2016年12月30日金曜日
ありがとうございました、2016年でした~
青春きっぷで大阪に向かっています。
節約の意味だけでなく、新幹線でぶっ飛ばしてよりはガタンゴトンと帰りたい気分だったので。
年末だからか、いつも空いている印象の強い静岡県も乗客が多いです(明らかに大荷物を持って移動中の人たち)。
一年は早いな~と一般的には言われるものですが
僕の2016年は2.5年分はあったように感じました。
年始のシャイニーズワンマン(エレキでサポート)、
春は東西で自主企画、
初夏のワンマン、
夏に転職ついでに札幌一人旅、
秋はピアノを弾きすぎて腱鞘炎のようになり、
冬はまた有意義なライブが続々。
今年はなんと言っても1月に出させてもらった高円寺リーフでの大所帯企画ライブがマイルストーン(日本語で何)となりました。
そのときの繋がりであとあとになってお誘いを頂くことが多かったし、
それまでのコミュニティとは少し違う世界の人たちとも繋がることができました。
「少し」が重要で、違いすぎると相乗効果が生まれないもんだと思います。
もちろんそれ以外にも
自分が動くというよりは人のつてで音楽活動が拡大し、
まさに連鎖反応だったと言って差し支えない。
むしろ意識してセーブしないといけないほどであり、
みなさんのおかげです。
2016年のライブを見返すとブッキング出演は前年に比してめっきり減って、
ほとんどが誰かのイベントでしかもいろんなハコでやってますね 。
僕としては理想的です。
これからもみなさんの期待を裏切らないように、
ゆるいながからもがんばっていきます。
自分がライブをやる機会も多くなりましたが、
もちろん見る機会も多かったです。
今年特に感じたのは、
「求められたいなら与えすぎないこと」です。
いくら美味しいものでも満腹以上に食わされると、
二度と食べたいと思わなくなることもある。
あ~また食べたいのにぁ~…でお預けするほうがいいんですよね。
これはお笑い的な考え方かもしれません。
そういうのもあり、自分のステージでは曲を詰め込まないようになってきました。
MCもセカセカしないし、そのほうが良さそう。
となるとしかしながら曲数が減りますね、これじゃ楽しみにしてくれている方に申し訳ない。
というわけで冗長な作曲はやめようと以前にもまして意識しています。
コンパクトで満足感を与える作曲はなかなか骨の折れるものではありますが。
ただ短けりゃいいとは思ってませんよ。
あとはオバタケン以外の活動として、
初夏ころから電気茶道部というユニットでマスコットキャラの手人形と声をやってます。
1~2ヶ月に一回。
あとは秋から山川タカシさん率いる火の玉ボーイというバンドでスタジオに入ったりしてます。こちらはドラムです。
年明けは山口土下座とバズーカフライデーズでエレキギターを弾きます。
こういうのをさせてもらうとやはり自分は裏方の方が好きだなぁと感じますね…
どれも、ソロの活動や仕事に支障がないようにやらせてもやってます。
2016年が2.5年分もあったもうひとつの要因は転職です。
まったくの同業他社なので、やることは9割同じで、ただ勝手が違うだけ。
これが逆にやっかいで、「やって当然」「やらなくて当然」の見当がつかないんですね。
仕事としては環境・待遇の両面で劇的に改善しました。
それでも転職したら3ヶ月は新人でありマイルドな生き地獄です、どこでも。
もう慣れてきましたのでいい感じですよ。
翻訳者でフリーになることも考えてましたが、
この種類の翻訳なら雇われているほうが遥かにメリットが多いように思います。
平日のライブは入れにくくなり、
ブッキングにはほとんど出なくなり、
まぁそれでいいのでしょう。
来年は本年にも増して、意味のあるライブをやっていきたいです。
僕はもともと、歌が好き!歌いたい!見られたい!てのがなく、
有名になりたくもないので
ライブの本数を増やす理由がありません。
でもオーディエンスに何かを与えられるようなライブならばしっかりやっていきたいのです。
肩揉みに匹敵する程度の何か。
伝えたいメッセージなどはありませんが、
自分の存在が音楽ファンの娯楽となればいいなと思ってます。
自然とそう思えたのはたぶん今年から。
関わってくださるみなさん全員と握手がしたいですが無理です、サンキュー!
それではまた来年。
よいお年を。