2020年8月29日土曜日

キンアンを終えて①

Kindle Unlimited 2ヶ月99円期間が終わりまして、延ばそうかと迷ってたけどキッパリやめました。


感想を雑に書く。


●好きな作家が増えた

読んでから作家さんを探してみるとたいていツイッターにいはるんですよね。そしてピクシブに絵を置いてたりするんですよね。だからもう僕は見る専門としてピクシブのアカウント作りましたよ。


●自分の好みがわかった

知ってたけど僕は好みがニッチである。自分の好きなタイプの話を見つけられたことで、自分はどんな音楽を作ればいいのか別の方向から考えられる機会となった。


●立ち読みし放題という感覚

立ち読みは楽しい。アンリミテッド対象のだけを読むのでとても勉強になる。普段は絶対読まないのをとりあえずダウンロードしてペラペラしてみる。ただ、アンリミテッドの漫画の七割くらいはケバケバしいやつなんちゃうかな。


●アンリミテッド対象じゃないものが目立つ

そりゃそうなのだった。どうやら、入り口まで来てもらうためのアンリミテッドなのだった。僕みたいに好きな作家が増えて喜んで退会する人は今後対象外のKindle本を正規購入するのだから、それが99円キャンペーンの真価なのだろう(売り手にとっての)。最初は99円が安すぎて悪い気がしたが、色々買ってしまうようになりそうので私は思う壺にはまったカモネギである。


●追われる

ふと我に返ると、月額払ってるんやからと無理して読んでしまう節がある。今回は2ヶ月と決まっていたのでよけいにそうだった。幸い2ヶ月で気が済んだ。さしあたり読みたそうな本も少なくなった。

ちなみにアンリミテッド対象は入れ替わっていくそうなので、時は流れてまたいつか笑顔で安いキャンペーンに入れるようになったら入りたい。月額980円は払えんかな~。n冊読めば元が取れると考える人もいるが、アンリミテッドやめたらその本消えるからな。



面白かった本の感想を雑に書く。


●つかえて!コハル

表紙とタイトルから「あずまんが大王」みたいなのを期待して読んでみたらなんか面白かった。この作者の初期の作品のようで、おっしゃるとおり詰めは甘いのかもしれんがこのくらいでいいです。日常会話を盗み見していようで癒されるーって思えるタイミングで出会えてよかった。


●お兄ちゃんはおしまい!

同作者による連載中の作品。表紙とタイトルからしてこれはしょうがないやつ(悪い意味で)かもしれんと思ったが読んでみたら面白い。妹の薬でJCになってしまった兄がいじめられる話。ありきたりのようでもあるが各話でギミックが効いてる。1巻だけ読み放題でしたわ。アンアンリミテッドやないかと思ったの何回目。


●じゃりン子チエ

昔よくアニメが流れてたけどちゃんと読むのは初めて。面白いー。ストーリーもよさそうなのだが、一話完結型なのでサラサラっと読み進めるようなものでもなかった。なん十巻まで一気に読める気がしなくなってきたので2巻でそっと閉じた。マサルはチエ好きやなぁ。あとヒラメちゃん見たかったなぁ。

ちなみにテツとチエのしゃべり方はそのまんま僕の父と姉であると紹介ておきしたい(褒めてる)。大阪にはほんまにあんなしゃべり方する人がおる。


●レモネードブックス

なん十巻も読まれへんから短い話ないかなーと探してみて見つけたのがこちら。こういう探しかたやとほぼ表紙で決めることになるよな。でも僕は好きでしたね。

本好きの彼と無趣味な彼女の話。彼、優しいけどデリカシーがない。僕に似てるってわけではないが僕は大学のときこんな性格やったかもなぁと恥ずかしくなりました。彼女は人並みに女の子なんやけど変な怒り方せんねんな。こんなにケロっとできたらいいよなー。すごい喧嘩とか別れ話とかないのでスッキリ読めました。これも癒しですね。


●恋に鳴る

同作者のがもうひとつあったので読んでみた。10ページくらいの話がひたすら入っている、擬音をテーマにした短編集。いろんなシチュエーションのカップルなどが出くる。ようもまぁこんなにいろいろ話描けるわ。描かれてない部分もちゃんと浮かんでくるし。

自分の歌の描き方に似てるところがあり、あーショートショートなアルバムみたいかな?と思った。そうかーこれを音楽でやりたいのか...。2巻もよかったわ。この方の作品はまだまだあるが、ここでアンアンリミテッド。


●その他

面白い漫画を読んで、このアプローチ歌でやりたい!と思うことがあったのは意外だった。もしかしたら何かしらのインプットにもなるかな~くらいで読み始めたのでね。逆に、しょーもな!(悪い意味で)と思うのを読んだときも自分に重ねてしまい、しょーもないかもしれん歌を作るのが怖くなりました。


あとはこちら漫画ではないが、ベストセラー「チーズはどこへ消えた?」がアンリミテッドで読めるようになってた。マフィンでパロってるのでこれは読んでおかねばと飛び付きました。変化を恐れるなっていう自己啓発本だったので、落ち着きのなさからアホみたいに変化を求めてしまい臨死体験を繰り返す運命の僕や僕の友達は読まなくていい。この本の寓話に登場する4人は、僕の人生観では全員のたれ死ぬはずなのだが生きてる。


●旅立ちの朝

他にも何か読んだかもしれないがアンリミテッド期間が終わって0時を過ぎてタブレットを同期したら全部消えたので調べる気にならない。気持ちいいなぁ。

漫画を描く人って絵がうまいんじゃなくて話書くのがうまいねんなー。僕も話が描けたら漫画を書くはずやけど今はとくにアイデアなしですわ。でも自分は描きたい歌詞があるから、歌うの得意じゃなくても弾き語りをしてるねんな。お前は歌を書け!とアンリミテッドから教えらました。これからちょこちょこ漫画買ってしまうんやろねー。

趣味が増えてしんどいわ!