2020年7月9日木曜日

しばらく諦めるのは肝心、しばらく諦めないのも肝心


またLikebookという電子書籍リーダーの話です。

なんかスペックのわりに画質がよくないなぁと思った。活字だと気にならないが漫画のページをKindle Paperwhiteと比べると歴然(わざわざ比較してしまうくらい気になる)。なんとなくぼんやりしている。Kindle端末の方がきめが細かく表現豊かに見える。まぁしょうがないか。KindleはKindle本に特化した端末である一方、Likebookはアンドロイド端末でアプリを通じてKindle本を表示させているにすぎないのだから。
アプリやOSのアップデートを待ってみよう。
と諦めかけたその時!

ふと、このざらざらした画面保護フィルムが画質を悪く見せているのでは?とひらめいたのだ。Likebookを買ったとき、親切にも保護フィルムが付属してきたのだが、それがアンチグレア(マット)仕様だった。光の跳ね返りを気にする人ならいいけど僕は気にしない。そういえばスマホの保護フィルムに関しても、アンチグレアのやつを買って「何この画面うざっ!」と思ったことがあったのに、自分の好みが光沢の方だとは認識していなかった。マット仕上げは指紋が目立たないこともあって上品に見えるから、雰囲気に騙されてしまっていたのかも。

そういったいきさつで光沢の保護フィルムを探してみると、1000円くらいでよさそうなのが見つかった。しかしながら、うーんほんまにフィルムのせいなのか?と、今貼ってあるマットフィルムをペラペラはがしたり戻したりして画面を見てみる。1000円なら試す価値ありと購入した。わけのわからんメーカーの保護フィルムだったがめちゃくちゃ綺麗に貼ることができた。うわー画面綺麗~。何なんあの付属品。たぶんアンチグレフィルムでもちゃんとしたやつなら画質を落とさないと思う。

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もう一つの仮説。「アプリを通してKindle本を見てるから画質がおかしい」
これもちょっといじくってみる価値がありそうだったので、アプリをよーく見てみた。

・アプリのバージョン情報が表示できない
・このKindleアプリはLikebookを買ったときからすでに入っていた

と?いうことは? 最新のアプリではない可能性がある。アプリの設定項目に「バージョンアップ」とか「更新」がない。「更新があるならお知らせが来るはず」という甘い考えは捨てて、面倒だが一度アンインストールしてからインストールしてみた。

すると、いや別人やんてくらい画面のレイアウトが変わった。機能も増えたし画面も心なしか綺麗になった。漫画の描出も、心なしかっていうかこれは綺麗になってるやろ。まじか。気付かん人多いやろ。

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よそ様のレビューでも拝読していたが、Likebookはクセがあるので「うまくカスタマイズしてやろう」と思えるオタク向けであると再認識した。

今読んでる本のこと書けんかったけどまぁええか!