2021年10月10日日曜日

浴衣祭り2021!!

今年は全編配信でしたが、お誘いを賜り歌って来ました!2曲とのことで3分!短!アホか!

僕はこのくらいでいいんですってところが、よくもあり悪くもあり。


動画に映るのがどうしても苦手なので全身が入るくらい引きで録画しまして、オンエアを観たら僕以外のみなさんガンガンカメラ寄りですね。どういう心境なんでしょうか…羨ましい…

というわけでめちゃくちゃ地味な出演でしたが、こちらです。


1. 月がきれい

2. マフィンはどこへ消えた?


もうちょっと曲やれや!って感じだと思ったので、ちゃんと弾けなさそうな曲もいくつか練習として録画してみました。ひとつ「勝手にホットケーキ」をYouTubeに上げましたが、あとひとつ上げる予定です。

いやーでもいきなり練習してちゃんと弾けそうって思ったのはこれら2曲でしたよ。


オンエアは全部拝見しまして、いやー素晴らしいアーティストがたくさんいらっしゃいました。配信もそういう意味では大正解なんじゃないか。今まで見たことなかったけどすんごいよかった方がいました。一方的だがいい出会いをした。


声をかけてくれたさちやんありがとう。見てくださった皆さんありがとう。

↓たぶん10月中は見れるかも。僕は58分あたりからです。

https://youtu.be/9dNOe1MudGU



たとえばコロナがこのままシュルルと消えたとして、社会が平常運転になるのはそれはそれで怖いです。

ライブが入るといろいろプレッシャーを抱えるしスケジュール管理もしないといけない。集客のことや、お誘いを断るストレスもある。大変な活動をしていたのだなぁ〜と、のんびり絵を描いている今はそう思う。

かといって一生これでもいいのかというとそうではなく、やはりゆくゆくはライブを再開したい気持ち自体は純度100%です。

やはりDTM作家で表に出ないのではなく、現場で歌って人と触れ合いたいですね(人を選ぶくせして?!)。


またライブハウスでお会いしましょう。





2021年10月1日金曜日

アララギマタタビ/スリーポイントシュート

新曲を作ったっきり何も解説していなかったので、何かしら書いておきます。

あまりにも何も書かないというのも興味持てないだろうと思いますので。


●アララギマタタビ

5月くらいかな?ライブに出る夢を見た。

「この曲できるでしょ? やって!」と仲間に言われて、えーうーん歌詞見たらなんとかなるレベルかな?という不安と共にステージに立った。案の定、歌詞を見てるのに全然歌えなかった。歌詞が頭に入ってこないしメロディーも固まっていないじゃないか。しかも歌詞カードが部分的に絵しりとりみたいになっていた。これじゃスラスラ読めるわけがない。

うわーやっぱり「絶対大丈夫!」ってくらいまで練習してから披露しなあかんわ(何回目?!)っていう夢でした。


そのイントロと冒頭2行くらいの断片を元に作ったのが、この曲の1~2行目くらいまでです。

夢と歌詞のイメージが思い切り中央線だったので、歌詞のテーマは「中央線沿いに住んでのらりくらりとバンドをやっている、金はないが今の生活に文句もない(言える身分でないとわかっている)バンドマンの生活」にした。

人生などいつ終わるかわからないので、いつ途切れてもいいようにやることをやっておく、かつ覚悟をしておく。ただそれだけのことだ。

後悔なく人生を生きようといった趣旨の啓発を見て僕はいつも違和感を覚える。えっみんなそう生きてないん?!そらあかんで…と。えらそうなこと言ってすみません。

あと僕はGreen DayのBratという歌が好きで「僕の両親は近頃getting over the hillで元気がない」みたいな歌い出しです。over the hillが何なのか考えたことがなかったんですが、あるポッドキャストで40歳になる人に対してover the hillと言っていて、む、これはと思って調べたらそういう意味でした。山を越えるということは人生半分終わるということなんですね。こわ!

アララギマタタビの言葉自体は特に意味なしです。

https://soundcloud.com/ken-obata-2/araragi-202100907


●スリーポイントシュート

最近よく人のイラストを見る。自分が描きたいけど描けない絵、「あーそれ俺が描きたかったのに!」という絵を描く人もいる。そういう、やんわりナンセンスみたいな絵に合いそうな曲を作ってみるかな?と思って作りました。

といってもまぁ最近よく公園で絵を描いたり飯を食ったりギターを弾いたりするので、その総括みたいな歌です。


夏休みは暇を持て余した学生が公園にウジャウジャいた。とてもいいことだ(僕がギターを弾くのが気まずくて困っていたが)。

で、ある日、人の少ない時間にバスケットゴールを独り占めして延々とシュート練習をしている少年がいた。いやぁこれは入ったらこの世が終わるんちゃうかってくらい、入らへんのよ。何か根本的に間違ってるんちゃうのそれっていう。

で、あちらでゲートボールしてるお兄さんたちは本当に余裕というか、マイペースというか(そうではないかもしれんが、そう見えるだけで十分価値がある)、達観しているようでその対比が面白かった。

お察しの通り、どっちがいいというものではない。それぞれある、なんか知らんけどある。

で、僕は見てるだけ。(たぶん見てるだけじゃない、ということも含めて)


1番ができて、「しないのさ」にどうやって韻を踏もうか2日くらい考えた。押韻辞典を引くと「二八蕎麦」などが出てきたが、さすがに話の腰を折りすぎるので不採用とした。五輪の時期にあやかって「未来とは(ミライトワ)」ってことにした。とくにスタイリッシュな歌詞を歌いたいわけでもなく、ここはこの時期だったというしるしです。

あとは中東も非常に不安定になって、終わるはずはないとは思っていたけどこれはいよいよ終わらんなという想いも込めて、世界は完成せんなぁと書いておいた。

でもこの元ネタは、大昔に友達が梅田の終わらない再開発を見て言った「梅田らへんってずっと作ってるなぁ、いつ完成するんやろなぁ(いや、しない)」のセリフがもとになっている。

なんかすごく傍観しているなぁと申し訳なってきます。僕には僕の生活があると考えて生きるしかできないんですが。

9月は雨がやたら多かった。そんなのも盛り込んで非常に2021年夏な歌になってます。


1番ができたのはいいがこの歌の主題はどうしようかと考えあぐねた結果、少年のシュートにすべてがかかっていることにした。少年がシュートを決めることがゴールとは限らない。シュートなんかやめてマラソンをやるかもしれんし。

https://soundcloud.com/ken-obata-2/202100904a


なお、これらのリンクは自動的に消滅する。
(リンク切れしていたら最新のバージョンを探してね)