2018年10月24日水曜日

オバタケンとみゅーおおやまのショートショート2


■10/21(日)秋葉原 秋田犬
『オバタケンとみゅーおおやまのショートショート2』
Open 12:00  Start 12:30
2000円(+ドリンク)

イラストは【めやお】さん

ショートショート2、無事に終演しました!
この「無事」ってよく聞くけど何なんでしょうね。
確かにダンプカーが突っ込んでくるとかはなかったと記憶してます。

ショートショート1は去年の4月でしたから1年半ぶりです。
スタジオに入って、おおやまさんめっちゃパワーアップしていたことがわかりました。
僕もパワーアップしているとは思いますが比じゃないです。

スタジオに入る前に決め事を飲みながらやったせいか
あの曲もあの曲も~ってなってやることいっぱいでしたが
全部やってよかったですよー。

観てくださった方の一人が
この二人の楽曲は親和性が高い
と評してくださいましたが、たぶんそういうことなんです。
合わせてみると噛み合いやすい。
親和性。薬学でよく出てくるなぁ。


(◆=オ、◇=み)

第一部

◆イングランドの女
◇アルコリズム
◆赤いホールデン
◇パンドラ
◆誰も知らないサンドイッチ
◇シュークリーム
◆やかんのふたはどこへ行った?
◇ウスバカゲロウ
◆期待外れ
◇カチカチ山
◆大横川親水公園の猫
◇三日月の晩に
◆メルボルンCity Loopの歌
◇オールドシネマパラダイス

第一部はセットリストだけは決めて、
勝手に入る伴奏などは打ち合わせなしの巻。

あと、曲が終わるごとに駄菓子の紹介。
なんで駄菓子ってとくに理由はないです。
好きだからそうなりました。
みゅーアイデアだったと思います。

MCでチラッと言ったけどチョコバットはおいしくない。
今日後日食べたけどやはりおいしくない。
(まずくはないけど、おいしくする気ないやろって言いたくなる味。それもまたよい)


第二部

◆マフィンはどこへ消えた?
◇ホリック
◆ビッラルさんのモジャカレー
◇春雨リリー
◆ヤマザキ 踊るパン祭り
◇ノスタルジーな君の子守唄
◆言い訳Coffee
◇Wonder
◆あれもこれも
◆虎の門のトラネコ
◇銀河鉄道の少女

第二部はちゃんと打ち合わせして演奏するの巻。
前半は駄菓子で喋りすぎたしザザっと行きました。
僕としてはエレキにするかアコギにするか、
コーラスするのかコーラスは削って他のことするのか
考えるのが楽しかったです。

ショート1でやったときと違うアレンジになっているやつもあります。
(誰が覚えているだろうか)
色んな楽器弾くのって楽しいですね。
鍵盤ハーモニカももうちょっと余裕で吹けるようになりたいところ。

みゅー氏は、曲が難しいから打楽器で乗り切りますわみたいな言いぐさとは裏腹に、
完全に打楽器をやるべくしてやっている。うまい。
あと、マジックでイングランドTシャツを作ってくれましたね。
次回は5枚くらい作って売るそうです。なんでや。





私事やけど最近、インプットが「実学」に偏りすぎてたかな~と
今日になって思いました。
最近の通勤は英語、音楽、医療関係の本や役立つポッドキャストばかりやったかも。
寝る時も考え事ばかりになって脳が休まらん。
しかしこのツーマンが頭のほぐしかたのヒントになったみたい。

作り話に身を置くべき時なのでしょう。
久しぶりに軽いのを、と思い既読の森絵都の短編を昨日読んでみたらよく眠れるようになった。
星新一もまた読みたいな。

というわけで楽しいツーマンだった。
ツーマンやりますって言うだけで気にしてくれる人たちがいてとても嬉しいです。
ありがとう。また次回。

また次回と言えば、
来月高円寺でこのツーマンのスピンオフ的コラボがあるのかないのか。
僕は派遣されました。

☆11/10(土)高円寺ムーンストンプ
湯浅秀栄企画
「ひねくれポップ黄金狂時代」
出演:湯浅秀栄、 熊谷亮、みゅーおおやま
ゲスト:オバタケン、我ながらブルース
18:30/19:00  2000円 1D + ビュッフェ(高円寺スタイル)付


2018年10月17日水曜日

扇橋ミーティング 10月号


湯浅さん主宰のオープンマイクですが
今回は特別に我ながらブルース(我B)トリビュート企画でした。
僕は「プール」をやりました。

正直言ってプールは僕の中では人気曲なのでかぶると思っていた。
自分が3回目のプールになると思っていたが、
なななんとほかにプールをやる人はいなかった。

トリビュートやからみんな媚びるじゃないですか。
僕も媚びたつもりだったんですけど。
「四月になれば猫は」と「あの子はボサノバ」が多かった。
言われてみれば確かにそれが正しい。

