2016年5月28日土曜日

ワンマン目前インタビュー

――こんにちは

こんにちは。

――まずは簡単に自己紹介をお願いします。

オバタケンです。

――確かに、これ以上簡単にできないですね。ワンマンライブをされるとかで。

そうですね。

――スペースの無駄なのでもう少し喋ってください。

そうですか。

――そうです。

そうです。

――ワンマンライブは初の試みですか。

はい。ソロ弾き語りでは本当に初めてですね。キイチエモンズっていう、僕がエレキを弾くユニットでは1回か2回やりましたけど。大阪で。

――なぜワンマンをやろうと思ったのですか。

大阪ではワンマンというのはそりゃもうめちゃくちゃ自信があって、ファンも結構いて、もちろん演奏も申し分ない、そういうミュージシャンがやるものでした。少なくとも僕はそう感じてました。中には「なんでお前がワンマンすんねん」ていう人もいますけど、稀ですね。
ところが東京に来て驚いた。みんな旅行に行くくらいの感じでワンマンをやるんですよね。これは本当にカルチャーショックでした。大阪と東京の違いというよりは東京とそれ以外の違いなんでしょうか。僕が無知なのかもしれませんが。知らんけど。

――で、「おれもできるんちゃん?」と。

言うてみればそういうことです。というか、今の言いかたやとディスっただけになってしまってますけど、確かに初めは驚きました。でも、そのうち、何らかの意味を持ったライブとしてワンマンをするっていいなと思うようになりました。別にファンが大しておらんくても、いや、もちろんおったほうがワンマンとして正しいんやけど、自分に対する挑戦として、みんなやってるんちゃうかなと思って。よっぽどじゃないと見に行ったりしませんけどね。すごくクオリティが高いか、すごく好きか、すごく仲のいい友達じゃないと、2、3時間もダラダラと聴けないですよ普通は。

――で、なんでワンマンやろうと思ったきっかけは「俺にもできるんちゃん」だけ?

えっと、曲もある程度の数できてきたし、ワンマンあったら見たい~って言ってくれる人が増えてきたし、20代のうちにやりたいことのひとつに滑り込みで入って来たからです。もう20代でやり残したことなんかなかったんですけどね。

――なるほど。ありがとうございました。

ありがとうございました。待て待てコラ。

――はい。

アホ。もっと何か聞きいや。インタビューなんかなかなかないんやから。

――今回の『猫も食わない事ばかり』のコンセプトとしては、どういったものでしょうか。

しっかりした質問あるやないか。何帰ろうとしとんねん。今回のワンマンは僕にとってもお客さんにとっても初めてなので、お試し的要素は強いかもしれません。それだけに、ゲストミュージシャンなどは呼ばず、完全に一人ですることにしました。誰かを入れると大きくそっちに傾いた空気になりそうやったので。なので、僕の部屋で歌を歌ってるみたいなイメージですかね。とくにキャパ以上に頑張ったりはしません。

――2、3時間ぶっ通しで歌う気ですか。

3時間もやる曲がないです。トータル2時間くらいを目標で、喋りのコーナーも挟もうと思ってます。匿名でも良いので聴衆からお便りを集めて、それに答えたりしたいです。

――後藤秀樹さんみたいにですね。

そうそう。誰がわかるんでしょうね、その芸人。

――質問したいこともなくなってきたので、今一度詳細の告知を。

はい。2016年6月11日場所は秋葉原Live Garage秋田犬、18時半オープン19時スタートで、チケットはドリンク別1500円です。

――楽しみにしております。

来てな。