2019年6月9日日曜日

解説:グッドモーニングセレナーデ 19 May 2019 demo


SNSにどっぷりハマってしまうと、
あくまで知り合いの投稿を見てるだけにしても、
その知り合いたちと実際に会った気分になってしまいませんか。

で、実際に会ったときに、うわ本物や!ってなる。
本物は一人しかおらんしなぁ、SNSと全然違う。
本物はおもしろい。

たぶん、僕をツイート越しにしか認識してない人は
僕に対して変なイメージを持っているだろう。(程度の問題で、みんなそうか)

人格の本体が実物かツイートが、どっちなのかはちょっとわからないが、
本物の僕をを知った上でツイートを見てもらわないと、
ギャグの意味がわからないし攻撃的に見えることさえあると思う。
僕のツイートは嘘、大げさ、まぎらわしい内容またはライブ告知ばかりなので、
いやー、はやー、いやはや。

ここ数週間、仕事が忙しくて自分の時間が取れないので、
あー人と会話がしたい!と思ってます。
3人以上だと聞く専門になるので2人きりでお願いします。

この前書きが何なのかというと、
音源解説など多くの人の役に立つものではないのだけれども、
自分の作品のイキサツを語る機会ってほぼないから、
ここに記そうってことです。


●グッドモーニングセレナーデ

曲自体は2016年初めに作ったんかな。
めっちゃサラッと書いてあった。

当時、結構すぐに歌が完成して、デモにしたくてしたくてすぐサンクラに上げた。

4つ打ち+裏打ちのリズムは、下北沢で見たバンドのパクリである。
シャイニーズワンマンのサポートギターをさせてもらったときに、
下見として、とくに目当てのバンドなくデイジーバーへ行った。
そこでブリティッシュっぽいポップな3ピースバンドがいた。
MCはほとんどなかったが、曲はすごく好み。
4つ打ち+パワーコード裏打ちの曲ががかわいいかった。

終わってからボーカルの人に話掛けたらすごく感じが悪かったので、
残念な思いで帰った。
なんと、そのバンドの名前、忘れてしまったのです。
忘れてよかったと思いますよ。思い出すこともないんですから。
その時の小さな感動がこの曲に残ったんですし、それで十分。

この曲、当初はメトロポリタン美術館みたいな曲にしようと思ってたんですが全然違いますね。

最初に上げたデモは、歌詞をちょっとだけ変えたことをきっかけに
サンクラから消した。
また微調整して録り直したいけど
特にギターアレンジ浮かべへんから無理かなぁ~と月日は流れた。

一方、ここ1年くらい参考にしているギター教則本を進めているうちに
その人の手グセに慣れてきた。
何個か手グセを引き継いで、僕なりの色に変わって染み付いてきたところだ。
YBFでもめっちゃ役に立っている。

そして最近、グッドモーニングセレナーデのデモ音源作るか~アイデアないけど…
と取り掛かってみたらすぐにこういうのが浮かんだ。
こつこつやってみるもんですね。

実はベースは原初の試し録りのまんま。
ギターは考えながら録り進めました。
ボーカルは毛布をかぶって。

出来たーと思ったときにアップしないとまた半年後くらいになってしまいそうなので
すぐアップしましたね。
そのときは最強のデモだったんですが冷静になって聴くと、
うわ~そこな。
って部分が多いので、
またまとめてちゃんとした音源にするときに…っていつやねん。
ドラえもん欲しい。

何でわざわざ音源にしたいのかっていうと、
曲ができたとき頭に鳴っている音がバンド(だいたい4ピース)だからです。
アコギでやってるけどこれは世を忍ぶ仮の姿。

歌詞について少しだけ触れておきますと、
天体に詳しい友達がライブでこの曲を聴いたとき、
月と星の位置関係とその時間帯を尋問されました。
あと、三日月って何のことかわかってますか、と。
いえ、たいして知らないですすみません。
でもそんなに細かく書いてなかったので命拾いした。

尋問て冗談半分ですよ、冗談半分なんですけど、
僕も自分の得意分野を扱った歌詞を聴いたら絶対そうやって聴きますわ。

まとめて音源計画は、
作り始めると完成するまで生活がとんでもなく堕落するので
影響せんくらいゆーっくりやるしかないかな。
でもゆーっくりやると昔のテイクに疑問を抱き始めるんやなこれが。
アメリカで集中レコーディングする理由がわかるわ。

それではまた次回の解説で。