プールはかぶると思ったんです。
と言ったらそんなわけないでしょ(笑)と言われた。
蓋を開けてみれば確かに納得。

ほかにも「400ワット」や「空き缶ストライク」もやってみたいです。

最後にウルトラアタックNeoで
クリスマス(岡ちゃんボーカル)、四月になれば猫は、ギャラクシーマドモアゼルをやりました。
カホンは難しいな~。
練習したらできそうやけど持ってないし、手が痛い。

現時点で我BさんのサンクラにNeoのプールが上がっているので
っていうかちょうど今日アップされたので
お聴きください。

ウルトラアタックNeo世界初公演の録音ですね。
https://soundcloud.com/warenagara-blues/170830_2151_02_01a

初公演なのでお聞き苦しいところもありますが
どうぞよろしく。

走り書きでした。おやすみ~。

2018年10月12日金曜日

安いからって喜べない話


「昔お世話になったから」とか、
そういうのは基本的にはどうでもいいと思っている。
そのお世話は違う誰かに返せばいい。
あるいは、お礼の気持ちはそのときに完結してしかるべきだ。
が。

メルボルンで仲良くしていたアジア人グループがあって、
その中にタイ人が何人かいた。
そのうちの一人を仮に葵(あおい)ちゃんと名付けよう。

日本からオーストラリアのワーホリは拍子抜けするほど簡単に実現できた。
ビザなど、自動返信なのか?と思うくらいすぐ取れた。

タイからオーストラリアへのワーホリは
いろいろ制限があり日本ほど簡単ではないらしい。
しかも物価もかなり高く感じるだろうから
来ている人は多分エリートか金持ち寄りなんだろうと思う。

そして僕がタイに行ったとき葵ちゃんとその友達が
街を案内してくれたり、食事をおごってくれたりした。
食事ってのがタイにしては高いレストランだったのだ。
日高屋より全然高い。
五右衛門くらい高いよ。
日本人でも高いと思うのにタイ人からしたらかなり高いだろうよ。

僕もビジターにはおごりたいし、
おごってもらうこともよくあるが、
それはさすがに悪いと思った。

そんな葵ちゃんが関西に旅行に来ようとしているらしく連絡をくれた。
5日くらい滞在するらしいが、
やはり日本旅行は高いと言っている。

一応難波の安宿を紹介したが、
日本に来てこんなショボい宿に泊まらせるのも気の毒に思ってきた。
女子3人みたいなので最終的には
おそらくもっとましなところに泊まるだろう。

 ***

日本ではそこそこ品質のいいものが安く手に入るし、
それが当たり前になっているが、
社会人になってからそれについて素直に喜べなくなっていった。
物価の違いとはなんなのだろうか。

新卒で入った製造の会社では、
中国ではもう昔ほど安く作れないから、
マレーシアに工場を移管するとかそういう段階だった。
もちろん日本では高すぎて作れないのだ。
安く作る→安く売る→給料が安い→安いものしか買えない→また企業が安く作る

オーストラリアの市街地ではいろんな国(と地域)の人と会えたので
やっぱ物価が安い国から来た人は大変なんやなぁと思うことが多かった。
オーストラリアとの物価ギャップに関してアジアでは日本がいちばんましだった。

イングランドの女が
「アジア好き、(おれ:日本は行ったことある?)あっ東南アジアね、安いからさ~」
って言っていたのは本当の話である。
世界の資本主義が物価の安い国を搾取しているのではないか?
と思いつつも、既得権は手放したくないというのが普通の人間の気持ちやな。
残念ながら。
いずれにせよ今さらどうしようもない。

ただ、ちゃんと調べてはないけど
日本とオーストラリアの物価はあんまり変わらないのに、
バイトの最低賃金は日本よりオーストラリアがはるかに高かった。
そのかわりと言ってはなんだが、
安くて質のいいものってのはほとんどゼロに近かった。
高くて質の悪いものはいくらでもあったけど。
店員もいい加減やし、
でもそこそこ値段がするということは
そこそこ給料がもらえているということは
日本とぜんぜん違う循環になっているはずだ。
高く作る→高く売る→給料が高い→高いものでも買う→企業は値下げ努力をしない
資源もあるだろうから産業の事情は違うんだろうけど。
他にもさまざまな要因があります。
(深入り中止)

 ***

そういうことを考えて、
あー葵ちゃんに何か御馳走してあげたいなと思っているところ。
責任があるようにさえ感じてしまっている。

タイに行ったとき日本関係の事柄で一番ビックリしたのが、
やたらと北海道旅行の広告があることだった。
北海道じゃなくても、タイとは気候が違うから来るだけで面白いかも。
春には桜が咲くからオススメしたい。

「日本は年中美しい」と言ってくれている。
そうなのかしら。
日本には四季があるのかしら。
いや、四季があるのは日本だけじゃないぞ。
でも四季がない国もあるぞ。
オーストラリアは季節によって景色がガラッとは変わらんかったし。
やっぱり日本は四季がある国らしい。

