2020年1月15日水曜日
ライブを見て何かを思い出すってたのしい
先日、サボテンのライブに行きました。
行く度に何か書いてるかもな。
ずっと同じ感じの音楽を続けてくれているので、僕自身の心持ちによっても聞こえかたがわかるようだ。今回は特にいろいろ思い出した。あんまりサボテンは関係なく、思い出したことや思ったことを書き出すべし。
●直立不動のハイスピードポップス
3ピースメロコアバンドの滑稽なところは、曲がめっちゃ激しくても、ビートが細かくて楽器もハモリもしてるから誰も身動きが取れない時間があるところ。これ客おらんかったらかなり寂しいで~って勝手に思ったりするのがおもろい。
実際にガラガラのライブハウスでもよくバンドを見てたから、メロコアはそんなときよけいに切なかったな。
●ハタチ過ぎたら全員同じ
高校の頃仲良くしてた、キッツイこと言う友達(パンク志向)がよくそう言ってた。当時も今もそう思う。年上を敬うというのはあるとしてそれは置いといて、音楽ついては若いからとか年を重ねたからとか関係ないぜ。
でも歌詞には年の功ってあると思います。
●高いノルマを払ってツアバンサポート
高校の頃は勉強やと思って、客も呼ばれへんのにいつもより高いノルマ払って無名なインディーズツアーバンドが地元に来たとき出たりしたなぁ。ライブハウスの人からはカッコいいバンドが来るからってブッキング誘われるんやけど、今考えると自分で選らばなあかんかったかなぁ。いやぁでも当時はYouTubeとかないしさ。ちなみに、ツアバンは地元の子供バンドなどあんまり見てくれません。でもたまに人懐っこい人達もいた。今そこそこ売れてる人達もいる。
●ひとつのことをやる
偏見を承知で言うが、パンク/メロコアをやってる人はそういう類いの音楽だけをやって来た人が多くはないか。それは羨ましいところでもある。僕は何にしても目移りがして、結局どれもピカイチにはならない。それはそれで楽しいが。サボテンなどは目立った休止もなくやってるからメンバーはそればかりやってるのだろうし、そりゃ説得力あるよなぁ。
目移りがする僕がやるべきことは、「郷に入ってはやらんとこはやらん」であろう。高校の頃は当時持っていた一つのバンドでいろいろやりたくて試してたが、今ならやりたいことを分けてバンドなりプロジェクトなりを設ければいいと思える。あんまりいろいろしても見てるほうも見方がわからんわな。
とはいえ中高生当時は当時でベースでやってた5人バンドもあり、地元でたまにスタジオに入ってたバンドもあった。安請け合いやな~。
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湿っぽい想い出トークになってしまいましたが、先日見に行ったそのライブは楽しかったですよ。僕もポップなパンクやメロコアらへんのバンドをまたやりたいなーと思いました。今なら混じりっけのないメロパンができる。メジャーセブンとか難しいソロとか弾かへんやつ。やっぱりジャンルの存在って好き。僕はジャンルを支持します。ただ、メンバー集めがめんどいからやらんやろなぁ。
※パンク・メロコア周辺は境界があいまいで分類が難しいので僕もどんな総称を使えばいいのかわかってません。あんまりパンクパンク言うと初期パンクファンに怒られそう。