気になる。既感染者に5年後に重度の免疫不全が生じ始めるとかそういうのって不思議じゃないと思うから、風邪程度なんでしょと切り捨てるのはまだ早いな。

次回のライブは大阪のはずでしたが諸般の事情により振替(日時未定)となりました。これには僕も安心しました。その次がこちらです!
どのくらい先の未来がどんな状況になっているのか読めないですが、僕は家で仕事がフル稼働できてしまっているので元気です。みなさんもお元気でまた会いましょう。

■3/29(日)国立地球屋 
『橙County 結成二周年記念ライブ~CDできました。~ ご確認お願いします』
  橙County
  やおや
  岡ちゃん&レンタルフライデーズ
 Open 18:30   Start 19:00
 1200円(+D)
【岡ちゃん&レンタルフライデーズ】でギター



2020年3月2日月曜日

最近の情勢とは関係ないコロナの話


◆先日の池袋のライブで僕はいつも通りコロナを飲みました。あり次第飲みたいビールにはギネス、コロナ、オリオンなどがある。味の違いが明らかなので特別な気分になれるんですね。

◆ところで新型コロナウイルスCOVID-19が「コロナ」と略されてしまうのが、自然の流れだとは思うけれど好ましくないですね。ビールのコロナが可哀想だ(ビールの会社ではなく、ビールが)。あとコロナ自体は冠のことであって、仕事柄、心臓の冠動脈はコロナリー・アーテリーとしてよく見ているので、コロナウイルスの画像を見たとき、「なるほどウイルスって割にはコロナやな」って思った。

◆さらにコロナコロナと略すとほかの一般のコロナウイルスも黙ってないだろう。旧型もみんなコロナなのに!我々にも風評被害が~と騒いでいるはずである。
新コロで広めとくべきやったな…

◆職業病だが、ウイルスと菌は別物だとしたときに、菌には「除菌」「殺菌」という便利な言葉があるのにもかかわらず、ウイルスは「ウイルス除去」などとなってしまうのが歯がゆい。「除ウイ」「殺ウイ」などが許容されるべきである。(ウイルス…外来語で輸入されてからうまいこと漢字にならんかったそれはただ運命)

◆しかしながら「ウイルスを殺菌」で検索すると小林製薬のサイトがヒットした。集合的に捉えて使われているのか? 国語学者に聞くべきか医学博士に聞くべきか…

◆毎日電車通勤なんやから新幹線など平気だと思っていたら、新幹線より満員電車の方が頻繁に停車して換気してるからマシだと言われた。まぁそうかもな。そういうわけだから、ライブハウスはダメでマラソンはOKになるのだ。マラソンは議論の余地ありとしてもな。ライブが次々と中止になっているが、3月5日のライブは予定通り行われそうです。なぜなら売れないミュージシャンの中でももっとマニアックな集まりだからである。


3/5(木)大久保くじら号
『ニュー新宿百人町世界』
   我ながらブルース
   矢嶋文幸
   オバタケン
 Open 19:00  Start 19:15
 2000円(+D)

19:00オープン
2000円+D
19:15- 我ながらブルース
19:50- 矢嶋文幸
20:25- オバタケン
20:55- アンコール2曲ずつ