まあそうは言っても葵ちゃんが関西に来る時期に
僕が帰省できるとは限らんのである。
なんしか楽しんでくれたらいいな。

ところで「外人」はあかんから「外国人」って言えっていう風潮があるけど、
その割には「様々な国と地域から集まった~」とかそこは丁寧に気を遣うよな。
国と認めてたり認めてなかったり、立場がいろいろあるからな。
じゃあ外国人より外人なのでは。
あるいは国外人なのでは。

2018年10月4日木曜日

10月いちゃりば


迫りくるツーマンライブの初回リハに入った日が
たまたま秋田犬のオープンマイクの日だったので行って来ましたよ。

1. 言い訳Coffee(in C)
2. あれもこれも

言い訳コーヒー、いつもBなのだがCでやってみた。
作った当時、AからCまでの幅があり、Bに落ち着いた。
Cで歌えると一番いいんでしょうが、
当時はちょっとだけ高いなぁと思って。

今ならCでもいけるけどワンマンやとしんどいからやっぱりBかなぁ。

半音って結構ある。
たまたま西洋音楽のせいで1オクターブを12分割してるけど、
半音てのは決して小さな差ではないなと思った。
ギターならクォーターチョーキングとかもあるし。
18分割くらいでもいいんじゃないだろうか。
それで和音が気持ちいいのかは知らんけど。

昔いろいろ調べると13分割の音階とか聴けるサイトもあった。
12音階ってのは当たり前になってしまってるけど、
与えられた1つの枠組みに過ぎないのだ。
でも他の音階のことを考えてるとキリがないのでもう深入りしないようにした。

日本古来の音階はペンタに近いが割り方は平均律とは違ったらしい。
今聞くとすごく気持ち悪いとか。

ところでツーマンです。
ツーマンと申しましたが合奏が多いです。
えぇっあの曲がこんな風に?!みたいにしたいです。
器用貧乏な僕らを見てくれ。

楽曲のかわいさとは裏腹にかなりシニカルに生きている人たちだと思います。

■10/21(日)秋葉原 秋田犬
『オバタケンとみゅーおおやまのショートショート2』
Open 12:00  Start 12:30
2000円(+ドリンク)
みゅーおおやまとのツーマンライブ!
※昼です


YBFの夏


昨今、Y澤氏が逮捕されて話題になっている。
僕は当時MムスのなかではY澤氏を支持していた時期があったため、
今も一定の思い入れがある。

というわけでY澤氏がセンターを執ったミスタームーンライトという曲を
久しぶりに聴いてみるとなかなかエレキギターがかっこよかった。
ロック調のMムス楽曲はミミコピを試みたりしていたが、
あのころはジャズやビッグバンドにまるで興味がなかったのでこの曲はノータッチ
だった。

I井氏の後釜としてY澤氏がPモニに加入後再録された
大ヒット曲の音源も聴いてみた。

僕はあんまり歌に興味がなかったので、誰がどこを歌うのか意識していなかったが、
メンバー変更後の再録ということは当然、前任者のパートを歌っているはずだ。
Pモニは人気グループだったし前任者のファンもいるだろうから、
プレッシャーはあったんじゃないかと思う。
自分の色をどこまで出すべきかという葛藤もあっただろう。

僕はYBFに入って1年半ほど経ってやっと何かをつかんできた気がしている。
Y澤氏もこんな思いだったのか~と勝手に想像した。

YBFでは新しい曲が増えてきて自己裁量の部分が増えてきた。
道を作るのはそこからなのだ。

8月には音源を再現するという趣旨のワンマンだった。
総勢10人の演者。

アンコールで10人揃って演奏しても誰も出すぎない感じ。
自律的なパッチワークとでも言おうか。
これみよがしな音楽家に辟易する僕にはぴったりな集団ではないだろうか。
出すぎないと言っても皆本当に能力が高くてかっこいい。
僕は毎回ケツを叩かれる思いである。

9月は再び全員で集まってワンマンのビデオを上映する打ち上げをした。
こういう打ち上げは初めてだったが、すごく楽しかった。
それぞれを功罪を目撃するという意味合いはありつつも、
基本的には単なる宴会なので始終爆笑だった。

先日9月29日は八王子パパビートでライブ。
レギュラーの5人にドラムとトロンボーンが合流してくださった。
増減はあっても何人か集まればその具合によって違うものが出来上がる。
僕もその一部になれてなんと光栄なことか。
お祭りにはもってこいのバンドかもしれない。
八王子は遠くて時間が厳しいので先においとましてしまいました。

いつも気にしてくださる方々、ありがとう。
僕は代表でもなんでもないんですが、
楽しい音楽をお届けできればいいなぁと思ってます。

オバタケンソロのときとはまた違う心持ちですね。

YBF、次回のライブは12月9日です。
湯浅さんfromエレクトリック野郎のお誘いで
エレクトリック野郎3マン企画(タイトル未定)。

■12/9(日)東新宿 Love TKO​
エレクトリック野郎 3マン企画
出演:エレクトリック野郎
   山口土下座&バズーカフライデーズ
   Sween-Bee
         O.A. めぐたん