2020年2月1日土曜日

ワーホリが理由でワーホリに行ってもいいのか


いい!
30歳までしか行けないし、その時期に「自分探し」とか言って1年間を棒に振ることになってもいいじゃないか。というか、海外で1年間を過ごして時間を全く棒に振ることは難しいぜ。

僕の場合がは「英語勉強したんやから海外に住んでみたい」くらいの理由で行ったので、ワーホリが理由でワーホリに行ったようなものだ。やりたいと思ったが最後、やりたいやりたい!という困った性格なのだ。留学してたよねと言われると恥ずかしくなる。ほとんど遊んでバイトしていただけで、ただ勉強が好きだったので帰ってきてから英語の仕事にありつけた。



ワーホリに行くのを迷っているなら行くがいい。日本でやっていることを一旦全部捨てることになるが、それがいい。真価が問われる。帰ってきてから話が合わなくなる友達もいる。ワーホリに行かずに35歳になった自分を想像するのは難しいだろうが、想像してみて嫌だったら、行くしかない。渡航先で酷い目に遭ったとしても命を落としたとしても、他にやりようがなかったのだ。

ただし、十分な資金は確保していくように。僕の場合は資金準備が中途半端だったのでバイトに時間をとられてしまった。現地でのバイトは貴重な経験だが、よほど高度なものでもないかぎり、無闇に時間を取られるのはよくない。毎日食パンで生きてる人もいてそれはそれで僕は好きだっのたが、金がないと地理的な行動範囲も交友関係も限られてしまって何をしにきたのかわからない。

お金が無限にあるからといって長々とホームステイするよりかは、シェアハウスに住んでイライラすることをおすすめする。国籍で人を決めつけるのは基本的に良くないことだが、やはり国によって生活の癖がある。匂いのきついものが冷蔵庫に入っているとか、勝手に人ものを食べるとか、平気で大声で喋ってるとか、建前がすごい、そこで怒る?!とかで、イライラすればいい。自分も相当イラつかせているに違いないのだ。良いルームメイトに恵まれることももちろんある。でも僕は帰ったら一人の時間も欲しいので原則としてほっといてくれ。

完全に英語以外の目的でワーホリに来ている人もいた。デザイン関係と調理師関係の人など。英語の勉強をしていなかった。まずはまともに喋れるよう勉強しようぜ。じゃないと文字通り、話にならない。でもチャラチャラ英語やりに来ている人に比べれば熱意は圧倒的だったので何か大きなものを得たはずだ。

僕はオーストラリアが終わったら次はカナダに行くつもりで、そんなことをいろんな人に言いふらしていたが、結局オーストラリアの後半で疲弊してお腹いっぱいになってしまった。バラ色の生活にありつけていたら、オーストラリア延長したかカナダに行ってかだろうな。カナダにも行ってみたかったなと今でも思うけど、あんな気持ちと経済状況では行けたわけがなかったのでよしとする。



ワーホリ行こうか迷っているというツイートを見て、自分のワーホリ観はどうだったかなと好き勝手書いてみた。帰国直後だとまた違った内容になっていたと思う。帰国してもう8年も経つが、時間が経つほど、ワーホリ行ってよかったなぁという感覚が大きくなっている。ワーホリで折り目をつけるだろ、そこからワーホリに行かなかった場合の自分から逸れていくだろ、進めば進むほど大きく。そんな感じだ。