2019年6月9日日曜日

解説:おでこがみくちゃ 19 May 2019 demo


フーバーオーバーというバンドがいまして、
そのボーカルのイワサワさんが夢に出てきて
「おでこがみくちゃ」で曲を作ってみては?と提案してきた。
ほら、前髪がくちゃってなってるっていう、あるじゃない。
うーんそう?

夢の中でちょっと作ったやつ(夢の中だとすぐできる)はボツになった。
起きてから考えると使い物にならないことの方が多い。

夢の中でできたという某有名曲があるが、
あれは夢の中でできたのがすごいのではない。
断じて、あれは夢の中でできた曲が使い物になったことがすごいのである。
音楽やってたら夢の中で曲ができることはある。

「おでこかみぐちゃ」の場合、
現実世界に戻ってみると「俺が言い出した言葉ちゃうしな」という無責任感もあって
比較的すぐに大枠が完成した。

例によって脳内案はバンドサウンドなので、
アコギで再現しようとするとけっこう大変なことになってしまい、
未だにオープンマイク以外でやってません。
だんだん身体に定着してきたのでもう少しです。

デモを作ってみると、バンドサウンドとか言っておきがら完全な生バンドも違うなと思って、
なんか90年代なイメージになりました。
僕はこういう音楽を聴き込んでないのでエセなんですが、
どこらへんになるんでしょうか。
僕の中での最短距離はホフディランとかワタナベイビーです。(遠)

間奏のアコギソロは、
アコギの爽やかソロやってみたかったんですよ~ってくらいの心持ちで採用。
あんなに速く弾けないので、めちゃめちゃつぎはぎです。
1拍ずつなら弾ける。

カシオペアのLooking Up(Asian Dreamer)のギターっぽい感じです。
Bメロのピアノも実はそれ風です。
ピアノは整理しなければ。ちょっと変。

歌詞の主観は僕自身でもありますが、幼なじみのJ君観をだいぶお借りしました。
ダメなりに愛される彼。長い付き合いになりました。

https://soundcloud.com/ken-obata-2/okg-19may2019

そういえばアコギソロ前半のドラムは早稲田リネンで対バンした
ソーサナーさんのドラムさんが叩いていたレゲエ風のパターンがヒントになってます。
カッコよかったんです。
僕がドラマーならあんなのを叩けたい。
流行音楽を聴かずにこういう取り込みかたをしているから、
オバタのルーツがわからないと言われるし僕自身も説明できないんでしょう。

この曲、最新作だったはずなのに
次の新曲も公開できそうになってますから、
年内のレギュラー入りを目指します。
目指すのだけは誰でもできる。